安いスタッドレスタイヤおすすめ20選｜コスパのいい4本セットや激安商品も紹介

毎年ウィンターシーズンになると、雪道や凍結路で立ち往生している車を見かけたり、自身が立ち往生した経験はありませんか？雪道や凍結路を安全に走行するためには、スタッドレスタイヤが必須です。

スタッドレスタイヤはノーマルタイヤに比べ少し価格が高めなので、出費が大きくなります。かといって安いスタッドレスタイヤでは、性能に不安を持つ方も多いはず。安いスタッドレスタイヤでも、しっかり選べばコスパ・質ともにいいものは見つかります。

そこでこの記事では安いスタッドレスタイヤの選び方やおすすめ商品を紹介します。また、4本セットの相場はどれくらいになるのか、激安製品の狙い目なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。

スタッドレスタイヤは、冬タイヤとも呼ばれる雪道や凍結した道路で滑らず安全に走行できるタイヤです。昔の雪道ではスパイクタイヤが活躍していましたが、路面をスパイクで傷めてしまい粉塵などの影響があるため現在では使用禁止となりました。

そのためスパイクタイヤのスタッド（びょう）がレス（ない）タイヤとして雪道に強いスタッドレスタイヤが開発されました。

車のタイヤは4本必要になるので、スタッドレスタイヤを購入する際は4本セットの価格をチェックしましょう。メーカーやサイズでも価格は変わります。また軽自動車やミニバンは安めですが、SUVや大型車は高めの傾向があります。4本あたりの価格相場を参考にしてください。

• 13インチ以下：15,000円～28,000円
• 14インチ・15インチ：24,000円～64,000円
• 16インチ・17インチ：40,000円～100,000円
• 18インチ・19インチ：68,000円～160,000円
• 20インチ～：100,000円～200,000円

雪国では除雪車が道路の除雪をしますが、雪が多かったり想定外に多くの雪が降ったりすると除雪が間に合わず、雪道や凍結路を走る機会も多くなります。冬になるとたくさんの雪が降る豪雪地帯では、氷上性能・雪上性能を重視を重視しましょう。

あまり雪は降らないが全く降らないわけではない地域では、ドライ性能・ウェット性能を確認しましょう。ドライ性能は雪がない乾いた道路における性能で、ウェット性能は降雪時や積雪にも焦らず走行できる性能です。

スタッドレスタイヤはノーマルタイヤに比べて転がり抵抗が大きいため、燃費が悪い傾向があります。燃費が気になる場合は低燃費モデルをチェックしましょう。ただし、豪雪地帯では氷上性能・雪上性能が重要視されるため、燃焼性能は非降雪地帯に限定されます。

スタッドレスタイヤは、ノーマルタイヤに比べると価格が少し高めです。タイヤの寿命は種類に関係なくほぼ同じなので、1年で夏と冬のタイヤを買い替える場合は大きな出費となります。激安商品を狙いたいのであれば、型落ちモデルをチェックしましょう。

スタッドレスタイヤを安くゲットできても、自分でタイヤ交換できないと業者に依頼しなければいけません。ガソリンスタンドやタイヤ販売店などでもタイヤ交換はしてもらえますが、購入場所やサービスについても確認しましょう。

今のホイールが使える場合はタイヤのみの交換になりますが、新しいスタッドレスタイヤを装着するには古いタイヤを外してから取り付けになります。この場合、工賃と時間が増えるのでコスパ重視で選びたいのであれば、タイヤ＆ホイールセットの方がお得な場合もあります。

豊富なラインナップから愛車に合うスタッドレスタイヤを選びたい方には、ブリヂストンがおすすめです。幅広い乗り物のタイヤを扱っているので、車以外にバイクのスタッドレスタイヤを探したい方にもおすすめします。

性能の高さにも定評があり、氷上性能・雪上性能を重視したい方にもうってつけです。

ヨコハマタイヤでは、タイヤの劣化を防ぐ効果のある「オレンジオイルS」を配合しているのでタイヤが長持ちするのが魅力です。手が届きやすい価格帯のモデルも多く、安いスタッドレスタイヤを求める方に向いています。

ミシュランはフランスのメーカーですが、日本では北海道に開発拠点があるため国内でも人気の高いメーカーです。特に氷上性能の高さに定評があり雪国の方におすすめと言えます。ラインナップも豊富なので、愛車に合ったスタッドレスタイヤが見つかるはずです。

ダンロップは、氷上性能に優れたスタッドレスタイヤが人気の国内2位のシェア率を誇るメーカーです。中でも「ナノ凸凹ゴム」を採用した「WINETR MAXX」は氷上性能が高いだけでなく静音性にも優れています。

グリップ性能を重視したい方には、トーヨータイヤがおすすめです。トーヨータイヤが独自に開発した「吸着クルミゴム」は、タイヤゴム混ぜる鬼クルミの殻が、路面をしっかり捉え高いグリップ力を発揮するだけでなく、摩耗力低下にも役立ちます。

GOODYEAR（グッドイヤー）は120年の歴史を誇る大手のタイヤメーカーです。スタッドレスタイヤの性能が高いとの評判もあり、人気があります。グッドイヤーのスタッドレスタイヤ「アイスナビ」シリーズは、快適な乗り心地とロングライフ性能が魅力です。

タイヤの寿命は3年～5年と言われているものの、乗り方でも寿命は変わってきます。法律では残り溝の深さ1.6mmまでとされていますが、新品時から50%摩耗した状態のまま乗り続けるとグリップ力が下がるので危険です。

また、スリップサインのほかにも製造年度を確認も必要です。古いタイヤはゴムが固くなってグリップ力が低下してしまいます。特に中古で購入する場合は、サイドウォール部分の製造年度を必ず確認しましょう。

普段の運転で、急発進・急ハンドル・急ブレーキが多い方はタイヤの消耗が早くなるので気をつけましょう。スタッドレスタイヤを長持ちさせるには、急発進・急ハンドル・急ブレーキを避けるよう意識して運転してください。

また、スタッドレスタイヤは熱に強くありません。あまり雪が降らない地域では春ごろ、東北や北海道などの豪雪地帯でも、路面温度が上がる夏前にはノーマルタイヤに交換するのがベターです。

スタッドレスタイヤのシーズンが終わったら、高温多湿の場所を避け、風通しのいい日陰で保管しましょう。寝かせておくと変形の可能性があるので、タイヤは寝かせず立てて保管するのがおすすめです。

タイヤラックを使えば理想的な状態で保管できます。コンパクトならラック、キャスター付きは移動に役立ちます。以下のおすすめ商品もチェックしてみてください。

普段は雪が降らない地域で暮らしている方でも、ウィンタースポーツやレジャーを楽しむときは万一に備えて車にチェーンを積んでおきましょう。場所によってはスタッドレスタイヤだけでは走れないところもあります。

タイヤチェーンについてもっと詳しく知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。

スタッドレスタイヤはノーマルタイヤより価格が高めですが、じっくり探せば安いものも見つかります。種類が多くて迷ったときは、この記事で紹介した選び方やおすすめ商品を参考にしながら、予算内で愛車に合った最適なスタッドレスタイヤを見つけてください。

こちらの記事もあわせてご覧ください