わさび用おろし器のおすすめ10選｜100均にも？素材別の選び方や代用方法も解説！

いろいろな料理の薬味として欠かせないわさびですが、より美味しく食べたいなら専用のわさびおろし器でおろすのがおすすめです。チューブや加工されたわさびよりも、風味と辛みの新鮮さが段違いによくなります。

わさびが好きな方・わさびを食べる頻度が高い方は、ご家庭で生のわさびをおろして食べるのが最もおいしい食べ方になります。わさびおろし器にはさまざまなタイプがあるため、おろしやすいものを厳選して使ってみてください。

子の記事では、わさびおろし器について、使用するメリット・上手な選び方・おすすめ商品・代用についてなどをわかりやすくご紹介していきます。ぜひおいしくわさびを食べるために役立ててください！

わさびおろし器を使うメリットには、主に、わさびの甘さを引き出せる・わさびの香りを引き出せる・口当たりを柔らかくできるなどがあります。生のわさびを専用のおろし器でおろすと、より美味しいわさびを口にすることができるようになります。

さらに、その風味の違いはおろし器の種類によって変わってきます。おろし器の突起の形や素材が異なると、風味の出方にもそれぞれの特徴が表れてきます。こだわりを深められるのもおろし器のメリットになります。

わさび用おろし器の上手な選び方にはポイントがあります。重要なキーポイントとして「素材」と「サイズと形状」の2点を押さえるのがおすすめです。順番にご説明をしていきます。

わさびおろし器は、素材の違いで風味の方向性がガラッと変わります。素材選びは最も重視したいポイントのひとつです。「鮫皮」「プラスチック」「セラミック」「ステンレス」「銅」「アルミ」の特徴をご説明します。

鮫皮のおろし器は、江戸時代から使用されてきた歴史のあるおろし器です。エナメル質の鮫肌でゆっくりわさびをおろすことで、空気を多く含みまろやかなわさびおろしが出来上がります。他の素材のおろし器と比較しても、ダントツでクリーミーさが出ます。

香りもとてもしっかり出るので、わさびのつんとした辛みが好きな方にぴったりです。

プラスチックのわさびおろし器の特徴として挙げられるのは、軽量で安価な点です。取り扱っているお店が多いので簡単に入手できますし、気軽に購入できる価格帯になっているのでとりあえずの調理器としても買いやすいです。

使いやすくてとても便利ですが、色素沈着や香り付きがするので、長期的な使用には向きません。

セラミック製のわさびおろし器は、耐久性に優れています。穴のない焼き物のため、わさびの繊維が絡みにくく、洗うのが簡単です。目の鋭さがない分、辛みのシャープさはなかなか出せませんが、食べやすいわさびがお好みの方には重宝します。

お手入れが楽なものが欲しい・耐久性を重視したい方におすすめです。

ステンレス製のわさびおろし器は、耐久性と目の鋭さを併せ持っているのが特徴です。また、匂いがつきにくくサビの発生もほとんどないため、お手入れが非常に簡単なのもメリットです。目の鋭さでいえば鮫皮製の次点にくるほどシャープになっています。

長期的な使用にも向いており、わさび以外の食材用にも便利です。

銅素材で作られたわさびおろし器は、昔からずっと使われてきたもののひとつです。銅には抗菌作用があるので、食材を安全に扱いやすいのもいい点として挙げられます。銅製のおろし器を使うと繊維を潰さないでおろせるため、わさびがふんわりと仕上がります。

こだわりのある方は特注で銅製のわさびおろし器を注文することもできます。

アルミ素材のわさびおろし器は、なんといっても軽量で使い勝手がいいのが大きな特徴です。価格もお手頃で気軽に使えて、お子さまのお手伝いにもぴったりです。デメリットとしては、サビが出やすい点が挙げられます。

