整腸剤おすすめ19選｜下痢・腹痛ともおさらば！選び方も

便秘や下痢などの慢性的なお腹の不調を抱えていると、仕事に集中できなかったり、旅行を楽しめなかったりと生活にも影響が出てしまいます。そんなお腹の不調の改善におすすめなのが、腸内環境を整えてくれる整腸剤です。

腸が健康になると栄養の吸収がよくなって、全身を巡る血液がきれいになると言われています。そのため整腸剤はお腹の健康だけではなく、肌荒れの改善や免疫力アップにもおすすめ。整腸剤にはさまざまなタイプがあるため、自分のお腹の不調に合う整腸剤を選ぶのが大切です。

そこで今回は、整腸剤を選ぶときのポイントとおすすめの整腸剤をたっぷり紹介します。ぜひチェックして自分に合いそうな整腸剤を探してみてください。

整腸剤は便秘・下痢・お腹の張りなどお腹の不調を改善するために長期的に飲む薬です。腸を刺激して一時的な排便を促す便秘薬とは異なり、整腸剤は腸の善玉菌を増やして悪玉菌を減らすようにアプローチします。

腸内環境を整えてお腹の不調を解消するため、整腸剤は便秘と下痢の両方に効果があるのが特徴。整腸剤は徐々に効果が表れる穏やかな薬なので、便秘がひどい場合や下痢が止まらない場合は便秘薬や下痢止めを検討しましょう。

慢性的な便秘や下痢に悩んでいる人には、ビフィズス菌や乳酸菌が入った整腸剤がおすすめ。ビフィズス菌と乳酸菌はそれぞれ違う働きをする善玉菌で、ビフィズス菌は大腸で働き、乳酸菌は小腸で働きます。

腸内環境を整えるためにはどちらも大切なので、ビフィズス菌と乳酸菌の両方が入った整腸剤を選ぶのがポイントです。

便秘や下痢だけではなく胃もたれや食欲不振などの胃の不調が気になる場合は、消化酵素や健胃生薬が入っている整腸剤を選びましょう。胃と腸はつながっているため、胃の不調が腸に悪影響を及ぼす場合もあります。

胃の不調があるときは体力も低下しているので、滋養強壮や栄養補給もできる整腸剤を選ぶのがおすすめです。

お腹にガスが溜まりやすい人は、ガスの吸収と排出を促す「ジメチルポリシロキサン」が入った整腸剤がおすすめです。腸内環境を整えるとガスが溜まりにくくなるので、ビフィズス菌や乳酸菌で善玉菌を増やすのもポイント。

長時間の同じ姿勢はガスが溜まりやすくなるため、デスクワークではこまめに休憩を挟むのが大切です。

整腸剤で最も種類が多いのが、手軽に飲める錠剤タイプです。錠剤の整腸剤はお得な大容量タイプも多く、コスパよく飲み続けられます。

瓶に入っている錠剤は持ち運びには不向きですが、家のリビングに置いておけば家族で一緒に飲めるのが便利。最近は持ち運びに便利なパウチタイプの整腸剤もあり、外出先でも飲みやすいです。

錠剤を飲み込むのが苦手な子どもやお年寄りには、粉末タイプの整腸剤がおすすめ。整腸剤は甘みがあるタイプが多いので、苦い薬が苦手な人でも飲みやすいです。

粉末タイプはミルクや離乳食に混ぜられるので、赤ちゃん用にも向いています。粉末でも個包装タイプならポーチに入れやすく、持ち運び用にも使いやすいです。

シーンを気にせず手軽に飲めるのが、水が要らないチュアブルタイプやジュレタイプの整腸剤。チュアブルタイプの整腸剤はヨーグルト味でお菓子感覚で食べられるので、子ども用の整腸剤によく使われます。

ガスだまり用の整腸剤にもチュアブルタイプが多く、会議中やデートのときも周りを気にせずにサッと飲めるのが便利です。

整腸剤は緩やかに効果が表れるので、3週間から4週間くらい飲み続けて毎日のお通じを観察してみましょう。4週間以上経っても効果が出ない場合は、別の種類の善玉菌が入った整腸剤に変更するのがおすすめ。

市販の整腸剤は食後の服用を勧めているタイプが多いですが、基本的には食前や寝る前に飲んでも効果は変わらないと言われています。食後に飲み忘れてしまっときは別のタイミングで飲んで、毎日コツコツ続けるのが大切です。

整腸剤を飲み続けていても症状が改善されない場合やひどい下痢や腹痛などの副作用が出た場合は、必ず医師の診察を受けましょう。便秘や下痢に病気が隠れている可能性もあるため、不調を感じたら早めの受診が重要。

ストレスが原因の過敏性腸症候群と診断された場合は、心療内科を受診して心の健康に気を配るのも大切です。

生活習慣で腸内環境を整えるなら、まず食事を見直すのが大切です。腸内環境を整えるためにはヨーグルトや納豆で善玉菌そのものを摂取するだけではなく、善玉菌のエサになる水溶性食物繊維を摂取するのがポイント。

玉ねぎや海藻類などの水溶性食物繊維を多く含んだ食品を積極的に摂って、腸内の善玉菌を増やしましょう。

運動で筋肉に刺激を与えると血行がよくなって腸の働きが活性化するため、便秘やガスだまりの改善におすすめです。腸内環境を整えるためには毎日続けるのが大切なので、ウォーキングやストレッチなど続けやすい方法を選ぶのがポイント。

椅子に座って腰をゆっくりひねる体操だけでも、腸の働きを活性化させる効果があります。

最近は睡眠の質を向上させるための乳酸菌飲料が人気ですが、腸内環境を整えるためには質のいい睡眠がとても大切。緊張すると腹痛を起こす人がいますが、それは腸と脳がお互いに影響し合っている脳腸相関が理由です。

そのため脳の疲労回復に欠かせない睡眠の質を改善すると、腸内環境にもいい影響を及ぼすと言われています。

整腸剤で腸内環境を整えるためには、自分に合う整腸剤を飲むのがポイントです。バランスのいい食生活や運動を習慣にしながら自分に合う整腸剤をうまく活用して、毎日楽しく腸活をしましょう。

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