すり鉢のおすすめ20選｜大きさや選び方は？お手入れの方法も解説！

お料理アイテムにすり鉢はありますか？すり鉢といえば、ゴマを吸ったり山芋のとろろを作ったりくらいで使うイメージですが、ほかにも使い道は豊富です。野菜をペースト状にしたりマッシュしたりもできます。

普段であれば面倒で避けがちな料理の工程も、すり鉢があれば短時間で手軽にできます。料理アイテムにすり鉢をプラスして、料理の幅を広げましょう。得意レシピが増えれば家族も大喜びです。

今回は、「すり鉢のおすすめ20選」をご紹介します。種類の多いすり鉢の選び方は必見です。用途に合わせたすり鉢を使って、毎日の献立に一品増やしましょう。

すり鉢の使い道は豊富にあります。定番の使い方は、胡麻和えのゴマすりや山芋でのとろろ作りです。それだけでなく、じゃがいもをマッシュしたり枝豆の産毛とりにも使えます。面倒で献立から避けがちな、くるみ味噌の白和えの固いくるみも簡単にすりつぶせます。

赤ちゃんがいるご家庭では、離乳食期にも大活躍です。初期では、すべてをペースト状にする重労働な作業もすり鉢があれば楽にこなせます。すり潰し具合を変えれば、ほとんどの月齢の離乳食に対応できるためおすすめです。

すり鉢は、種類がとても豊富です。用途に合わせたサイズ・素材・形の選び方をご紹介します。櫛目の荒さやすりやすさ、さらにお手入れのしやすさなど使い勝手で選ぶのも大切です。

すり鉢は、使い方に合わせたサイズを選びましょう。薬味・ゴマ・スパイスなど少量なものをすり潰すのみの場合は、直径12〜15cmくらいの小さめサイズがおすすめです。離乳食の作り置きやそのまま胡麻和えなど一品を作る場合は、21〜24cmくらいの大きいサイズが重宝します。

少量を大きめサイズを使うと、器に移す際に溝に詰まるなどの手間がかかります。用途に合ったサイズを使うのがおすすめです。

すり鉢は、陶器製・ステンレス製・石製と3つの素材に分けられます。すり潰す食材に合わせて選びましょう。

陶器製は万能のため、さまざまな食材のすり潰しに対応できます。陶器製は一番種類が多く、サイズやデザインも豊富です。特に離乳食は、食材の幅が広いためさまざまな使い道ができるものがおすすめです。おしゃれなものも多く、そのまま食卓に出してもサマになります。すり鉢を一つで使いまわしたい方は、陶器製を選びましょう。

ステンレス製は、においがつきにくいメリットがあります。そのため、コショウや山椒などのスパイスをすり潰すのにおすすめです。色移りもしにくいため、色が濃い食材のすり潰しにも向いています。汚れも簡単落とせるため、お手入れも簡単です。ドレッシングやソースを自家製にこだわる方は、ステンレス製のすり鉢を用意しましょう。

くるみやコーヒー豆など硬い食材をすり潰すには、石製がおすすめです。石の硬さで簡単にすりつぶせます。ステンレスと同様におい移りがしにくく、スパイスのすり潰しにもおすすめです。石製は、食材だけでなく、錠剤の薬も潰せて使用用途が広いです。ほかの2つと比べ重くはなりますが、見た目の高級感から人気があります。

すり鉢を食卓に出す場合は、形や見た目も重視しましょう。食器として使う場合は、他の食器との調和が取れるおしゃれなデザインのものがおすすめです。高級感のあるシックなデザインが食材を引き立てます。とろろなどをシェアする場合は、注ぎ口があると便利です。

すり鉢によって櫛目の粗さや形状が違います。櫛目の粗さは、すり潰す食材によって選ぶのがおすすめです。ゴマなどの小さな食材には櫛目の細かいもの、イモなどの大きな食材には粗めの櫛目を選ぶとすり潰しやすいです。

櫛目の形状は直線だけでなく、櫛目が交わった交差型や波打つような波型があります。交差型は、どの方向からもすりやすく、波型は食材がこぼれにくいです。自分にとって使いやすい形状にしましょう。

すり鉢を長く愛用できるように、すりやすさは必ずチェックしましょう。すり鉢は、重さのあるものがおすすめです。軽すぎると、すってる間も動きやすくて手が滑ってしまいます。さらに、底面が広く滑り止めが施されていると安定感があります。すり鉢は、重さ・底面の広さ・滑り止めを確認しましょう。

すり鉢は、櫛目に食材が詰まりやすいため、お手入れが面倒に感じる場合もあります。櫛目にうわぐすりをかけたすり鉢なら、食材がスルッと取れて洗いやすいです。特に目の細かいすり鉢は、うわぐすりの有無も確認しましょう。

すりやすさはすり鉢だけでなく、すりこぎによっても変わります。すりこぎは、適度な硬さの山椒の木を使ったものがおすすめです。すりこぎは、柔らかすぎるとすり潰しにくいですが、硬すぎでもすり鉢の目を荒らしてすり潰し過ぎてしまいます。

しかし、多くのすりこぎの材質はホオの木です。ホオの木の場合は、太めのすり鉢の直径の2倍くらいの長さのものが、適度に力が加えられます。セットのものは、すり鉢だけでなくすりこぎも選ぶポイントにしましょう。

少しのゴマをすりたいなど、こだわらない少量使いならダイソーなどの100均のすり鉢もおすすめです。100均でもすり鉢の販売されており、すりこぎとセットのものもあります。たまにしか使わない方は、安い100均のすり鉢も検討しましょう。

陶器製や石製すり鉢のお手入れには、亀の子たわしがおすすめです。すり鉢のお手入れのコツをご紹介します。

1. すり鉢に水を張ってしばらく放置する（汚れをうかせる）
2. 亀の子たわしで溝に沿ってこする

亀の子たわしは、硬さがあるためすり鉢の櫛目にへたらずに入ります。

すり鉢は、ゴマをするだけでなくじゃがいものマッシュやスパイスのすり潰しにも使えます。料理の幅が広がるおすすめのキッチンアイテムです。用途に合わせたすり鉢で、料理のレパートリーを増やしましょう。

こちらの記事もあわせてご覧ください