マーシャル（Marshall）ヘッドホンのおすすめ3選【bluetoothも】

人気の高いマーシャル(Marshall)のヘッドホン。マーシャルはイギリスの老舗アンプメーカーとして、ロッカーなら知らない者はいないほど有名なブランドです。

そんなマーシャルのヘッドホンですが、実は偽物が出回るほどの人気で、購入するのが少々大変です。また似たような機種がラインナップされており、違いがわかりにくい一面も。

そこで本記事では今回はマーシャルのヘッドホンについて徹底解説します！

☆この記事を読めば。マーシャルヘッドホン選び方やおすすめ、模倣品の注意事項などがわかります！

ロックミュージックを牽引してきたマーシャルだけあって、厚みのある低音域が特徴です。ロック、ジャズを聴く方向きです。

カバーしている周波数帯域が広く、音楽の世界に没入できるサウンドはユーザーを唸らせます。中音～高音域のバランスを重視したモデルもあるので、ハードロックチューンだけでなくポップやエレクトロを楽しみたい方にも向いています。

音をクリアにする解像度の高い音質というよりも、徹底した音のバランス感覚と曲全体の表現力において評価が高く、臨場感のある迫力の音なのに聞き疲れしにくいのも特徴です。

マーシャルヘッドホンを語るのに、歴代ミュージシャンたちに愛されてきたアンプを連想させるハードなデザインは外せません。

ヘッドホン本体はこだわりのレザー調、立体的な美しいロゴをあしらい、部屋に置くだけで雰囲気があります。付属のケーブルも細部までこだわり抜かれたスタイルは、スタジオはもちろん無骨な塩系インテリアのお部屋にも馴染みます。

MAJORシリーズはブラック・ブラウン・ホワイトのカラー展開で、それぞれ違った雰囲気を楽しめるのが魅力です。

マーシャルのヘッドホンは収納すれば非常にコンパクト。軽量タイプが多く付属コードはカールタイプなので、スタジオへの持ち運びや旅行にも便利です。Bluetooth対応モデルはバッテリーの持ちも良く、携帯性は抜群です。

外観が特徴的なマーシャルのヘッドホンは、身につけているだけで音楽通に「おっ？」と思わせる自慢のアイテム。外に連れ出して活用するのがおすすめです。

携帯に便利なマーシャルのロゴ入りポーチが付属しているモデルもあるので、購入時にはぜひチェックしてみましょう。

マーシャルのヘッドホンにはマイクが付属しており、シンプルな操作でハンズフリー通話やボイスメモが可能です。急な通話でもヘッドホンを外さず対応できるのは嬉しいですね。

他にも、左右着脱可能なジャックを備えているタイプならお好きな方で片出しでき、使い勝手も良好です。かゆいところに手が届く機能は、ユーザー目線で開発されたマーシャルの強みですね。

マーシャルヘッドフォンはイヤーパッドの質感にもこだわっているため、長時間装着していても痛くなりにくいです。

高いフィット感で音が漏れにくいので、ノイズキャンセリング機能と組み合わせると外出時でも気持ちよく音楽を楽しめます。

マーシャルヘッドホンの中でも「メジャー」は汎用性・利便性が高く、多くの人が愛用しています。ここでは3と4の違いを比較していきます。

※価格は2023年2月現在のものです。変動する可能性があります。

メジャー4は3に比べて、バッテリー周りが強化されています。デザインも多少違うだけで価格はほとんど変わりないため、よほどの理由がない限りメジャー4がおすすめです。

マーシャルのヘッドホンは、Amazonといった大手ECサイトでも偽物が確認されています。また中国の通販サイトであるAliExpressでも、そっくりの模倣品が取引されています。

そして、正規品と偽物・類似品の見分け方は、素人には画像だけで判断するのが難しく、本物と並べて詳細に見比べて、やっと違いがわかるレベルです。

公式サイトに掲載されている正規品の価格と比べてあまりにも安すぎる商品は避けた方が無難です。

できれば公式サイトでの購入が安心です。もしAmazonや楽天などで購入する場合には、出荷元がAmazonなどになっているものを選ぶようにしましょう。

ここからはヘッドホンを選ぶ際の前提知識を解説します。編集部では実際にイヤホン・ヘッドホンを購入した420名を対象に、アンケートを行いました。


単なる選び方の解説だけでなく、購入後のよくある後悔や使ってみないとわからない使用感に関する声についても触れることで、皆さんの購入前の不安を解消できるような内容にしています。

