【片目一重を二重に】片目だけの整形はできる？費用はいくら？ダウンタイム・手術のリスクも解説！

結論、片目だけの二重整形は可能です。ただし、クリニックによっては施術を断られたり、そもそも片目のメニューがない場合もあります。また片目の二重整形ができるクリニックでも、バランスを良くするために両目の整形を勧められるケースもあります。

そこで本記事では、片目だけ二重整形するメリットやデメリット、費用相場やリスクについて幅広く紹介します。併せて片目の二重整形ができるクリニックも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

人には「右利き」「左利き」といった利き手があるように、目にも無意識によく使う利き目があります。利き目を極端に使い過ぎてしまうと、使っている方の目は筋肉がつき、まぶたが厚くなる傾向です。

一方利き目でない方の目はまぶたの筋肉が衰えてまぶたがたるむ傾向にあります。その結果、利き目でない方の目だけが一重になってしまう可能性が高いのです。左右で見え方の違いが大きい場合、利き目にかかっている負担が大きいと考えられます。

皮膚のたるみや老化によってまぶたが次第に下がり、一重になるケースがあります。特に皮膚のたるみは日常生活の癖が原因になりやすいです。たとえば、二重のりのようにメイクで二重を作っている方は、使い続けていると皮膚がたるみやすくなります。

また、洗顔で顔を強くこすっていたり、花粉症やアレルギーなどで頻繁に目をこする癖がある方は注意が必要です。目をこすっているとまぶたの皮膚にダメージが蓄積し、たるみの要因となります。

まぶたの筋肉が低下して皮膚のたるみの進行が進んでいる状態は、眼瞼下垂の可能性があります。眼瞼下垂の方は、目を開いていても黒目が大体7割以上隠れていて、視界に支障が出ている状態です。意識して目を開いている方も多く、まぶたの動かし方が偏ると左右差が生じやすくなります。

眼瞼下垂はまぶたを上げる機能が低下している状態であり、二重整形をするだけでは根本的な解決にはなりません。眼瞼下垂と診断された場合は、まず眼瞼下垂手術を受ける必要があります。なお、手術後に二重整形を行うのは可能です。

過去に埋没法で二重整形を受けた経験がある方は、糸が取れて一重に戻ってしまうケースがあります。埋没法での二重整形は切開法に比べて費用も安く、ダウンタイムも短期間で済むため人気の施術方法なのですが、実は糸が取れる事例は少なくありません。

原因は元々まぶたが分厚い方だったり、年齢が若く皮膚にハリがあるために糸への負担がかかり過ぎてしまうケースが多いです。皮膚を切らない埋没法は、糸を取り外せば元の状態に戻せるのが特徴の施術なので、まぶたが分厚い人には向きません。

片目だけの二重整形で埋没法にするか切開法にするかは、個々のまぶたの状態や希望の仕上がりによってベストな選択が異なります。どちらの施術にもそれぞれメリットとデメリットがあるため、医師と相談したうえで選択しましょう。

施術を選択する際のひとつの参考として、2つの施術を下記の表で比較してみました。希望の仕上がりはもちろんですが、自分のライフスタイルを考えるのも大切です。たとえば施術後すぐに仕事へ戻らなければいけない場合は、ダウンタイムも考慮する必要があります。

片目だけの二重整形の費用は、大体両目の施術の6割程度に設定されているケースが多いです。単純に両目の施術の半額にならないのは、片目の施術ならではの技術が求められるからと考えられます。費用相場は下記のとおりです。

なお、眼瞼下垂手術と二重整形を同時に行う場合は、必然的に料金が高くなります。片目でも20万円を超えるケースが多いです。また、クリニックによってはたるみ取りと二重整形を併用していたり、独自の施術を行っている場合もあります。

片目だけの二重整形には、メリットとデメリットがあります。メリットが多く施術に踏み切る方も多い二重整形ですが、施術前にデメリットもしっかり把握しておきましょう。主なメリットとデメリットは下記のとおりです。

片目だけ二重整形をするメリットとしてまずあげられるのが、コンプレックスから解放される点です。一重であることに長年コンプレックスを感じている方も少なくないですが、二重整形で自分の外見に自信が持てた事例が多く見られます。

また、二重整形は比較的成功しやすい手術であるのもメリットのひとつです。今まで片目だけアイプチをしていた方もメイクにかかる時間や手間から解放され、すっぴんでも綺麗な目でいられると喜びの声が多くあがっています。

