【デカ目手術】目を大きくする整形の種類や料金を徹底解説【メリット・デメリットも】

二重手術には、大きく分けて「埋没法」と「切開法」の2種類があります。それぞれメリットデメリットがあるので、よく吟味して自分に合う方法を選びましょう。

埋没法は医療用の糸で皮膚を縫って二重を作る方法で、切開の必要がないため気軽にできると人気です。また、ダウンタイムが短めなので仕事や学校に行っている方が多く選ぶ手法となります。糸を抜いて元に戻せますメリットがある一方で、3~10年で元に戻ってしまう可能性があるデメリットもあります。

切開法はまぶたをメスで切って二重を作る方法で、より理想に近い形を作りやすいのが特徴です。しかし、切開をするので腫れや傷みが出る場合もあり、ダウンタイムが長くなってしまいます。切開法は基本的に戻せないので仕上がりをよく吟味しましょう。

目頭切開はその名の通り、目頭を切開して目を大きく見せる手法です。目頭部分が皮膚で覆われていると目が小さく見えやすいため、余分な蒙古ひだと呼ばれる皮膚を切開して目を大きく見せます。目の横幅が広がるので横長でぱっちりとした目が作りやすく、離れ目の改善に向いています。

目尻切開は目頭切開とは反対で、目尻を切開して目を大きく見せる手法です。目頭切開と同じく目を横長に見せる効果が期待できるので、目元を優しくぱっちりとした印象にできます。つり目やたれ目など、目尻の印象を改善する整形手術です。

眼瞼下垂は加齢やまぶたへの摩擦により、目が小さく見えたり視界が悪くなったるする症状です。そのような症状をよくするために行われるのが、眼瞼下垂術となります。まぶたを縫ってぱっちり開く力をサポートする「挙筋前転法」や「前頭筋吊り上げ」といった手法を用いるのが一般的です。

挙筋前転術は眼瞼下垂治療の一つです。まぶたを上げる挙筋腱膜を瞼板に縫いとめ、縦の開きを調整する手術です。切開するためダウンダウンタイムが長く、傷が落ち着くまで約3ヶ月ほどかかります。

前頭筋吊り上げは眼瞼下垂治療の一つです。まぶたを上げる力が弱いと眼瞼下垂になります。そのため、前頭筋吊り上げはまぶたの筋力の代わりに、眉毛を上げる前頭筋の力使います。縫合糸や自分の体の筋膜を使って前頭筋の力を伝え、まぶたの開閉をコントロールします。

ダウンタイムが長く、効果が出るまで6ヶ月ほどかかります。

眉下切開はアイリフトとも呼ばれる手法で、まぶたのたるみを取るために行われます。眉毛の下あたりを切開し、上まぶたにある余分な脂肪を取り除いて目を大きくする整形手術です。目元のたるみが気になる方や上まぶたが重い印象を改善し、スッキリした印象の目元を目指せます。

目を大きくする手術の内容について分かったところで、それぞれの手法のメリット・デメリットを紹介します。リスクについても記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

二重整形は選ぶ手法によってメリット・デメリットが異なります。角膜を傷つけてしまったり、瞼板が変形したりするリスクもあるので十分気を付けましょう。また、切開法ではメスを使うので傷跡が残る可能性もあります。手術を受けるなら、リスクもしっかり聞いてみてください。

▼二重手術のメリット・デメリット

目頭切開はメスを使う手法なので、目を大きく見せられる一方で腫れや内出血などデメリットが多くあります。技術が必要な手術なので、失敗したくない方は実績のある病院やクリニックを選びましょう。また、術後に違和感があるときはすぐにクリニックに相談してください。

▼目頭切開のメリット・デメリット

目尻切開は傷跡が残りにくく、高い効果を得やすいのがメリットです。一度手術をすれば長く効果が続くため、気に入った目の形を残しておけます。また、目尻が吊り上がったりたれたりしている方は特に効果が感じやすく、他の手術との組み合わせも可能です。

デメリットしては、効果の出方が人によって違う点が挙げられます。目尻切開は白目が隠れている部分を露出させて目を大きく見せる手法なので、そもそも隠れている白目が少ないと効果はあまり得られません。カウンセリングなどで、しっかりと確認しておきましょう。