• ヘッドホンの購入時に押さえておきたい必須項目
• 人によっては使用感に関わるポイント
• 優先度は低め。気になる人のみチェック推奨

上記の3部構成でどこよりも安心してヘッドホンを選んでいただけますので、ぜひ最後までお付き合いください！

※すぐにおすすめ商品を見たい方は以下のボタンでスキップできます

実は、たった3つのポイントを意識するだけでヘッドホン選びを失敗する確率がグッと下がります。

その3つのポイントとは、

①どこまで音に予算をかけられるか
②有線・ワイヤレスどっちが好みか
③よく聞く音楽ジャンルを明確にする

これだけです。拍子抜けするほど簡単ですが、これだけを守れば大きく失敗することはまず無くなります。詳細はこのあと述べますが、

【結論】

• 予算を決める
  初心者は失敗してもいい価格、買い替えなら今の機種を元に
  
• 流行りの中心はワイヤレス、安くて音質重視なら有線
  ケーブルフリーで使いやすい！音質と予算のバランスも考慮
  
•  遮音性や臨場感なら密閉型

これが失敗しないヘッドホン選びの最初のステップです。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは全て目を通してください！

マーシャルのヘッドホンは、

・Major Ⅲ/Ⅳ が23,800円程度

・MonitorⅡA.N.Cが4万円を超える価格

です。 

この金額よりも極端に安く中古品でもない場合、偽物の可能性が高いです。

マーシャルのヘッドホンは現状、家電量販店か正規輸入代理店の「完実電気株式会社」経由でしか手に入りません。(※(株)ヤマハミュージックジャパンはアンプのみです)

そのため、製品として価格にばらつきのある商品ではありません。

ヘッドホンとしては高級品の部類となりますが、この程度は予算を確保してください。

以下はヘッドホン買い替え時の読者アンケート結果です。

マーシャルのヘッドホンと決めている方は、予算で迷うことは少ないかと思いますので、以下の結果は情報としてお楽しみください。

ワイヤレスヘッドホンはBleutoothで接続するタイプのヘッドホンで、2022年現在ヘッドホンの人気の中心です。

部屋の中はもちろん、車の運転時なども装着したまま移動できるので、使い勝手に優れています。

• 多くは「有線とワイヤレスの兼用」
• イヤホンジャック搭載タイプが多い
• バッテリーは比較的長く1日中使用しても持つものが多い

ただし、高級有線ヘッドホンから買い替えでは音質に不満を覚える場合があります。

そこまで音質にこだわりがなく使用感を重視するなら、ワイヤレスゆえの自由度は大変高く、比較的満足している方が多いです。

有線タイプは音質の良さとエントリーモデルでは価格の安さが魅力です。購入者はおおよそ以下の2パターンにわかれます。

• とにかく音質を追求 ＆ ゲーム利用で遅延NG
• とにかく安い物が欲しい

ヘッドホンの人気の中心も、イヤホンと同じくワイヤレスに移行しているため、「音質」「あるいは価格」とこだわりがある人に選ばれています。

実際に、音質面ではワイヤレスは有線には敵いません。

しかし欠点として、ワイヤレスほどの自由度のなさや、ケーブルの劣化や断線などのトラブルが挙げられます。ただしこちらは、リケーブル(ケーブル交換)対応のモデルを選べば解決できますよ。

