バターのおすすめ20選！スーパーで買える市販の安い商品も｜料理やトーストに

バターは食卓に不可欠とされる代表的な食品です。パンに塗るだけでなく、お菓子などの調理に材料としても使われます。そのため、スーパーなどの実店舗や通販でも気軽に入手できます。

また、バターは国内外のさまざまブランドが販売しています。ブランドによって異なる味わいや風味を楽しめるだけでなく、相性がいい料理も異なります。そのため、料理をより美味しく楽しみたい方におすすめです。

この記事では、種類別におすすめのバターだけでなく、選び方や国内外の人気ブランドを紹介します。参考にしながら、自分にぴったりのバターを見つけてください。

食卓に並ぶ機会が多いバターですが、ぴったりのものを見つける際は基礎知識を深めながら探してください。生産方法やマーガリンとの違い、カロリーなど健康面に関してなどを解説します。

バターの原料は基本的に牛乳です。具体的には、牛乳の脂肪分を固めたものです。しかし販売しているブランドによっては、クリームを原料に使う場合もあります。

製法としては牛乳を容器に入れて素早く回転させ、その力で牛乳を分解させていきます。振り分けられた脂肪分はまだ不要な部分が残っているので、複数回繰り返して取り除くと、バターが完成します。余分なものを取り除く過程で、乳酸菌や食塩を加える場合もあります。

バターのカロリーは、他の食品よりもやや高めです。有塩の場合は100gで約750キロカロリーになります。12gを大さじ1とすると、89キロカロリーです。無塩バターの場合は、100gで約740キロカロリーと、やや高くなります。糖質は少ないものの、脂質を多めに含んでいるためです。

しかしバターは消化がいい食べ物なので、エネルギーに変換しやすい点がメリットです。そのため食べ過ぎなければ体に問題はありません。

バターとマーガリンの違いとして、まず使われている材料が異なります。バターは牛乳から得られる乳脂肪から作られています。一方、マーガリンは食用油脂を原材料としています。

また、JAS規格では乳脂肪分が80％以上になるものはバター、油脂などの含有量が80％以上はマーガリンに分類する基準が設けられています。どちらも基準にも満たない、80%未満のものはファストブレッドに分類されます。

バターを購入する際は、種類・産地・製法・認定マーク・予算に分けると見つけやすいです。また、食塩の有無も確認してください。具体的にどういった選び方をするのか解説するので、参考にしながら探してください。

バターは大きく分けて有塩バター・食塩不使用バターの2種類に分けられます。それぞれどういった違いがあるのか紹介するので、自分の好みと照らし合わせてください。

バターそのものの風味を楽しみたい方や料理にバターを使う機会が多い方は、有塩バターがおすすめです。有塩バターは、長期保存や味にコクを生み出すのを目的としてバターが加えられているのが特徴です。単体でも美味しく食べられますが、料理に使うと加えられた塩がマッチしてより美味しく仕上がります。

お菓子作りにバターを使うなら、食塩不使用バターを選んでください。食塩不使用バターは食塩が使われていないので、料理そのものの味わいや風味を変化させずに作れます。クリーミーな味わいと風味が特徴なので、バケットとも相性がいいタイプです。

バターは、発酵バター・非発酵バター・グラスフェッドバターの3種類があります。それぞれどういった特徴を持つのか紹介するので、参考にしながら自分の好みのバターを見つけてください。

海外産のバターを購入するなら、発酵バターがおすすめです。発酵バターは海外ではポピュラーなタイプで、乳酸菌などを使いながら発酵させて作られています。この製法にって乳酸菌が含まれており、腸内環境を整えてくれる効果も期待できます。国産とは異なる独特な風味と味わいが楽しめます。

非発酵バターは、トーストなどに塗って食べると美味しいタイプです。発酵していないクリームを材料にして作られているバターなので、他のタイプよりもクセがなく食べやすい点が挙げられます。また、日本ではスタンダードなタイプなのでトーストだけでなく、調理に使うのもおすすめです。

グラスフェッドバターは、健康志向の方に人気が高いタイプです。グラスフェッドバターは原材料となる牛乳を出す牛の飼育管理を徹底しており、質の高い原料で作られています。そのため、製法は同じでもグラスフェッドバターは他のタイプよりも芳醇な香りと濃厚な味わいが楽しめます。

バターは国内外で生産されている食品です。国産・外国産では異なる風味や味わいを楽しめます。具体的にどういった魅力があるのか紹介するので、バター選びの参考にしてください。

食べやすいバターを購入するなら、国産がおすすめです。国産のバターはさまざまなブランドで販売されていますが、北海道産のものが人気です。北海道特有の緑豊かな大地で育てられた牛からとれた牛乳によって作られたバターは、スーパーなどの実店舗だけでなく、お土産としても販売されています。

海外産のバターで特に人気が高いのが、フランスブルターニュ地方です。牛の飼育管理からこだわりを持っており、乳製品が有名な地方でもあります。同時に塩の産地でもあり、バターを作る際も高品質のものを原料として使われているのが特徴です。またレモンやゆずなど一風変わったバターもあります。

バターは製法によって、風味に違いが出てきます。スタンダードな製法として挙げられるのは乳酸菌などを使った方法で、大量に生産できるのでスーパーなどの実店舗で売られているものが多いです。価格も安めなので、比較的入手しやすい点もメリットです。