▼目尻切開のメリット・デメリット

眼瞼下垂術(デカ目術)には切る手術と切らない手術がありますが、切らない手術であればダウンタイムが短いのがメリットです。また、一度手術をすると状態をキープしやすく、目元の余計なたるみをケアできるのでスッキリとした印象になります。

デメリットは傷跡が残りやすい点です。切らない手術の場合でも、まぶたに糸を通すので多少は傷が残ります。また、まぶたが閉じにくくなったりドライアイになったりするリスクもあります。施術を担当する医師によっては、不自然になったり左右差が出たりする場合もあるので注意しましょう。

▼眼瞼下垂術(デカ目術)のメリット・デメリット

眉下切開をすると目の開きが楽になったり、おでこのしわをケアできたりします。二重の方は幅が広くよりぱっりちとした印象に、一重の方でもスッキリとした印象の目元にできるのがメリットです。傷跡は目立ちにくいですが、長く残ってしまう可能性があると覚えておきましょう。

眉下切開では目と眉毛の位置が近くなる傾向にあるため、もともと近い方はあまり向きません。また、術後は経過を見て抜糸をしますが、しばらくは違和感が残る場合もあります。手術を担当する医師によっては左右差が出たり、術後にドライアイになったりするリスクもあります。

▼眉下切開のメリット・デメリット

ここでは、それぞれの悩み別に手術方法を紹介します。悩んでいる内容にあった手術方法を選択して、自分の理想により近い目元を手に入れましょう。

ぱっちりとした印象の目元にしたいなら、二重手術の切開法を選びましょう。切開法はまぶたをメスで切る手法なので、理想の目元に近付けられます。豊富なデザインの中から自分好みの形を選んで施術をして貰えるので、理想の形が決まっている方にもぴったりの手術方法です。

切らない手術で二重手術をしたいなら、埋没法を選びましょう。埋没法なら切開せずに施術できるため、傷跡も気になりません。また、ダウンタイムが短いので仕事をしている方や学生にもぴったりな手術です。ただし、時間の経過によって形が崩れてしまう可能性があります。

離れ目がちな目をきれいに見せたいなら、目頭切開。目頭切開は一重のままでも施術が可能なので、二重にせず目元をぱっちりさせたい方にも向いています。黒目を大きく見せる効果も期待できるので、目の印象をガラッと変えたい方にもぴったりな手術方法です。

寄り目やつり目がちな目元を明るい印象にしたいなら、目尻切開。目尻切開は一重のままでも施術でき、目元の印象をグッとよくしてくれます。目尻切開は白目が隠れている部分を露出させて大きく見せるものなので、カウンセリング時に効果が得られるか聞いてみましょう。

黒目を大きく見せたいなら、切らない眼瞼下垂術を選びましょう。上まぶたのたるみを取り、スッキリとした印象に見せてくれます。また、目元の露出している部分が増えるので、黒目を大きく見せてくれるのも特徴です。ぱっちりとした目元を作りたい方は、ぜひ検討してみてください。

まぶたのたるみを取ってスッキリさせたいなら、眉下切開。眉下切開をすると余計な皮膚のたるみが取れ、明るい印象の目元が作れます。目と眉毛の位置が近くなりやすいため、目力が出やすいも特徴です。力強くハッキリとした目元にしたい方にはぴったりな手術方法です。

ここでは、各手術の費用目安・手術時間の目安・ダウンタイム・手術の難易度・元に戻せるかなどを一覧で紹介します。どの手術を選ぶか迷った際は参考にしてみてください。

表はあくあでも目安なので、施術を受ける際は必ず各クリニックや病院でカウンセリングを受けてから決めてください。その際、費用やダウンタイムについて詳しく聞いておきましょう。基本的に切開をする手術は元に戻せないので、よく確認してから選ぶのが大切です。