・MajorⅢとⅣには大きな音質の違いはなし

・音楽鑑賞用ではなくモニター用にはmonitorシリーズを

マーシャルのヘッドホンを一言で表すなら上記のようになります。

現在のところマーシャルのヘッドホンには密閉型しかありません。

ハウジングとはヘッドホンの耳を覆うカップの外側の部分を指します。

一般的にこのハウジングの形状は、

• 開放型｜ハウジングに隙間があり音が抜けていく,聴き疲れにくい
• 密閉型｜ハウジングに隙間がなく密閉されている,音漏れしにくい

の2種類があり、音楽ジャンルや用途によってどちらかを選びます。

繰り返しますが、マーシャルのヘッドホンには密閉型しかありませんので、開放型が気になる方は下記記事をご覧ください。

ここでは密閉型に向いている用途をご紹介します。

密閉型はハウジングの背面を密閉しています。

外音を遮断し音を密閉するので、バイオリンの繊細な響きやアーティストの息遣いなども聴き取れます。

また、開放型ヘッドホンやスピーカーと比較すると、サウンドの鳴りを近くに感じるのが特徴です。

以下の用途では特に密閉型が合っています。

• 音楽鑑賞・リスニング
  ▶︎ロックやEDMにテクノなど、臨場感や没入感が大切な場合に
• 音楽演奏
  ▶︎ギターやベース・ドラムの迫力のある音がしっかり聞ける
• DJ用
  ▶︎遮音性の高い密閉型が必須で前提条件
• 音楽作成(録音時)
  ▶︎録音は音漏れNGのため密閉型が必須

音楽や映像などのプロの制作現場では、密閉型のモニターヘッドホンが使用されています。音漏れしにくいので、持ち運び用にもおすすめです。

ワイヤレスヘッドホンの場合、Bluetoothの規格（コーデック）が音をデータに変換するときの音の損失や遅延に影響します。

この中で、

・MajorⅢはSBC/aptXに対応

・MajorⅣとMonitorⅡA.N.CはSBCのみの対応


です。

▶︎コーデックの特徴と対応スマホ一覧

ここまでのおさらいをしましょう。ヘッドホン選びで失敗しないための重要2ポイントは、

①どこまで音に予算をかけられるか
②有線・ワイヤレスどっちが好みか
③よく聞く音楽ジャンルを明確にする

の3つでした。

• 予算を決める
  初心者は失敗してもいい価格、買い替えなら今の機種を元に
  
• 流行りの中心はワイヤレス、安くて音質重視なら有線
  ケーブルフリーで使いやすい！音質と予算のバランスも考慮
  
• 遮音性や臨場感なら密閉型

これが失敗しないヘッドホン選びの最初のステップです。

繰り返しになりますが、あまりこだわりがない方は、ここまで読んだら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

このあとはさらにこだわって選びたい方向けに記事を書いていきますので、興味がないよ、という方は以下のボタンをクリックしておすすめ商品をご覧ください。

マーシャルのヘッドホンはオンイヤー型のみです。

ヘッドホンの耳へのフィット感は、イヤーカップ形状（装着方法）によって決まり、これらは聞き心地も左右します。

イヤーカップ形状は

耳全体を覆うオーバーイヤー型

耳にのせるオンイヤー型

の2種類に分かれます。

どちらも良し悪しはありますが、知らずに購入すると思ったより使いにくかった、となってしまうので、あらかじめ把握した上で選びましょう。

下記にオーバーイヤー型・オンイヤー型のそれぞれのメリットとデメリットをまとめています。

• オーバーイヤー型：大きなイヤーパッドで耳全体を覆う
  • メリット
    音質のよさや没入感を感じやすい
    密閉型なら外音を遮断し音漏れを軽減
  • デメリット
    オンイヤー型よりかさばりやすく重い傾向
    →ただし耳を潰さないため、長時間の使用ならこっち
• オンイヤー型　：耳にイヤーパッドをのせて使用する
  • メリット
    コンパクトで軽量のため持ち歩きに最適
    構造上サウンドの迫力は控えめだが自然な印象
  • デメリット
    長時間使用は耳が潰れて痛みを感じる人も
    →ヘッドバンドで側圧を調整する調整する必要あり

マーシャルのヘッドホンでノイキャン付きは「MonitorⅡA.N.C」のみ。

しかし、ノイズキャンセリング機能は必要な人が限られています。

しかし、絶対に必要でこだわる人も多いため、ご自身の利用シーンで必要をまず考えてください。

• ノイズキャンセリングが必要な人
  ▶︎電車やバスの中でも音楽に没頭したい人
• ノイズキャンセリングが不要な人
  ▶︎多少のノイズなら気にならない人
  　没入感をそこまで求めない人
  　静かな場所でしか音楽を聞かない人

