【まぶたのたるみ取り】眉下切開・眉下リフトができるクリニック9院【切らないたるみ取りはある？ダウンタイムも解説】

上まぶたのたるみやシワは、加齢はもちろんアイメイクやスキンケアの際の摩擦が原因になってしまうこともあります。

アイクリームやストレッチといったセルフケアでまぶたのたるみを改善しようとしても、なかなか効果がわらりづらかったり、大幅な改善が見られないこともありますよね。

まぶたのたるみを取る美容整形には、まぶた・眉上・眉下を切除してまぶたの開き方を改善したり、まぶたが腫れぼったく見える原因となる余分な脂肪を除去したりいくつかの方法があります。ここでは、5種類の美容整形方法を紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

切らない整形でまぶたのたるみを改善したい方に向いている方法のひとつとして、眼瞼下垂治療(埋没法)があります。

埋没法の二重術のように、上まぶたの眼瞼挙筋を医療用の糸で縫い縮め、目の開き方を改善する手術です。切る手術よりもダウンタイムが短く済むため、学生や整形が初めてのでも受けやすい治療になっています。

まぶたのたるみや下がり方が軽度~中度の方に向いているため、医師に重度の眼瞼下垂があると判断された場合は切開法を提案される場合もあります。

眼瞼下垂とは、まぶたを持ち上げる筋肉が弱まり、目が開けづらくなる症状を指します。まぶたによって黒目が隠れがちになり、眠そうに見えたり目つきが悪く見えたりします。

また、まぶたが開きにくいのをおでこの力で支えようとするため、シワの原因になり得ます。他にも、頭痛・肩こり・眼精疲労の原因になります。

「眼瞼下垂症」と診断された場合は、自由診療の美容整形ではなく保険適用の治療も受けられるため、疑いのある方は早めにクリニックに行ってみましょう。

切らないまぶたのたるみ取りの方法として、炭酸ガスレーザーも選択肢のひとつです。この施術では、炭酸ガスフラクショナルレーザーの照射によって皮膚組織を収縮させ、まぶたを引き締めます。

その後、レーザーを照射された部位は傷が治る際と同様の治癒力を発揮し、真皮の再生が起きます。たるんだ皮膚・脂肪を取り除くのではなく、皮膚そのものの若返りを目指す施術です。

切開を伴わないためダウンタイム中も施術部位の傷などは目立ちません。個人差はあるものの、赤みやカサつきが出る程度です。

眉下切開は、眉下のラインに沿って切開を行い、たるんだまぶたの皮ふを切除する施術方法です。加齢によってまぶたの皮膚が下がってきたり、まぶたのたるみで二重のラインが見えにくくなってしまったといったお悩みに有効です。

切開をともなうものの、縫合箇所が眉毛の下のラインに沿っているため傷跡は目立ちにくくなっています。二重術等を行わなくても目の開き方を改善でき、ダウンタイム中の傷を最小限に抑えたい人にもピッタリの施術です。

眼瞼下垂症などではなく、単純に加齢などによるまぶたのたるみであれば眉下切開・眉下リフトによって根本的に改善が可能です。アイクリームやストレッチでの改善がイマイチだった方は検討してみてください。

腱膜収縮法による眼瞼下垂手術は、中程度から重度の眼瞼下垂の方に向いている治療法です。加齢によるまぶたのたるみよりも、まぶたを持ち上げる筋肉の力が弱まっている場合に有効な治療法になります。

目を開ける際におでこや眉毛を吊り上げないとうまく開けられないといった方は、眼瞼下垂症の可能性もあります。診断によっては保険適用となることもあるため、眼瞼下垂のような症状がある方は早めの受診をおすすめします。

まぶたの腫れぼったさが気になる方には、まぶたの脂肪取りが向いています。まぶたの脂肪取りは二重整形と同時に行う方が多い治療です。

内容としては切る整形に入りますが、まぶたに小さな穴を開けて脂脂肪を除去するため傷口は2mm程度とわずかで目立ちにくいです。まぶたの厚みを薄くしたい方・二重整形の効果をより強化したい方に向いています。

まぶたのたるみを取る方法の中には、整形以外にも自力でできるものがあります。代表的な方法には「ストレッチ・顔ヨガ」「クリームでのケア」があります。

まぶたのたるみに効果があるストレッチ・顔ヨガは、お金も道具も使いたくない方に人気があります。眼球を支えるための目の周辺の筋肉を鍛えることで目をすっきり見せたり大きく見せたりするのが可能です。

