【コスパ最強】ダイバーズウォッチおすすめ17選｜プロが使うものから普段使いまで

耐水であり、耐水圧、耐衝撃性も備わっているダイバーズウォッチは、過酷な状況下でも動き続けるタフな腕時計です。昔から変わらないダイバーズウォッチのクラシックなデザインのフェイスも、現代では一周回ってレトロでハイセンスなおしゃれとみなされています。

過酷な環境で使用できるダイバーズウォッチは一定の基準があり、壊れにくいのが特徴です。見た目もおしゃれなものが多いので、タウンユースやビジネスにもおすすめ。高級なイメージがありますが、価格の安い普段使いに適したモデルもあります。

今回はダイバーズウォッチの選び方やコスパ最強のおすすめの商品をご紹介します。プロが使う
最強のダイバーズウォッチや、セイコーほかの人気ブランドもピックアップしますので、ぜひご覧ください。

ダイバーズウォッチの特徴の一つとして、まずは防水、防水圧機能が高い点が挙げられます。防水機能の表示に、200m防水や20気圧防水などの記載があります。潜る前提で考えるなら、〇〇m防水と記載のものを選びましょう。

「1気圧＝水深10m」で、「1気圧防水＝10mの水圧に耐える」です。ただし、潜るとガラスにかかる荷重を考慮して「10mの深さまで潜水できる」のは〇〇m防水の方です。200m防水は潜水用の時計ですが、20気圧防水は日常生活用強化防水で、耐えられるのは水泳や水上マリンスポーツなどになります。

200m防水の記載があれ、ば潜水用でダイバーズウォッチとして十分な性能です。潜る頻度が多い・本格的に潜水する場合は300m防水のダイバーズウォッチ、プロが使うなら500ｍ防水のものがおすすめです。

時計は基本的には精密機器ですが、ダイバーズウォッチが壊れると海の中で命に関わってしまいます。そのため、3kgのハンマーが当たっても壊れないのを基準に作られており、簡単には壊れません。

耐衝撃性の高いダイバーズウォッチなら、普段使いの時計としても気兼ねなく使えます。うっかりぶつけても壊れないのは安心ですし、耐久性にも優れているので長く利用できます。

時計の心臓部であるムーブメントは、磁気の影響を受けやすいです。磁気を帯びてしまうと、時計に狂いが出やすく、狂った時計を使うのはダイバーにとっては命とりです。ダイバーズウォッチは、工業規格によって4,800A/mの耐磁性と定められています；

これは、磁気を帯びた製品から5cmまでの距離なら耐えられて狂わない、という意味です。ただし、ムーブメントに狂いが生じると精度に影響が出る可能性があります。なるべく磁気を帯びたものは、時計に近づけないようにしましょう。

ダイバーズウォッチの基準として、暗所でも25cmの距離から時計を読み取り可能でなければなりません。水深が深くなるにつれて日の光が届かずに暗くなっていきますが、水深や経過時間などを確認できる必要があります。

ダイバーズウォッチは時計の針に夜行塗料が塗布されているので、暗い水中でも針が光って見やすいです。

ベゼルは、時計のガラス面の縁を保護しているリングです。ダイバーズウォッチで使うベゼルは、潜水時間を計測するために使います。入水からの経過時間を確認できますが、ベゼルが逆に動いて実際よりも短い時間を表示してしまうと命に関わるほど危険です。

そのため、ダイバーズウォッチは逆回転防止ベゼルを搭載して、時間が短く表示されるリスクを回避しています。

ダイバーズウォッチに使われているベルトの素材は、濡れても使えるステンレススチール、ラバー、ナイロンがほとんどです。素材ごとの特徴は以下の通りです。

• ステンレス：丈夫で錆びにくいので壊れにくく、メンテナンスは簡単だが少し重い
• ラバー：安価・軽量で水に強いが、ひび割れて切れやすい
• ナイロン：リーズナブルかつ軽量で丈夫だが、ほつれや汚れが目立ちやすい

ラバーやナイロンは安いのがメリットですが、ステンレスに比べると交換頻度が高いです。

エクステンションバックルとは、ベルトの長さをワンタッチで調節できるよう設計されたバックルです。金具を折りたたんで調整するタイプの折りたたみ式・横にスライドして調整するタイプのスライド式の2種類に分かれ、いずれもウェットスーツの上からでも着用できる点で優れています。

ムーブメントは、電池が動力の「クォーツ式」とゼンマイを巻く「機械式」の2種類です。クォーツ式は電池がなくなるまで動きますが、電池交換が必要です。防水時計は、電池交換すると水が入りやすくなります。最近はソーラー式の電池も増え、太陽光などで蓄電するので電池交換が必要ない場合もあります。

機械式は、時計を付けた腕の振りに合わせて巻き上げる自動巻きと手動で巻き上げる手巻きがあります。ダイバーズウォッチは、自動巻きが多いです。電池交換の必要はないですが、いつも腕につけていないと止まってしまいます。機械式は、時計をつける習慣がある人向きです。

ダイバーズウォッチは、その品質の高さから高額なものが多いです。本格的なものほど高額ですが、目的によってはそこまで高スペックな必要はないと思います。水遊びが好きなお子さんへのプレゼントとしても、リーズナブルなダイバーズウォッチは最適です。

