ボディボードのおすすめ10選｜人気ブランドは？初心者向けも

サーフィンよりも気軽に始められるスポーツとして、ボディーボードは女性や子供からも人気が高いです。マリンスポーツが注目を集める中、特にボディボード女子はかなり増えてプロのボディボーダーとして活躍する方もいます。

そんなボディボードですが、いざ購入しようと思ったら種類がたくさんあってどれを選んでいいかわからないとの声も。それもそのはず、幅広い世代から人気だけあってボードの種類も豊富なので迷うのは当然です。

こちらでは、ボディボードの選び方や人気ブランドをご紹介します。さらに、レベル別のおすすめ商品もご紹介。海へ遊びに行くなら浮き輪もいいですが、ぜひこれを機会にボディボードに挑戦してみてはいかがですか？

ボディボードとサーフィンは、ボード上での姿勢に違いがあります。サーフィンは、大人の身長ほどのボードに立った状態で波に乗ります。それに対してボディボードは、大人の上半身ほどのボードに腹ばいになった状態で波に乗ります。

そもそもボディボードは、1970年代にハワイで人気に火がついたスポーツで、サーフィンより簡単で気軽に始められるのが特徴です。

とはいえ、目線がサーフィンよりも低く、肌で波を感じられる臨場感が人気の理由。裸足で楽しむサーフィンと違ってフィンを装着するので、推進力も増してスピード感やスリル感も味わえます。

ボディボードを選ぶ際は、まず自分に合うサイズを選ぶのが最優先事項です。サイズ感は身長によって決まりますが、基準となるのは自分の口から膝上くらいまでの長さです。店舗で購入する際は実際に当ててみて、ネットの場合はあらかじめメジャーで測っておくとわかりやすいです。

ボディボードの厚みは、体重によって選びます。自分と同じ年齢や性別の標準体重よりも重い方は、厚めのボディボードの方がバランスを保ちやすく波に乗りやすいです。

ボディボードに使われる素材は、主に「ポリエチレン」「ポリプロピレン」「アーセル」「ポリスチレンフォーム」の4種類です。

一番スタンダードなポリエチレンは、ボディボードが始まった頃からの定番。比較的やわらかく価格帯も安いので、初心者向けの素材です。ポリエチレンより硬いポリプロピレンは、軽量でしなやかさがあり難易度が高い技にも適しているので中級者・上級者向けの素材です。

ポリエチレンとポリプロピレンを合わせた素材がアーセルで、非常に硬く耐久性にも優れているので、スピード感を楽しむ上級者向け。ポリスチレンフォームは、程よいやわらかさで回転機能も高く、軽量で小さい波でもテイクオフしやすいのが特徴です。

ライディングスタイルに影響するのは、ボディボードのしなり具合です。スピードが出るのはしなりが硬いボディボードなので、スピード感のあるライディングがお好みの方におすすめ。

しなりがやわらかいボディボードは、コントロールしやすいのが特徴です。波に乗ってターンをするなど、アクロバティックな技に挑戦したい方はこちらの方が向いています。スピード重視か、それとも技を極めたいかによって選んでください。

他のスポーツ用品と同じく、ボディボードの価格帯も幅広いです。その中から選ぶポイントは年数や技量になります。初心者の方は、慣れるまでは低価格なものを選ぶのが賢明です。

安いものは3,000円程度でみつかりますが、有名ブランドには10万円を超えるものも。ある程度続けてみて本格的に継続するのであれば、自分のプレースタイルと価格のバランスを考慮して選びましょう。

日本人初の女性プロボディボーダーがプロデュースしているだけあって、日本人女性に合うボードがみつかるため女性からの人気が高いです。

高機能なボードが多く、初心者でも乗りこなしやすいのが特徴。平均価格帯は2～4万円ですが、安い価格帯のモデルも揃っているので、これからボディボードを始める方にもぴったりです。

ボディボード発祥の地ハワイ生まれのブランドですが、国内企画・製造のボディボードもあります。平均価格帯は2～4万円で、初心者でもボードはしっかりしたものを使いたい方におすすめです。

人気モデルの「キャプテンターボ」は、スピード感もありコントロールしやすいと評判。腕力がない女性でも乗りこなせるので、楽しみながら波に乗れます。

子供から大人まで、ボディボードを楽しみたい幅広い世代におすすめできるブランドです。デザインはシンプルなものが多く、平均価格帯は2万円前後と比較的リーズナブルな価格で購入できます。

人気シリーズの「エイリアン」は、子供と兼用で楽しめるのが特徴。2人で乗るためのグリップや、子供をのせたまま引っ張れるリール付きのボードもあります。

ボディボードは長くなればなるほど浮力が大きくなります。浮力が大きくなり過ぎると体重でのコントロールが難しくなりテイクオフの難易度が上がるので、初心者は長すぎるボードは避けた方がベターです。

かといって、短すぎると浮力も小さくなってバランスを保つのが難しくなります。基準となる口から膝上までの長さをきちんと守ってください。また、ボード以外の道具も必要なので、初心者にはリールやフィンがセットになった商品もおすすめです。

実物を見てボディボードを購入したいなら、スポーツショップに足を運んでください。サイズ感や質感も確認できて店員さんに不明点を聞けるのがメリットです。ただし、オフシーズンには店頭にない場合もあります。

また、ネットショップでも購入が可能。型落ちモデルがお値打ちになっていたり、セット商品もみつかります。万が一に備えてクーリングオフ制度があるか確認した方が安心です。

ボディボードがダサいと言われていたのは、ボディボードが出てきたばかりの頃の話です。よくわからないものが出てきたというだけで勝手にダサいと決めつけた印象が付いただけで、ボディボードを心から楽しんでいる人の姿は、むしろかっこいいと感じるはずです。ダサいというのはあくまで過去の印象と言えます。

ボディボードは若い人がやるスポーツと勝手に思っていませんか。ボディボードは始めるのに年齢は関係ないスポーツです。おばさんでもやっている人は多く、50代から始める人もいます。初めての場合は、50代以上向けのスクールなどもあるようなのでおすすめです。

ボディボードを楽しむには、ボードの他にも必要なものがあります。

まずは「フィン」です。ボディボードはサーフボードのような重みがないのでパドリングしてもなかなか進みませんが、両足にフィンを装着すればスムーズに進みます。硬くて大きいフィンの方が推進力が高いですが、足にフィットしないと痛めてしまうので気をつけてください。

もうひとつは「リーシュコード」です。ボードと足をつないで、ボードが流されないようにする役割があり、手首や二の腕につなぐタイプがあります。他にも、ウェットスーツ・ビーチサンダル・タオル・日焼け止めも必須アイテムですが、いずれも自分に合うタイプを選んでください。

気軽に始められるボディボードは、道具さえあえば明日にでも出かけられます。ご紹介した選び方やおすすめ商品を参考にして、ぜひこれを機会にボディボードデビューしてみてください。

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