ノイズキャンセリングを使用していて、

背後の自転車や車に気付けず怖い思いをした

声をかけられたのに気付けなかった

思いをしたことがある方は「外音取り込み」機能があると安心です。

ノイズキャンセリング機能とは、騒音(ノイズ)と逆位相の音波を生じさせることで、音が耳に届く前にノイズだけを打ち消す機能です。

ワイヤレスヘッドホンの場合、

なるべく連続再生時間が長くて充電が速いものを使いたい

と考える方も多いですよね。

ただし、生活スタイルによっては、そこまで重視する必要はない場合も多いです。

ちなみに、マーシャルのヘッドホンで一番稼働時間が長いのは、「Major Ⅳ」です。

最長80時間ととても長いため、数日に一回しか充電しない方にはぴったりですよ。

接続の安定性はBluetoothのバージョンで決まります。

簡潔にいうと、「新しいほど安定していて速くて省電力」です。

詳細は以下の表になりますが、これから購入するならBluetooth5.2以上が推奨です。

ただし、接続機器側(スマートフォンなど)も同じバージョンへ対応しなければ機能が発揮できない(下位互換になる)点は覚えておいてください。

ヘッドホン購入後の意外ながっかりに繋がりがちなのが操作性です。

コントローラーが指先だけで簡単操作できなければ、その都度ヘッドホンを外して目視確認での操作となるため、非常に不便に感じます。

操作性には以下のようなさまざまな要素が絡みます。

• コントローラーやボタンの位置
• ボタンの出っ張りを触った時の分かりやすさ
• ボタンのサイズ

購入前にはなかなか気付きにくいため、可能なら試聴時に一通りボタンを操作してみるのをおすすめします。

ヘッドホンは長時間使用すると、首や肩が凝ったり頭痛の原因になったりします。

ヘッドホンの重量は100g〜400g以上とかなり開きがあります。

ボリュームゾーンは250〜300g以下で、この範囲なら平均的な重さです。

しかし、音質を追求した超高級ヘッドホンには400g以上とかなり重いものもあるため、購入前は重量も必ず確認しましょう。

ヘッドホンのデザインは音質には直接影響しません。

ただし、ヘッドホンを携帯する際に忘れたくないのが「折りたためるか」「折りたたんだ時のサイズ」「ケースサイズ」です。

中には、携帯性は一切考慮外のヘッドホンもあるため、持ち運ぶ用途があるなら注目しましょう。

耐久性は主に有線の断線しやすさや、メーカー保証を確認しておきましょう。

有線の場合は断線すると替えが効かないため、口コミで「すぐに断線した」趣旨のものがないか、事前に確認するのがおすすめです。

ここではマーシャルのヘッドホンをBluetoothで接続する方法を解説します。

1. 本体の電源ボタンを4～5秒長押しして起動する
   ランプの点灯で電源が入ったことを確認してください
2. さらに電源ボタンを2回押す
   ダブルクリックのようにリズミカルに続けて押すのがポイントです。ランプのカラーが変化したり点滅状態になったりします。
3. プレイヤーやスマートフォンなど出力側のBluetoothを起動する
   ヘッドホン名が表示されているので、そこをタップすればペアリング完了です。2回目からは自動で接続してくれます。

マーシャルのヘッドホンはボタン周りの設計がシンプルなので、簡単にペアリングできるのが魅力ですね。モデルによってボタンが風合いあるゴールドに仕上げてあり、見栄えも抜群です。

「MAJOR2」の場合は、対応するパッドがネットショップで販売されています。カラーはブラックまたはホワイトで、残念ながらブラウンはないようです。

交換は簡単で、パッド部分をひねるようにすれば外れるので新しいパッドと入れ替えれば完了です。イヤーパッドの損傷や経年劣化で本体まで買い替える必要がなく、賢くコストを抑えることができます。

ただし、純正品ではないため音に若干違いが生じたとの声もあります。交換を考えている方はご注意ください。

低音に強くロック寄りのイメージが強いマーシャルブランドですが、モデルによっては中～高音域も得意なのでオールラウンドに対応します。楽曲全体を絶妙なバランス感で表現し、音楽を聴くときのワクワク感を高めてくれると高評価です。音質そして外観ともに満足度の高いマーシャルヘッドホンで音楽をさらに楽しみましょう。