頑丈なダイバーズウォッチは長く愛好使用できるので、長い目でみると高額でもコスパがいいと言えます。価格に関係なく見た目はおしゃれなものが多いので、お財布と相談しながら決めましょう。リーズナブルなものと本格的なものに分けて、特徴を解説します。

高価なものよりスペックは落ちますが、素潜り程度なら問題なく使用できるリーズナブルなダイバーズウォッチもあります。日常生活防水よりも防水性能が高いので、安価なものでも普段使いから水回りまでフォローできるのが魅力です。

本格的に潜水が趣味の方には、300m防水の本格派ダイバーズウォッチがおすすめです。200m防水でも十分ですが、安心と安全のためには300m以上をみておいた方が信用できます。ダイバーズウォッチは時計技術の集大成なので、安心安定のハイブランドを選ぶのも一つの選択肢です。

女性用のダイバーズウォッチは、小さめでデザインがとてもかわいいものばかりです。マリンスポーツやダイビングが趣味の女性にはもちろん、水仕事の多い女性にもおすすめです。ダイバーズウォッチをプレゼントにしてもハイセンスだと思います。扱いが楽な分、重宝されます。

男性の手元のお洒落にも、ダイバーズウォッチは最適です。機能性も高く、アクティブなデザインは海はもちろんタウンユースでも大活躍します。ファッション性に特化したダイバーズウォッチも開発されてきているので、普段使いにダイバーズウォッチを検討するのもおすすめです。

水に強いダイバーズウォッチなので、当然サマーシーンに大活躍します。マリンスポーツはさまざまですが、ダイバーズウォッチなら壊す心配をせずに使用できます。プール・水泳・海水浴や水上スキーなどの水上アクティビティーなどにも便利です。

水上のアクティビティーとは違って、サーフィンや素潜りはダイバーズウォッチでないと壊れるリスクがあります。特に、サーフィンはパドル時に水圧が時計にかかるので、日常生活防水では心配です。

ダイビングほど深く潜るわけではありませんが、サーフィンにもダイバーズウォッチが一番おすすめです。最近はタイドグラフがついた時計もあります。サーフィンに役立つオプションがついたものなら、よりサーフィンを楽しめます。

SEIKO（セイコー）は1881年創業の国内メーカーで、日本初の腕時計を発売しています。画期的な技術を取り入れた時計を開発するメーカーとして有名です。ダイバーズウォッチは、幅広いラインナップを販売しています。

世界的に人気の高いブラックボーイ、プロスペックスシリーズなどが有名です。価格帯は3万円程度から10万円以上となっています。日常使用できるものからプロ仕様のものまで、バリエーションが豊富です。

逆回転防止ベゼル搭載・1000mの防水性能など、過酷な環境でも使用できるモデルが揃っています。

OMEGA（オメガ）は、1848年に設立されたスイスの高級時計メーカーです。ダイバーズウォッチに関しては1932年にオメガマリーンを発売しており、90年の歴史を持つダイバーズウォッチのパイオニアとして知られています。

1948年に初代が発売されたオメガシーマスターは、現在まで続くダイバーズウォッチの人気シリーズです。シーマスターは比較的安価なエントリーモデルから、本格的なプロ仕様のものまで販売されています。ビジネスでも使用しやすいデザイン性の高さも評価されています。

シーマスターの非売品として作られたウルトラディープは、地球の最深部で問題なく動作する快挙を達成しました。

ROLEX（ロレックス）は1905年にイギリスで創業したメーカーで、現在は拠点をスイスに移しています。ダイバーズウォッチに関しては、オメガと並ぶ知名度を持つメーカーです。有名なサブマリーナーは、水深100mの防水性能を持つ初のダイバーズウォッチとして1953年に発表されました。

現在のサブマリーナーはシーマスターに比べるとバリエーションが少ないですが、高級なダイバーズウォッチとして人気です。水が入りやすいリューズの弱点を補うために、3重構造のパッキンを採用するなどさまざまな工夫を行っています

ロレックスは、2017年に1万2000mの防水性能を持つディープシー チャレンジを発表しています。

タフさとデザイン製を兼ね備えた最近のダイバーズウォッチは、文字盤を小型化したりとタウンユースに寄せつつもあります。現在は、海だけではなくビジネスシーンでも、スマートな腕時計として認められてきました。

日常生活防水でもシャワーや汗、雨などは問題になりませんが、ダイバーズウォッチなら防水性能に対する安心感が違います。いちいち取り外さなくても水仕事も可能ですし、日常の時計に関する手間が、ダイバーズウォッチに変えるだけでとても楽になります。

常にそばにある相棒として、ダイバーズウォッチはスペックもデザインも申し分ありません。週末に気分をあげるため、ビジネスウォッチからダイバーズウォッチへの付け替えもおすすめです。

リューズの締め忘れると内部に水が入って故障しやすくなるので、タウンユースの場合も忘れず閉めましょう。つけたまま温泉に入ってしまうのも、故障の原因になります。

温泉には普通の水や海水にはない成分が入っているので、ダイバーズウォッチをつけたままの入浴は避けましょう。また、使用後のケアにも注意が必要です。海水で使用した後は、必ず真水で洗ってください。サビの原因となってしまいます。

キリッとしたスーツにダイバーズウォッチで遊びココロをもたせたり、タフさを演出してくれるダイバーズウォッチはハイセンスなお洒落です。こちらの記事ご紹介したダイバーズウォッチを参考に、是非ご自分にあったダイバーズウォッチを見つけ出してください。