おでこを押さえて目を大きく開く・目と鼻と口を一気に顔の中央に寄せるなどのストレッチをします。

まぶたのたるみに有効なアイクリームも多く販売されています。上まぶたに塗って皮膚表面を引き締めたり、成分が皮ふに浸透してピンとハリが出たりする効果が期待できます。クリームを塗るだけのケアで手軽なので人気があります。

ただし、効果を感じるまでに時間がかかったり、アイクリームで引き締められる効果には限度があるのも確かです。期待する効果の程度によって検討してみましょう。

まぶたのたるみ取りの費用相場は、治療内容ごとに大きく異なります。一覧表でおおよその治療方法と相場を参考にしてみてください。

どの治療内容が適しているか自己判断するのは難しいです。そのため、まぶたのたるみが気になる場合は一度クリニックでのカウンセリングを受けるのがおすすめです。治療内容の選択肢や料金の見積もりなどを確認してから改めて検討もできます。

まぶたのたるみが気になる方で、眉下切開での治療が向いている人・向いていない人についてご説明します。眉下リフトは主に眼瞼下垂以外の加齢によるたるみに効果が期待されています。

眉下切開が向いているのは、主に加齢によるまぶたのたるみが気になる方です。眼瞼下垂症の場合は眼瞼下垂手術が適用となるため、眉下切開は適用になりません。

まぶたのたるみを取り除くことで、目の開き方が改善しぱっちりした目元になる・隠れてしまった二重のラインがはっきり見えるようになるなどの効果が期待できます。

眉下切開・眉下リフトが向いていないのは、眼瞼下垂の症状がある方です。眼瞼下垂の場合は眼瞼下垂の治療をしなければなりません。自己判断で眉下切開・眉下リフトを選択せず、医師と症状をよく相談のうえ術式を決定しましょう。

その他、目と眉の距離が近い方も向いていません。眉下切開・眉下リフトは手術の性質上目と眉の距離が近づきます。元々目と眉の距離が近い方の場合、術後の印象が不自然になる可能性もあります。

目元に大きな変化を求める方は、まぶたのたるみ取りよりも二重術などの施術が向いている場合もあります。

まぶたのたるみ取りにはメリットとデメリットがあります。いずれもよく理解しておくことが、いい治療を受けやすくなるコツですので、ぜひしっかりと覚えておいてください。

まぶたのたるみ取りの大きなメリットは、目の開けづらさを解消できる・目元の印象を変えられる点です。眼瞼下垂ではないまぶたのたるみの場合、目をしっかり開けていてもまぶたが重たい印象になったり、目が小さく見えるなど見た目にもかなり影響があります。

その場合、眉下切開・眉下リフトでまぶたの余分な皮ふや脂肪がなくなるとぱっちりした若々しい印象の目元になれます。目に光も入りやすくなり、表情も明るく見えるのがメリットです。

眼瞼下垂手術の場合、切開法なら同時に二重まぶたの整形手術が可能です。たるみだけでなく印象を大きく変えたい方にとってはメリットの大きい手術と言えます。

まぶたのたるみ取りのデメリットとしては、ダウンタイムがあること、失敗した場合「つり目」や「びっくり目」になる可能性があることなどが挙げられます。

ダウンタイムについては、仕事にすぐ復帰したい方にとっては重要な点ですよね。事前に予定調整や休暇を取るなどの準備が必要になります。切らない整形の場合、ダウンタイムは短くすむ傾向がありますが、自分の症状に合うかどうかきちんと相談しましょう。

眉下切開・眉下リフトで失敗すると皮ふが上方に引っぱられてつり目になったり、眼瞼下垂手術で目の開き方が過剰になると驚いたような目(びっくり目)になってしまう可能性もあります。医師の技量、クリニックの症例数などを参考に病院選びは慎重に行いましょう。

眉下切開・眉下リフトでまぶたのたるみ取り治療をする際は、眉の下部分に切開が生じるためダウンタイムがあります。ここではダウンタイムの平均日数や手術の副作用・リスクの可能性について詳しく説明しています。ぜひ参考にしてください。

眉下切開・眉下リフトのダウンタイムの平均日数は、おおよそ1週間から2週間ほどです。眉下切開・眉下リフトは術後1週間程度で抜糸があります。

内出血や腫れが引くまでの期間は個人差はありますが長くて2週間ほどです。その後、傷あとが目立たなくなり始めるのが1ヶ月後から2ヶ月後です。

▼眉下切開・眉下リフトのダウンタイム中の主な症状

• 赤み
• 腫れ
• むくみ
• 内出血

眉下切開のダウンタイム中に起こり得る副作用には、赤み・腫れ・むくみ・内出血などがあります。ダウンタイムの間は、なるべく仕事や学校を休んで、安静にして症状が治まるのを待つのがおすすめです。

