ポリクロモスの色鉛筆のおすすめ10選｜36色・120色セットやバラ売りも紹介！

絵を描く際に、人によってはクレヨンやクーピーだと力が入りすぎて折れてしまう場合も少なからずあります。その点色鉛筆だと折れにくく色の数も多いため、本格的に絵を描きたい・お絵描きを楽しみたい場合でも快適に使いこなせます。

その色鉛筆の中でもより明るい絵に仕上げたい方におすすめなのが、ポリクロモスの色鉛筆です。ポリクロモスの色鉛筆はセット売りしているものも多いですが、なくなった色だけ付け足せるようにバラ売りをしているのも特徴です。大人の塗り絵などに使用している方も多いです。

今回は、そんなポリクロモスの色鉛筆のおすすめ商品と選び方を幅広くご紹介します。ポリクロモスならではの特徴や色鉛筆の本数別など、さまざまなポイントから解説しますので、ポリクロモスの色鉛筆選びの参考にしてみてください。

そもそもポリクロモスとは古代ギリシャ語で多くの色を意味しており、従来の色鉛筆が水性の色鉛筆であるのに対し、ポリクロモスの色鉛筆は油性です。そのため水性の色鉛筆ではしにくい重ね塗りも、ポリクロモスの色鉛筆であればできるのも嬉しいポイントです。

このポリクロモスの色鉛筆を販売しているのが、ドイツの筆記用具ブランドの1つであるファーバーカステルです。このファーバーカステルこそが、鉛筆の基礎を作ったといっても過言ではなく、鉛筆の六角形や世界初の製造などをした経歴をもっています。

ポリクロモスの色鉛筆ならではの特徴はさまざまあります。どのようなものがあるのか、いくつかピックアップしてご紹介しますので参考にしてみてください。特に、油性の色鉛筆を使って絵が描きたい方は必見です。

色鉛筆は高級なものになればなるほど芯がやわらかくなりがちですが、ポリクロモスの色鉛筆は高級な色鉛筆にもかかわらず少し硬めなのが特徴です。硬めの芯で描く絵は細い部分まできれいに正確に描けるので、より細かな部分まで再現した絵を描く方にもぴったりです。

また描き心地もなめらかで、重ね塗りをしてもきれいに色を重ねられるため、満足のいく出来になりやすいです。

色鉛筆には水性・油性含めブランドやメーカーによって、それぞれ描いた際の発色が異なります。落ち着いた発色や暗めの発色などの色鉛筆もありますが、ポリクロモスの色鉛筆の発色は明るく淡い色を出せるのが特徴です。

なかなかここまで明るい発色する色鉛筆もなく、ポリクロモスならではといっても過言ではありません。絵を描いた際に、まるで太陽や電気の下にいるかのような明るい絵になります。

ポリクロモスの色鉛筆で描いた絵のタッチはとてもやさしく、明るい雰囲気になります。色によってはパステルカラーのような淡い色もあり、やさしく明るい中にも落ち着いた雰囲気を兼ね備えています。ふんわりとした色鉛筆らしい絵を描きたい方にぴったりです。

ポリクロモスの色鉛筆を選ぶポイントは、さまざまあります。色鉛筆の本数別やレベル別など、さまざまなポイントをご紹介しますので、色鉛筆を購入しようと思っている方も必見です。

ポリクロモスの色鉛筆は、セット売りになっているものも多く、そのセットの本数もそれぞれ異なります。セット売りの購入を考えている方は、参考にしてみてください。

色鉛筆をどれにしようか迷っていて、試しにポリクロモスの色鉛筆を使ってみたい方には、12色セットがおすすめです。色数は多くありませんが、ポリクロモスの色鉛筆の描き心地や重ね塗りなどを体験してみたい方にはぴったりで、色鉛筆の入門編とも表現できる本数です。

ポリクロモスの油性色鉛筆をより多く試してみたい方には、24色や36色セットがおすすめです。これだけの本数があれば描けるものも広がるので、油性色鉛筆で絵画を描く練習をする方にもぴったりです。色の重ね塗りなどもより多く試せて便利です。

本格的に油性色鉛筆で絵画を描きたい方には、64色や72色セットがおすすめです。64色や72色あれば多くの色を使う風景画などを、より鮮明にリアルに描けます。ポリクロモスの色鉛筆は油性色鉛筆ですが、濃い色ではなく明るくやさしい色になるので、やわらかいタッチで絵を描きたい方にもおすすめです。

絵画をより細部までこだわって描きたい方には、120色セットがおすすめです。ポリクロモスの色鉛筆ではこのセットが最大本数で、収納ケースを見ても細かくグラデーションに並べられているので、まさに壮観とも表現すべき、きれいな見た目です。

セット売りのみで販売している色鉛筆も多いですが、ポリクロモスの色鉛筆はバラ売りもしています。ものによっては欲しい色がなくなると全部買い替えの場合もありますが、ポリクロモスの色鉛筆はなくなった色だけを買い足せるのでとても便利です。

ファーバーカステルの色鉛筆は、初心者からプロまで幅広い方が扱えるようになっているのも特徴です。初心者やプロなどの色鉛筆の違いははっきりしていて、初心者やお子様用の色鉛筆が赤缶・上級者が青缶・プロが緑缶です。

赤缶の色鉛筆は安全基準を満たしているものですので、お子様のお祝いでプレゼントする方が多いのも特徴です。

カリスマカラーとポリクロモスは、その描き味だけをとってもまったく異なります。たとえばカリスマカラーは芯がやわらかく、まるでクレパスのように塗れるのが特徴で、対してポリクロモスは芯がやや硬く、細かい部分でもきれいに塗れます。

絵のできあがりとしてはカリスマカラーがはっきりとした色に仕上がり、ポリクロモスはパステルカラーのように、ふんわりとした見た目の仕上がりになります。ですので、どっちがいいか迷っている方は、絵の仕上がりを参考にしてみるのもおすすめです。

ポリクロモスの色鉛筆で描く絵は、やさしいタッチのやわらかい色合いに仕上がりますが、その中にも奥深さがあります。ポリクロモスのさまざまな色鉛筆を使用して、自分だけの絵を描いてみてください。こちらもあわせてご覧ください。