北海道バターおすすめ7選｜お土産に人気の北海道でしか買えないバターも

北海道は日本を代表するバターの名産地です。十勝・釧路・根室などの酪農地に恵まれており、広大な自然の中で育つ牛はストレスが少なく、良質なミルクを提供します。洋菓子をはじめとする北海道名産スイーツも、北海道バターなくしては成立しません。

しかし、ただ北海道バターといってもさまざまなタイプにわかれており、発酵・非発酵で異なるほか有塩・無塩の違いもあります。それぞれの特徴を把握し、自分の好みに近い商品を選ぶアプローチが必要です。

以上を踏まえ、本記事では北海道バターの選び方・人気の高級メーカー・おすすめ商品7選を紹介します。北海道バターを使ったおすすめスイーツもピックアップしますので、ぜひ最後までご覧ください。お取り寄せやお土産選びにもぜひ検討してください。

北海道は日本を代表する自然の宝庫です。十勝・釧路・根室など酪農の盛んな地域が多く、雄大な自然の中で育った牛は上質のミルクを提供します。そのミルクから生成されるバターは、豊潤でコク深い味わい。雑味の少ない自然な旨味を感じられる点でも人気です。

北海道バターはスーパーで買える格安品から、有名ブランドの高級品まで種類豊富です。格安品であれば400円程度で購入できる一方、高級品は3,000円程度する場合も。ちなみに高級品でも、外国の有名バターブランドと比べると親しみやすい値段と言えます。

北海道バターは名産物の1つであり、お土産品として使い勝手抜群です。格安品から高級品まで種類豊富なため、予算や贈答先に合わせて好みのものを選べます。また日持ちしやすいほか、酒・ジュースといった飲み物と比べて重量が少ないため、現地の店頭品をそのまま持ち帰れる点も魅力的です。

非発酵バターは乳酸発酵させずに生成するバターです。生乳から採取したクリームを加熱・殺菌し、脂肪分のみ抽出して練り合わせます。発酵バターと比べてクセが少なく、さっぱりとした風味が特徴。甘性バターと呼ばれる場合もあります。

発酵バターは殺菌したクリームに乳酸菌を加え、発酵させて生成するバターです。遠心分離技術の発達に伴って昔ながらの発酵バターは作られなくなっていたものの、ヨーロッパで新たな生成方法が確立され、現在に至っています。発酵に伴うバター特有の風味・コク・香りが魅力です。

無塩バターは製造過程で人工的に食塩を加えないタイプです。バターの原料である生乳には微量の塩分が含まれるものの、食塩を含まないため「食塩不使用バター」とも呼ばれます。

バター本来の風味を引き出すのに適しており、料理・お菓子作りにぴったりです。ただし有塩タイプと比べると日持ちしにく、長期保存には不向き。特に開封後は素早く使い切りましょう。

有塩バターは製造過程で人工的に食塩が加えられるタイプです。バターに塩分を含むため調味料として役立ち、トースト・パスタ・炒め料理などと相性抜群。一般的なスーパーに陳列されているバターの多くは有塩バターです。無塩タイプと比べると日持ちしやすく、未開封ならおおよそ6ヶ月程度保存できます。

店頭でパッケージを確認したり、通販で仕様情報をチェックしたりするタイミングに合わせて賞味期限・容量にも目を配りましょう。具体的には世帯人数・消費ペースを考慮し、期限内に使い切れるかを見積もるのがポイント。開封後のバターは少しずつ劣化するため、必ずしも期限の長いものがいいとは限りません。

北海道バターはお土産・贈答品としても高い人気があります。プレゼントを前提とする場合は包装・デザインのおしゃれなものを選びましょう。極端に高額なもの・華美なものは相手にプレッシャーを与えてしまうため、さりげないセンスを感じさせるものがおすすめです。

北海道バターの中でも、北海道限定品は希少価値があります。地域限定で販売されているため、北海道以外の地域にあるスーパー・コンビニなどでは購入できません。ただし一部のメーカー品ではネット通販を行っている場合があるため、ECサイトをチェックしてみましょう。

雪印メグミルクは黄色のパッケージが目を引く、スーパーでおなじみのブランドです。家庭向けに有塩・無塩タイプを両方提供しているほか、塗りやすいソフト＆バター・切れてるバターといったユニークな商品をラインナップしています。大容量の業務用商品「雪印バター」も人気です。

よつ葉バターは北海道のよつ葉乳業㈱が展開する、業務用バターブランドの代表格です。十勝平野の大自然で暮らす牛の生乳を原料としており、豊かな風味とコク深い味わいが魅力。箱詰めタイプのほか、おしゃれな瓶入りタイプの商品も提供しています。

山中牧場は牛の乳製品・黒豚製品に特化したメーカーです。バターのラインナップは「プレミアムバター」2種類のみ。種類の違いとして、赤の缶に入った発酵タイプ・青の缶に入った非発酵タイプで分かれています。缶のデザインが非常におしゃれなため、プレゼント・お土産用にもおすすめです。

北海道乳業はバターのほかミルク・デザートなど、乳製品全般を取り扱うメーカーです。スーパーでおなじみの「北海道乳業バター」のほか、瓶入りの高級品「北海道手造りバター」が有名。「北海道手造りバター」はパッケージともども見栄えがいいため、お土産用としても高い人気があります。

トラピスト修道院は、カトリックの修道会の1つであるトラピスト会（厳律シトー会）の修道院です。北海道では「燈台の聖母 トラピスト修道院」の通称として定着しています。伝統的な製法によって作られる乳製品・洋菓子は非常に質が高く、特にバターは北海道名産品の1つに数えられています。

多くの北海道バターは1回の食事ですべてを使い切れません。そこでバターカッターを用意し、開封後に素早く小分けしましょう。バターカッターは5gもしくは10gごとにカットするように設計されており、ひと押しで20～40等分できる優れものです。

小分けしたバターは食事に必要な分だけ取り出し、残りは冷蔵庫で保存するのがおすすめです。

上質なバターは空気に触れると風味が損なわれてしまいます。バターをバターカッターで小分けにした後は、冷蔵庫に入れる前にラップで個包装しましょう。ラッピング後にタッパーのような密閉容器に入れると効果大です。

マルセイバターサンドは六花亭の看板商品です。マルセイの由来は北海道バターを初めて商品化した晩成社の「成」にちなみ、〇に成の字を入れて名付けたもの。北海道バター・ホワイトチョコレート・レーズンが入ったクリームを対のビスケットで挟み込むモダンなスタイルで、1977年よりロングセラーを記録しています。

おすすめメーカー・ブランドとしてご紹介したトラピスト修道院は、お菓子の品質も抜群です。名物のトラピストクッキーは伝統的な製法による発酵バターのコクと、風味豊かなバターミルクによる絶妙な味わい。レトロ調のおしゃれなパッケージも見どころです。

赤城乳業のかじるバターアイスは2021年初頭に発売されて間もなくSNSで話題を集め、短期間で完売した大人気商品です。リクエストに伴って2022年9月より再発売されました。北海道産発酵バターを採用した濃厚な味わいがクセになる1品です。

北海道バターは海外有名ブランドに劣らない品質を良心的な価格で実現しています。日本人の味覚に合ったクセの少ない味わいも大きな魅力です。ぜひ本記事を参考に、北海道バターで美味しい料理を作ってください。

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