100色の色鉛筆おすすめ10選｜人気のメーカや選び方を徹底解説！

子どもの頃に塗り絵などで一度は手にしたことがある色鉛筆ですが、近年は大人の塗り絵が流行っていることもあり、年代を問わず注目されています。色鉛筆といえば12色・24色・32色あたりがメジャーでしたが、今は100色入りの色鉛筆が売り上げ上昇中です。

より細かに色を使いわけ、本格的な絵に挑戦する人も増えている中で100色の色鉛筆が人気となっています。しかし、100色入りの色鉛筆はお値段も安くはないため買って失敗はしたくないものです。そこで今回は選び方や、人気の色鉛筆メーカーの情報などを詳しくご紹介します。

100色の色鉛筆が気になっている方や購入を考えている方は、ぜひこの記事を参考にして色彩溢れる趣味を楽しんでください。

100色入りの色鉛筆の主なメリットは3つあります。

1. リアルで繊細な色使いの絵に挑戦できる
2. 初心者でも混色が楽にできる
3. インテリアとしても映えて、プレゼントにおすすめ

色数が多いということは、それだけリアルな色の再現が可能となります。また、「初心者にはこんなに数が多いと使いにくいのでは？」と思われがちですが、実は少ない色でグラデーションを作ることは大変難しく、数が多いほうが近い色同士で簡単にグラデーションを作れるのです。

見た目にも豪華な100色の色鉛筆は、プレゼントとしても喜ばれます。

100色入りの色鉛筆の主なデメリットは3つあります。

1. 高価な物が多い
2. 決まったメーカからしか発売していない
3. 持ち運び（外で描きたいときなど）にかさばる

やはりたくさんの色が詰まった100色入りの色鉛筆は、値段も高価になってしまいます。さらに、実際に多色を使った色鉛筆はどの文具メーカーからも発売されている訳ではないため、自分の好きなメーカーでは作っていない可能性もあります。

またサイズも大きくなるため、外で写生をしたい場合は荷物になりますし、中身を紛失しないような注意も必要です。

色鉛筆はどれも同じに見えますが、芯の硬さに違いがあります。硬さに関しては、描き手側の好みも入ってきますが、とくに初心者の方は下記に注目して選ぶことをおすすめします。

• 硬い芯｜輪郭など線を描くのに向いている
• やわらかい芯｜絵を塗りつぶすのに向いている

もちろん使い慣れていくうちに、それぞれの芯の使い方にもオリジナル性が出てきますが、まずどちらを買ったらいいのかを迷った場合はこちらを参考にしてみてください。

色鉛筆の太さも、発売しているメーカーによって異なります。細かいものを書く時は細いもの、幅広い場所を描くには太いものがおすすめですが、100色セットの場合は太さも統一されています。そこで、まだこだわりがないのであれば、太めの色鉛筆をおすすめします。

色鉛筆は削って使うものなので、太いタイプでも状況にあわせて芯を細くできます。初心者の方はまずは太いタイプを買って挑戦してみましょう。

色鉛筆には水性と油性があり、それぞれ特徴が異なります。どちらを選ぶかは、自分の描きたい絵のテイストにあわせて決めましょう。

■水性の色鉛筆

• 水筆でなぞり水彩画風の絵が描ける
• 水彩紙を使う、ツルツルの紙は向かない
• にじみやぼかしなど軽やかさが出る
• 表現の幅は広いが水、筆、紙など準備が必要

■油性の色鉛筆

• 描き重ね、塗り重ねで油彩画のようになる
• どんな紙でも大丈夫
• 厚みと深みが出る
• 他に準備するものはなく、手軽に使える

もともと色鉛筆の値段はピンキリですが、100色入りとなると高額になります。1万円を切るものもありますが、大体2万円前後のものが一般的です。100色入りは、プロ仕様や高機能なものが多いため、安いものから始めたい方は色数の少ないものや、初心者用をチェックしてください。

いい色鉛筆を選ぶポイントは、自分が描きやすいかの相性もありますので、無理をしていきなり高額なものに手を出すのはおすすめできません。

サクラクレパスは色鉛筆とクレヨンを掛け合わせた、クーピーという商品が有名なメーカーです。創業100周年を記念し、100色のクーピーセットが販売されています。新色のパールカラーも含まれていて、黒い紙に描いても映える特別セットです。

サクラクレパスのクーピーは柔らかく伸びがよいのが特徴で、広い面・細かい面のどちらも塗りやすく子どもから大人まで長年愛されています。発色もよく、描き方によってさまざまな表現ができる点が魅力です。

三菱は「uni」というブランドで色鉛筆を展開しています。そこで発売されている100色の色鉛筆は、油性でクリアな色調・均質な着色・ほどよい硬度と高品質なプロ仕様の色鉛筆です。芯折れが起こりにくく、無駄なく簡単に好みの細さに削れます。

三菱独自の新開発特殊合成ワックスを配合しており、さまざまなタイプの紙面になじむので、美しく着色・発色します。

Marcoは筆付きの水彩色鉛筆で、すぐに彩色が楽しめます。パステルカラーよりの色が多いのが特徴で、明るいテイストの絵を描きたい方におすすめです。色の伸びがよく、本格的な水彩画風の色塗りを再現できます。

100色セットは油性タイプが多く水性タイプは珍しいので、水性での着色に挑戦したい方はぜひチェックしてください。

ファーバーカステルは油性の色鉛筆で、お値段も手ごろなため初心者の方におすすめな色鉛筆です。高品質な顔料成分でつくられており、筆圧の強弱で表現にメリハリをつけることができます。

油性ですが、テレピン油（木材用塗料の溶剤）を水に薄めて使うと、水彩とは違ったぼかしも表現できます。まずいろんな色を試して絵を描いてみたいといった方は、ぜひチェックしてみてください。

色鉛筆を購入したら、やはり実際に色を塗って楽しむのが醍醐味です。そこで色鉛筆と一緒に購入しておきたいグッズをご紹介します。

• 大人の塗り絵など、塗り絵の本
• スケッチブック
• 鉛筆削り器
• 画版
• 水性の場合は筆と水入れ

「いきなり絵を描くのはちょっと自信がない」という方は、まずは塗り絵の本で色鉛筆の使い心地を試してみましょう。

すぐに絵を描き始めたい人は、スケッチブックもあわせて購入しておくと便利です。また、色鉛筆に欠かせない鉛筆削りも、芯先の太さが選べるタイプなどさまざまな種類があるので、あわせてチェックしてください。

初心者だけど、せっかく色鉛筆を購入したなら自分でいちから絵を描いてみたい！という方には、色鉛筆で描くイラストに関する書籍も多く出版されています。初心者でもわかりやすいように、描き方や使い方が解説されています。

塗り絵に関しても、ちょっとしたテクニックでガラッと雰囲気がかわるポイントを教えてくれる書籍があります。色鉛筆を最大限楽しむために、こうした書籍も活用していきましょう。

100色の色鉛筆は、見ているだけでも色の世界が広がりワクワクしてくる文房具です。いろんな色を使っていくことで想像力も広がり、子どもも大人も新しい世界を見つけて楽しめます。100色の色鉛筆が気になっている方は、ぜひこの記事を参考に購入を検討してください。

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