おろし器の表面が処理されているアルマイト製なら、サビに強いのでこちらもおすすめです。

わさびおろし器の形状とサイズは、使いやすさに直結する大事なポイントです。「大きいサイズ」「穴がないタイプ」「持ち手があるタイプ」「滑り止めが付いているタイプ」の特徴をお伝えします。

わさび以外のショウガ・大根などもおろしたい方は、大きいサイズのおろし器が便利です。大きいサイズのおろし器はなにかひとつの食材の専用ではなく、兼用の商品として売られている場合が多いです。

中には、チーズ・チョコレートなどにも使える万能タイプも販売されています。

わさび専用のおろし器を入手したい方は、穴がないタイプに絞って探してみてください。穴があるタイプは下に水分が落ちていく食材に向いています。わさびは水分を省かずにまるごとを使用するのが美味しくするコツです。

穴がないタイプに丸形・四角型などいろいろな形状があります。

持ち手が付いているタイプのおろし器は、片手で支えて使えるため、しっかりとわさびをおろせます。持ち手が握りやすいハンドルタイプだとより支えやすく、手が疲れにくいので便利です。支えがしっかりしていると、もう片方の手の力も入れやすくなります。

女性やお子さまでも、固いわさびをおろしやすくなります。

滑り止めが付いているタイプのおろし器は、底面がストッパーになり安定するので、両手で食材をおろすのにも向いています。片手で少量の力でも使えて非常に便利です。滑り止め付きのタイプで受け皿としても成り立つタイプの商品が大人気です。

わさびおろしに慣れていない方でもだれもが使いやすいタイプです。

普段から気になっている方以外は、わさびおろし器がどこで売っているかピンと来ないかもしれませんが、スーパー・金物店・専門店・ネットショップなど、いろいろな場所で販売されています。100均でも取り扱いがあります。

100均ではわさび専用よりも万能タイプの種類が多くなっています。

わさびをおろすときの向きによって風味が変わると知っておくと、調理の際にとても便利です。わさびは上側（茎側）の辛み・粘り・色の濃さが強くなっています。茎側からおろすと辛み強めでねっとりした美味しさに・先端側からおろすと辛み控えめで色合い鮮やかになります。

どちら側からおろすのも間違いではありません。

わさびをおろしたいけどおろし器の準備がないといったときには、代用できるものがいくつかあります。上手に代用品を活用して、なるべく美味しくわさびをすりおろしてみてください。

少量だけわさびを使いたいときなら、包丁で細かく刻むと十分に美味しく食べられます。みじん切りよりもさらに細かくなるように切るのがコツです。つぶしてしまわないように包丁の先をしっかり立てて切ってください。

大量にわさびおろしが必要なときは、他の方法で代用するのがおすすめです。

こん棒で代用する場合は、以下の手順で試してみてください。まず生のわさびを包丁で小さく切ります。切ったわさびを空気を抜いてジッパー袋に入れ、ジッパーを閉めます。その上から、こん棒でつぶす感覚で細かく叩きます。

ビニール袋でも大丈夫ですが、空気に触れないよう工夫が必要です。

皮むき器であるピーラーの持ち手の突起を代用するのもいい手段です。突起のついていないピーラーは代用では使えません。突起は普段使用しない箇所なので、汚れが溜まっている場合があるので注意してください。

大量におろすには時間がかかりますが、少量ならすぐにおろせます。

意外な盲点なのが、しゃもじです。しゃもじの突起の部分は、わさびおろし器の代用になります。突起のシャープさがないので風味に関してはまあまあといった仕上がりになりますが、比較的大量のわさびおろしでも作りやすいです。

わさびおろし器の代用になるしゃもじに興味がある方は、こちらもご覧ください。

わさび用おろし器について、使用するメリット・商品選びのヒント・おすすめ商品・上手な使い方などをご紹介しました。ぜひ記事を参考にお気に入りのわさびおろし器を見つけて、風味豊かな美味しいわさびおろしを楽しんでみてください！

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