片目だけ二重整形するデメリットとしては、主に希望通りの仕上がりにならなかったり、施術後しばらくして元に戻ってしまったりといった例があげられます。片目だけの二重整形は医師の技術や経験が求められるため、両目の施術よりも難易度が高い傾向です。

また、多くの場合保険適用にはならず、自由診療のため自費負担になります。そのため、費用はあまり気軽にできる金額ではありません。後悔しないためには、自分に合ったクリニックを選ぶ必要があります。

失敗例で多いのが、左右差が残ってしまった・二重幅が異なるなどのケースです。また、二重幅が広がり過ぎたり、糸の食い込みがきつ過ぎたりして、不自然な仕上がりになってしまった事例もあります。

希望の仕上がりにならなかった原因として、医師との意思疎通が足りなかった可能性が考えられます。カウンセリングのときは、医師のアドバイスを聞きながら、自分の希望をしっかり伝えるのが大切です。なお、施術直後の1ヶ月~半年間は腫れが残っている場合もあります。

一般的にダウンタイムを経て腫れや痛みは引いていくものですが、炎症や違和感など後遺症が残った事例もあります。中には埋没法の施術後に、内出血がひどいと悩むケースも見られました。腫れや内出血に関しては医師の技術に左右される面もあるため、クリニック選びが重要です。

また、目や眼球に違和感や痛みを感じる方もいます。目がチクチクしたりゴロゴロすると感じるケースが多く、中には日常生活にも支障が出る場合もあります。違和感を感じた時点で、痛みが出る前に早めに医師に相談しましょう。

埋没法で施術した場合、まぶたの状態によっては糸が取れて出てきてしまうケースがあります。糸が出ていると外見で気になるだけではなく、その部分から細菌が入ったり角膜を傷つけてしまうリスクがあるため、クリニックでの処置が必要です。

自分で糸を取ろうとすると、皮膚が傷つき細菌がより侵入しやすくなるリスクがあるので避けましょう。埋没法は糸が取れても再度手術できます。ただし費用がかかるため、施術前に受診するクリニックで再手術保証があるかどうか確認しておくと安心です。

片目だけ二重整形した場合のダウンタイムは、埋没法か切開法かによって異なります。一般的には切開法の方がダウンタイムが長くなる傾向があります。できるだけダウンタイムを短く、トラブルなく終えるためには、術後の過ごし方を把握しておきましょう。

埋没法は比較的ダウンタイムが短く済む傾向です。腫れや痛みは数日から1週間程度で引き、傷が落ち着くまでは大体1ヶ月程度かかります。なお、まぶたのたるみが強い方は、落ち着くまでに2~3ヶ月かかる場合もあります。

術後の翌日からはアイメイク以外のメイクが可能です。アイメイクは2~3日後から可能としているクリニックが多いですが、状態によっては腫れが引くまで中止するのがベターです。1週間経っても腫れが引かない場合は医師に相談しましょう。

▼埋没法ダウンタイムの過ごし方

• 飲酒や喫煙は控える
• 湯船に浸からない
• 激しい運動はしない
• 紫外線対策を行う
• アイメイクを控える

切開法の場合は、埋没法よりもダウンタイムは長めになる傾向があります。施術後数日はまぶたの腫れや内出血などの症状が多く見られます。大体1週間程度で再度クリニックを受診し、抜糸を行います。抜糸後は徐々に腫れが引いていき、2ヶ月程度で落ち着くケースが多いです。

腫れが強く出ている間は入浴を避けたほうが無難です。入浴で身体が温まると血行が促進され腫れや内出血が悪化するリスクがあります。また、メイクも抜糸するまでは行わないようにクリニックで言われるケースが多いです。腫れが引くまで、大体2週間程度は中止するのがベターです。

▼切開法ダウンタイムの過ごし方

• 飲酒や喫煙は控える
•  湯船に浸からない※抜糸するまでシャワーや洗顔も控える
• 激しい運動はしない
• 紫外線対策を行う
• アイメイクを控える
• コンタクトの使用を控える

そもそもの話ではありますが、まずは希望するクリニックで片目だけの二重整形を提供しているか、しっかり確認しましょう。二重整形自体は大半のクリニックで対応しているポピュラーな美容整形ですが、片目だけでもできるかどうかはクリニックによって異なります。