▼眉下切開・眉下リフトの失敗・リスク

• たるみが残ってしまう
• つり目になる
• 傷跡が残る
• 眉毛が少し細くなる

眉下切開・眉下リフトの手術のリスクとしては、たるみの残存・つり目・傷跡・眉毛が細くなるなどがあります。眉下切開・眉下リフトはその名の通り、眉の下ラインに沿って切開が生じます。

そのため、傷跡は目立ちにくい位置ですが体質によっては多少跡が残ってしまうこともあります。また、眉毛の下側の毛が傷によってなくなり、元の眉が少し細くなるなどの影響も考えられます。

まぶたのたるみ取りをするクリニックを上手に選ぶにはいくつかのヒントがあります。失敗したくない方はヒントを重視して慎重にクリニックを選びましょう。

気になっているまぶたのたるみの原因を知るのは重要です。加齢によるまぶたのたるみか、眼瞼下垂なのかなど、原因によって対処法が大きく異なります。

対処法を見誤ってしまうと術後に再度まぶたのたるみが生じたり、効果をあまり感じられないなどの後悔に繋がってしまう可能性もあります。むやみに安価な治療を受けるのではなく、正しい対処法の中から自分に合った治療を選ぶことが大切です。

まぶたのたるみの原因ときちんと向き合ってくれるクリニックを選ぶため、複数のクリニックで意見を聞いておくのもおすすめです。

事前カウンセリングは無料のクリニックが多いので、いくつか無料カウンセリングを予約して相談してみてください。親身に相談を聞いてくれて、なおかつ適切な提案ができるクリニック・ドクターを選ぶのが大切です。

治療の内容と料金に不明瞭な点がないか・妥当な価格かなどについて納得して、無理のない支払い方ができると思えるまで、安易に治療を受けたり支払いをしたりするのはNGです。

事前カウンセリング後は見積もりを持ち帰って検討できるため、無理に当日決断せず、施術内容が希望や理想に沿っているかどうかしっかり確認してください。

治療後のアフターケアの有無・ケアの内容はクリニックによって異なります。検討しているクリニックのアフターケア制度を確認したり、いざというときの対応をあらかじめチェックしておくのも大事です。

術後に傷口から細菌が入り、赤く腫れたり、白い膿が出るなどのリスクはゼロではありません。このような感染症を引き起こしてしまった場合はすぐにクリニックに相談してください。

アフターケアの料金が施術費用に含まれているクリニックもあるので、事前の下調べが重要です。

治療のいい面だけではなく、デメリットやダウンタイムについて深く理解しておくのが重要です。治療法によっては傷跡が残ったり、たるみが解消されなかったりするリスクもあります。また、治療のスケジュールを立てる場合はダウンタイムをきちんと考慮しましょう。

ダウンタイム中はゆっくり体を休められるように予定を開けておくのがおすすめです。ダウンタイム期間は長くて2週間程度です。予定より腫れが長引く場合はすぐにクリニックに相談し、治療を受けてください。

まぶたのたるみ取りを検討している方の中で、いろいろな疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。ここでは、「保険適用可能か？」「眼瞼下垂の診断方法は？」などの疑問について回答します。

一般的には、「眼瞼下垂」の治療の一環として切開法を用いる場合は、保険適用が可能です。見た目を変えたいといった美容目的の自由診療では、すべての施術が保険適用外になります。眼瞼下垂の治療であっても、医師の判断によって保険適用にならないケースもあります。

眼瞼下垂で保険適用になるのは中度から重度といわれています。

眼瞼下垂の診断は形成外科と眼科で行なっています。まぶたのたるみの原因が眼瞼下垂だった場合、美容のための治療が逆効果になってしまうケースもあるため、術前に眼瞼下垂かどうかの診断を受けてください。

美用クリニックのカウンセリングでその旨を伝えて相談するのもいい手段です。

まぶたのたるみ取りについて、治療方法の種類・セルフケアの種類・メリットやデメリット・クリニック選びのヒント・おすすめクリニックなどを紹介しました。ぜひ記事を参考に、まぶたのたるみの悩みを解決できるクリニックを探してみてください！