おすすめのごますり器15選【電動・手動】洗いやすいのはどれ？

ごまは栄養価が高いことで知られるスーパーフードの1つですが、粒が小さく噛むのが難しいため食事に摂り入れても吸収できる量は限られてしまいます。サプリメントで摂ることもできますが、サプリメントではごまの風味や香りを楽しめません。

そこでおすすめなのが「ごますり器」です。香りと風味が豊かなすりたてのごまが食べられるのが魅力です。さらに、することでごまの栄養を吸収しやすくなるというメリットもあります。

この記事ではごますり器の選び方やおすすめ商品15選をご紹介します。種類が多くてどれを選べばいいか迷ってしまう人は、ぜひ参考にしてください。ごますり器を生活に取り入れて、美味しいごまを毎日味わいましょう。

電動タイプのごますり器はボタンを押すだけで手軽に使用できるのが特徴です。大量のごまをするときも手が疲れにくく、食卓はもちろんのことキッチンで調理中にも簡単に使用できます。

電池代がかかりますが、毎回大量にごまをすることがないのであればさほど気にならないでしょう。ただし、小さい容器のわりに本体価格は高めです。電池を入れる部分は水洗いできないので注意してください。

ひねるタイプのごますり器はコショウや岩塩にも使用されるミルと同じ仕組みです。容器の上下を持ちひねるだけで簡単にごまがすれます。ある程度は力加減ですり具合を調節できますが、容器をひねるのに力が必要なため大量のごまをすりたいときには不向きです。食卓やキッチンで使いたい分だけするには手軽で便利です。

グラインダータイプはレバーを回すだけなので力はほとんど必要ありません。お子さんや高齢の方でも楽に使用できます。構造もシンプルで故障しにくく、ごまの削りカスがたまっても水洗いできるのはメリットです。ただし、レバーをしっかり持てないと使いにくいと感じるので、持ちやすさを確認して選んでください。

セラミック刃はニオイ移りがないので、ごまの風味を最大限に生かせるのがメリットです。多くのごますり器に採用されているため選択肢も豊富に揃います。耐熱性や耐摩耗性にも優れており、耐腐食性も高いので長く使えるのもポイントです。水洗いできるので清潔に使いたい人にもおすすめします。

ステンレス刃は切れ味がよく耐久性にも優れています。ごま以外にも胡椒や岩塩など他のスパイスに使用可能です。キッチンをおしゃれに演出したいときは、同じ容器で揃えることもできます。汚れた場合は洗えるもののしっかり乾かさないと錆びてしまうため、洗った後は完全に乾かしてから中身を入れてください。

ガラス容器は中が見えるので残量がひと目でわかります。お揃いの容器に他のスパイスを入れて使いたいときもどこに何があるのかすぐに分かるのもポイントです。ニオイ移りもありませんし、汚れても洗剤で洗えばきれいになります。ただし、落としたり強い衝撃を与えたりすると割れる危険があるので注意しましょう。

樹脂製（プラスチック）の容器は落としても割れないので小さいお子さんがいる家庭でも安心です。また、価格も安いので気軽に購入できます。100均でも樹脂製のごますり器が販売されており、耐久性は低いもののコスパ重視の人やとりあえずどんな物か試してみたい人にはおすすめです。

食卓でのみ使用するのであれば、見た目重視で木製のごますり器もおすすめです。木の温もりがあり食卓に置いても違和感なく使用できます。木製のごますり器は中が見えないものの直射日光が当たるのを防げるのはメリットです。

残量を確認したいときは容器を振ってみるといいでしょう。水濡れには弱くカビが生えることもあるので濡らさないよう注意してください。

陶器製の容器はごまの風味を損なわずニオイ移りも気になりません。陶器は静電気が発生しにくいことから、刃にも使用される素材です。ごまの風味を生かしたいのであれば容器にも陶器を使用したものを選ぶといいでしょう。ただし、ガラスと同じく落としたり強い衝撃を与えたりすると割れるので注意が必要です。

ごまはすり具合で風味や食感が変わります。料理に合わせてすり具合を変えたいときは、すり具合調節機能を搭載したものを選びましょう。電動タイプにはすり具合調節機能を搭載したものが多く見られます。製品によっては手動タイプでもすり具合を調節できるものがあるので、使いやすい方を選んでください。

ごますり器は使い続けていくと刃やパーツの隙間にすったごまのカスがたまるので、ある程度使用したらお手入れが必要です。洗えるものはパーツを分解して丸洗いしましょう。洗った後は完全に乾かしてからごまを入れてください。

水で洗えないものは付属のブラシや掃除用のブラシを用意してカスを取り除きましょう。お手入れのしやすさも考えて選ぶのがおすすめです。

手動ではあまり気にならないものの、電動ごますり器では使用中の音がうるさいと感じることがあります。料理中や食事中に使用するのであればさほど気にならない程度ですが、早朝や夜間に下ごしらえするときは静音性の高いものを選ぶと安心です。

ごまは常温でも保管できますが、風味を損なわないために直射日光の当たる場所や高温多湿を避けて保管しましょう。ただし、保管場所が悪いと湿気ったりダニがわいたりするので冷蔵庫での保管をおすすめします。

そのため、ごますり器ごと冷蔵庫で保管できるかを確認してください。また、冷蔵庫から出したままにすると湿気りやすいのですぐ冷蔵庫に戻しましょう。

ごますり器がないときはすり鉢でも代用できます。昔から親しまれている方法でもあり、する度に香りを楽しめるのも魅力です。常備菜の定番「ほうれん草のごま和え」を作りたいときは、ごまをすってからすり鉢を使って和えることで洗い物を減らせるのもメリットです。すり鉢はとろろや離乳食作りにも活用できます。

ごまの風味を楽しみたいのであればごますり器をおすすめします。毎回すりたてのごまが食べられる上に、することでごまの栄養を吸収しやすくなるのもメリットです。種類によって使い勝手が異なるので、この記事でご紹介した選び方やおすすめ商品を参考にして最適なごますり器を見つけてください。