二重整形にも単純に埋没法・切開法の違いだけでなくクリニックによってさまざまな施術方法があります。まぶたの状態によっては両目の二重整形を勧められるケースもあるため、両方の可能性を検討しておきましょう。

相談しやすい医師かどうか、カウンセリングで雰囲気などをチェックしておきましょう。カウンセリングは無料で行っているクリニックもあるため、雰囲気が合わないと思えば費用をかけずに変更できます。

医師との相性を判断するポイントは、自分に合った施術を提案してくれるかどうかです。自分の希望を伝えたうえで、その希望に沿った施術であるか、あるいは理由がある提案なのかを確認しましょう。たとえば、納得がいくまでカウンセリングを行ってくれる医師だと信頼性は高いです。

自分にとってのアクセスの良さや通いやすさを考慮するのも大切なポイントです。多くのクリニックでは術後もアフターケアや保証が充実しており、切開法のように抜糸が不要でも通院を勧められます。

また、万が一トラブルがあってもすぐ相談できるよう、自宅から通いやすいクリニックを選ぶのが安心です。車で通うのか公共交通機関を利用するのかも、事前に想定しておきましょう。なお、施術日は車での受診を控えるよう決めているクリニックが多いです。

片目の二重整形は両目の場合よりも医師の技術が必要とされるため、検討しているクリニックの実績を確認しておきましょう。併せて医師個人の実績も確認しておくのがベストです。施術の経験が豊富であるほど、手術の成功率が高く、万一トラブルがあっても適切に対応してもらえます。

クリニックや医師個人の実績は、多くの場合公式サイトで確認できます。公式サイトでは具体的な症例も掲載しているケースも多いので、参考にしやすいです。また、参考データのひとつとして、日本美容外科学会(JSAPS)の医師である場合、二重整形の知識が豊富な可能性が高いです。

目の左右差は先天的なものと、後天的なものがあります。後天的な場合、無意識に利き目を酷使し、筋肉が発達してまぶたが分厚くなる可能性があります。 また利き目と逆の目はまぶたの筋肉が衰えてたるみやすくなります。

ほかにも睡眠不足や目が疲れているときに一時的に一重になる場合もあります。クセになるとそのまま一重になってしまう可能性もあるので、定期的に目を休めるようにしましょう。

切らないでできる整形には「埋没法」があります。埋没法はまぶたを糸で留めることで二重にする手術です。手術自体は数十分で終わるものもあり、切開する手術に比べてダウンタイムが短くなるのも特徴です。

埋没法はメスを使わずにまぶたを医療用の糸でとめ方法です。 3~10年は持つ人が多いですが、時間の経過と共に元に戻る可能性があります。止める点数を多くすると取れにくくなります。

高校生でも親の同伴や同意書があれば目の整形を受けられます。ただし15歳以下の方は親の同伴が必要となります。なお、クリニックによっては学生証を掲示すると学割が受けられるところもあるため、各公式サイトを確認してみてください。

男性でももちろん可能です。目元にコンプレックスがあって手術をする男性は、決して少なくありません。クリニックによってはメンズページを別に作成し、男性の施術例を多数紹介しているケースもあります。施術例を探しながらクリニック選びをするのもありです。

目の整形手術で保険が適用されるのは、眼瞼下垂と逆さまつげの場合です。二重を形成するために手術するのではなく、あくまで症状を改善するため結果的に二重になるだけなので、一般的な二重整形には該当しません。通常の二重整形は美容医療であり、自由診療となるため保険適用外です。

片目だけ二重など、左右で目の大きさが異なることを雌雄眼(しゆうがん)といいます。目の左右差にコンプレックスを持つ人が多い一方で、雌雄眼に魅力を感じる人もいます。左右非対称であるために印象に残りやすかったり、ミステリアスな雰囲気に感じたりします。

二重整形はまぶたが薄い方が成功しやすく、後戻りしにくいです。特に埋没法はまぶたが分厚い人には向かない場合が多く、糸がとれて元の状態に戻ってしまうリスクが高まります。一方切開法は効果が半永久的のため、まぶたが分厚い方も後戻りの心配は低いです。

このように、元のまぶたの状態によって向いている方法は異なります。医師とよく相談して自分に合った方法で施術を受けましょう。

片目だけの二重整形によってバランスの良い目元を目指せます。埋没法や切開法、またそれぞれのメリット・デメリットについて解説しました。各クリニックについてチェックしながらぜひ理想の目元を目指してください。