他にも、ヨーロッパ地方ではスタンダードな生クリームと乳酸菌を使った製法があります。スタンダードな製法と違うのは、柔らかいバターなので切り分けがしやすいです。

特に海外産のバターを購入する際は、認定マークをチェックしてください。国内外で売られているバターの種類は豊富なため、品質などにも違いが出てきます。

そのため、海外ではA.O.Pと呼ばれる認証制度が設けられており、設けられた基準を満たしたものにだけ認定マークがつけられます。マークの有無によって品質がわかるので、バター選びに困ったときにおすすめの見分け方です。

バターを購入する際は、価格の確認も大切な要素です。国内外のブランドで販売されているので、製法も異なります。また、種類や食塩の有無によっても価格が変動する場合があります。そのため、自分の好みに合わせつつ、予算と相談しながらぴったりのバターを選んでください。

バターは国内外のさまざまなブランドで販売されています。ブランドによって異なる風味や味わいを持っているので、調理するメニューなどによって使い分けるのもおすすめです。特に人気が高い国内外のブランドをピックアップしているので、参考にしてください。

よつ葉バターは国産ブランドで人気が高い商品として挙げられます。北海道で作られているバターなので柔らかいだけでなく、風味や味わいが豊かな点が魅力です。また、スーパーで販売されているので入手しやすいです。そのため、下記の方におすすめです。

• 柔らかいバターを使いたい方
• 食事や調理にバターを使う機会が多い方

明治バターは、さまざま種類のバターを取り扱っている企業です。高いシェア率を誇る北海道産のバターなどの商品が、スーパーなどで気軽に購入しやすい点もおすすめです。そのため、以下の方におすすめです。

• 安価なバターを探している方
• 料理に合わせて使い分けしたい方

カルピス特選バターはカルピス飲料を販売している企業で、カルピスを作る過程で得られた脱脂乳を使って作られているのが特徴です。また、お菓子や料理の材料として相性がいいです。そのため、下記の方から人気が高いです。

• ハイブランドのバターを購入したい方
• 国産のバターを味わいたい方
• 料理をする方

エレシバターはフランス発のメーカーから作られた商品です。乳製品の産地として有名な地域で作られているので、材料として使われる牛乳なども高品質のものが選ばれています。クリーミーな口当たりが楽しめる発酵バターが人気です。そのため、以下の方におすすめです。

• 発酵バターが好きな方
• 高品質なバターを求めている方
• 海外産のバターを探している方

食パンに塗るだけで美味しく食べられるバターは、調理するうえでも欠かせない食品です。バターを使って作れるレシピをピックアップしているので、気になる方はチャレンジしてください。

カレーが好きな方にはバターチキンカレーがおすすめです。インド料理ながらも辛さは控えめで、バターのコクとカレーのスパイシーがマッチしている点が魅力です。作り方は下記になります。

• 食べやすい大きさにカットした鶏肉を、ヨーグルトとカレー粉に混ぜたものに漬ける。
• フライパンにバターを溶かしたら、トマトの水煮を入れる。
• 沸騰したら漬けた鶏肉と残った汁、鶏がらスープを入れて混ざたら、弱火で20分くらい煮込む。
• 最後に牛乳を混ぜて、再び5分ほど煮込む。最後に塩を加えて味を調整したら完成。

バターナッツかぼちゃは、冬かぼちゃに分類されるかぼちゃです。ナッツに近い風味と味わいが特徴なので、バターを使うならシンプルなレシピがおすすめです。作り方は以下になります。

• バターナッツかぼちゃをいちょう切りで食べやすいサイズにカットする。
• フライパンにバターを入れて溶かしたら、バターナッツかぼちゃを炒める。
• 火が通ったら塩コショウで味を調整すれば完成です。

バターサンドはギフトとしても人気が高いスイーツですが、市販のビスケットなどを使えば簡単に手作りできるスイーツで、無塩バターと相性がいいです。作り方は下記になります。

• バターは常温に戻しておきます。その間に、ホワイトチョコレートを湯せんして溶かしてください。
• 溶かし終わったら無塩バターと一緒にレーズン・ラム酒などお好み材料を入れたら、しっかり混ぜ合わせます。
• 最後に混ぜたものをビスケットに挟んだら完成です。

日常的にバターを楽しむなら、バターコーヒーがおすすめです。簡単なアレンジレシピながら、満腹感を得られやすいため、ダイエットをする方を中心に人気が高いです。また、栄養素も豊富なので忙しくて時間がない時の朝食にもぴったりです。レシピは下記になります。

• お好みのコーヒーを通常の手順で入れる。
• バターとココナッツオイルを入れてください。目安はバター5gで、ココナッツオイルは小さじ1くらいが丁度いいです。
• そのまま混ぜれば完成です。しっかりかき混ぜるなら、フローサーやチェイカーを使うと上手くできます。

バターは空気に触れると酸化する性質があり、時間経過で本来の味わいや風味が落ちやすいです。また、開封後は衛生面も悪くります。バターケースは酸化しにくい環境で管理しやすいのがメリットです。バターナイフはバターの切れやすいデザインになので、欲しい分だけ切り分けやすいです。

バターを美味しく楽しみたいなら、バターケースやバターナイフの購入を検討してください。詳細についてこちらもあわせてご覧ください。

バターは使い方によって食卓を豊かにしてくれる食品です。国内外のブランドによってバターの風味や味わいが異なるので、自分の好みだけでなく、レシピに合わせながらぴったりのものを選んでください。また、購入後は管理しやすいバターケースや切り分けやすいバターナイフを使うのもおすすめです。