コンタクト用目薬おすすめ38選！コンタクトしたまま使える｜疲れ目・ドライアイに

コンタクトレンズを使用していると日中の目の渇きやゴロゴロ感などを感じやすく、そのような不快感を解消するには目薬が必需品となります。ドラックストアの店頭にはたくさんの目薬が並んでいますが、コンタクト装着時はどれでも使えるわけではありません。

コンタクトレンズを使用している方が目薬を使うのであれば、しっかりとお使いのコンタクトレンズ対応の商品を選ばなければなりません。コンタクトレンズ対応の目薬の選び方やそれぞれのお悩みに対してのおすすめなどをご紹介します。

通常タイプと毎回衛生的に使える使い切りタイプのコンタクトレンズ対応の目薬をそれぞれご紹介。お使いのコンタクトレンズに合った正しい目薬選びをしていきましょう。

コンタクトレンズを装着しているとなぜ目の不快感を感じやすくなるのでしょうか。通常時、涙は目のうるおいを保ち乾燥を防いだり、目に入ったごみを出そうとしたりする作用があります。

しかし、コンタクトレンズを装着すると通常の状態よりも涙が出にくい状態になります。そのため目が乾燥しやすくなり、ゴロゴロする、または疲れ目などの不快感を感じやすくなります。コンタクトレンズ対応の目薬を使用することで、その不快感が解消できます。

通常の目薬はコンタクトレンズを装着したままだと、目薬に配合されている防腐剤がレンズ表面に吸着し、角膜障害を起こす可能性があります。そのためコンタクトレンズ用では、防腐剤として使われている塩化ベンザルコニウムやホウ酸が入っていないものがほとんどです。

コンタクトレンズを装着している方が、違いを知らずに通常の目薬を使っていたというケースも多いです。しかし、健康な目を守るためにしっかりとコンタクトレンズ対応の目薬を選びましょう。

ハードコンタクトレンズはソフトやカラーコンタクトレンズに比べ、防腐剤がレンズに吸着しにくいと言われており、一般的な目薬でも使用できる場合があります。しかし、どれでも使えるというわけではないため確認が大変だと感じる方は裸眼での点眼をおすすめします。

ソフトコンタクトレンズの場合は、防腐剤フリーと記載のあるもの、またはソフトコンタクトレンズ対応可と記載のあるものを選びましょう。カラーコンタクトレンズの場合は、カラーコンタクトレンズ対応可、または「すべてのコンタクトレンズに使える」との記載があるものを選びましょう。コンタクトレンズ可と記載があっても、カラーコンタクトは例外の場合もありますので、商品説明を確認しましょう。

目の渇きが気になる場合は、保水効果のある成分が配合されているものを選びましょう。ヒアルロン酸やコンドロイチンは保水効果が高く、目のうるおいを長時間保ちます。粘度が高く、目をうるおいでコーティングし、乾燥による傷から守る働きもあります。

目の渇きは涙不足が大きな原因となります。人工涙液として使われる塩化ナトリウムが入っている商品もおすすめです。人工涙液で目に潤いを保つことで目を健康な状態に近づけられます。

PCやスマホなど長時間使っていると、目に疲労感を感じることがあります。その場合は目に栄養を与え、凝り固まった瞳の奥にあるピント調節筋をほぐす必要があります。

ビタミンB6・ビタミンB12などの成分が入っているものを選びましょう。ピント調節筋の弛緩などで眼精疲労への効果が期待できます。

ハウスダストや花粉・ペットなどのアレルギーにより目のかゆみや痛みがある場合は、無意識に目を掻いてしまうことがあります。その場合は抗炎症作用のある成分が配合されている目薬を選びましょう。

グリチルリチン酸二カリウムやプラノプロフェンは炎症を抑える機能があり、アレルギーによる不快感を和らげます。むやみに目を掻いてしまうと目を傷つけてしまう可能性があるので、早めに目薬を使いましょう。

目の充血は酸素を供給しようとする働きで、白目の血管が拡張してしまうことで起こります。充血が気になる場合は、血管収縮作用のある成分が配合されている商品を選ぶのがおすすめです。

塩酸ナファゾリン・塩酸テトラヒドロゾリンなどの成分が血管の拡張を押さえ、充血を緩和します。しかし、一時的な効果による対症療法で、充血の原因の解決にはならないので注意が必要です。充血を繰り返してしまう場合は目薬だけで対応しようとせず、すぐに病院で診てもらいましょう。

まつ毛・まぶた・目頭・目尻などに目薬の先端が触れるように点眼する方法は、目についた雑菌が目薬に付着しやすくなるため間違った点眼方法です。目薬が清潔な状態が保てるよう、目から離して点眼するように意識しましょう。

目薬を差した後は軽く目を閉じることで、目薬が長く目に留まります。目からあふれた目薬は手で拭わず、清潔なガーゼやティッシュなどで拭き取りましょう。1日の点眼回数や1回あたりの滴数は、商品説明に沿って必ず用法・用量を守って使用してください。

目薬は直射日光の当たらない涼しい場所に保管します。冷蔵庫での保管も可能です。夏の車内など高温になる場所に放置するのは避けましょう。保存袋がある場合は遮光袋になっていますので、袋に入れて保存します。使用期限は製品により異なりますので説明や箱をチェックしましょう。防腐剤が入っていない製品だと、7～10日以内に使い切りのものもあります。

コンタクトを装着するときに、目が乾燥して張り付いたりゴロゴロ感を感じたり、日によって上手く装着できないことがあります。コンタクト装着液を使えば、コンタクトと目の間に潤いを作り、スムーズにコンタクトを装着できます。装着時のゴロゴロ感などのお悩みが解消されますので、お悩みの方はぜひ使用してみてください。

コンタクトレンズを使用していると感じやすい目の不快感。この記事を参考にして、お使いのコンタクトレンズに対応している正しい目薬や、それぞれのお悩みに合った成分を選びましょう。つらい目の不快感から解放され、ストレスフリーな生活をぜひ手に入れてみてください。

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