※※自費医療のため保険が適用されません

※※費用は税込価格です

目を大きくする手術の方法や費用の相場が分かったところで、次は失敗しない病院の選び方を解説します。手術したのを後悔しないためにも、ぜひチェックしてみてください。

病院やクリニックを選ぶときは、必ず技術や実績が本当にあるかどうか確認しましょう。症例数の多さはもちろん、医師や看護師の対応の良さもチェックしてください。また、受けたい施術が決まっている場合は、得意としているクリニックを選んでみてください。

クリニックを選ぶ際は、過去の症例と自分の理想を照らし合わせるのも大切です。実力や実績のある場所でも、自分の理想や希望と合っていなけば意味がありません。理想としている状態の写真などを持参し、カウンセリングを受けに行って医師と具体的な目標をすり合わせてみましょう。

ほとんどのクリニックや病院では、無料でカウンセリングを行っています。まずはカウンセリングを受けに行き、費用や手術内容をきちんと把握しましょう。そのときに納得できなければ、無理に手術を受ける必要はありません。しっかり話を聞き、自分で納得できてから手術を決めてください。

目を大きくする手術はさまざまなクリニックが行っているので、他院との違いを比較しながら自分が気に入る場所を探しましょう。費用を重視したいのか、仕上がりのよさや雰囲気を重視したいのかを確認しながら選ぶのが大切です。クリニックによって費用や得意分野が異なるので、よく吟味してください。

目を大きくする整形手術にはリスクがつきものなので、もし失敗してしまった場合の対応やアフターケアについて知っておくのも重要なポイントです。一定期間であれば修正をしてくれるクリニックや、仕上がりに満足できなかったときの保証がついているところもあります。

ここでは、目を大きくする整形に関するよくある質問に回答します。元に戻せるかどうかや、切らなくても目を大きくできるかどうかも記載しているので、ぜひあわせて参考にしてみてください。

目を大きくする整形手術の中には、切らない手法もあります。たとえば、二重整形の埋没法や切らない眼瞼下垂術なら切開する必要がありません。切らない手術はリスクも少なく、ダウンタイムも短いです。ただし、3~10年経過すると元に戻ってしまう可能性があるなどデメリットもあるので、メリットデメリットをよく確認して施術内容を決めましょう。

手術をして大きく見せた目を元に戻せるかどうかは、手術内容によって異なります。基本的には、切開を伴う手術では元に戻せないので注意が必要です。一方で、糸を使った埋没法では抜糸によって元に戻せる可能性があります。不安な場合には、必ずカウンセリングで詳しく聞いておきましょう。

目を大きくする整形手術は、自由診療のため保険適応外となります。全額自費となってしまうので、予算と相談しながら手術内容を決めましょう。また、費用について詳しく知りたいときは電話や来店でのカウンセリングを受けてみてください。

術後腫れが引くまで、短ければ数日、長いと数ヶ月のダウンタイムがあります。ダウンタイム期間は腫れや内出血が目立ちアイメイクもできないため、周りにバレてしまう可能性が高いです。

ダウンタイム期間はなるべく外出しないよう、仕事や学校の長期休み期間に行うなどスケジュールを調整しましょう。また、外に出る際はサングラスで隠す方法もあります。

二重整形はまぶたが薄い方が成功しやすく、後戻りしにくいです。特に埋没法はまぶたが分厚い人には向かない場合が多く、糸がとれて元の状態に戻ってしまうリスクが高まります。一方切開法は効果が半永久的のため、まぶたが分厚い方も後戻りの心配は低いです。

このように、元のまぶたの状態によって向いている方法は異なります。医師とよく相談して自分に合った方法で施術を受けましょう。

二重整形にはコンプレックスをなくし理想の目に近づけたりとメリットもたくさんありますが、デメリットもあります。 たとえば術後に腫れたり、治るまでに時間がかかったりします。 また、切開法は埋没法に比べて費用が高くなります。

男性でももちろん可能です。目元にコンプレックスがあって手術をする男性は、決して少なくありません。クリニックによってはメンズページを別に作成し、男性の施術例を多数紹介しているケースもあるので参考にしてみましょう。

今回は、目を大きくする整形手術について紹介しました。目を大きくする整形手術には、さまざまな種類があります。また、病院によって得意分野が異なるのも特徴です。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分のなりたい理想の目に近付けられるものを選ぶようにしましょう。