懸垂用ゴムチューブのおすすめ13選｜100均で買える？強度や補助での使い方も解説

筋トレの中でも腕や背中を効率よく鍛えられるのが「懸垂」です。自重トレーニングの一種で、難易度が高いため、体が持ち上がらない方もいます。そこでおすすめなのが懸垂を補助してくれる「懸垂用ゴムチューブ」です。初心者や筋力が少ない女性をはじめ、多くの方が購入を検討します。

しかし、懸垂用ゴムチューブはしっかり筋肉を鍛えるために、負荷レベルや強度に注目して選ばなければいけません。さらに、安全面も考慮して耐久性や安定性も気にしなければならず、結局どれにするべきか悩んでしまいます。

そこで今回は、懸垂用ゴムチューブの選び方とおすすめ商品を紹介します。懸垂用ゴムチューブの正しいやり方や、100均で購入できるのかについても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

懸垂用ゴムチューブは、懸垂の難易度を下げてくれるのがメリットです。足をかけて体重を支えて補助してくれるため、負荷が軽くなり体を持ち上げられます。ゴムチューブは挙上動作を楽にしてくれるため、筋肉量の少ない初心者でも難易度の高い懸垂がスムーズにおこなえます。

さらに、補助だけではなく、より負荷をかけて筋トレの質を高める使い方も可能です。負荷レベル・強度が商品ごとに異なるため、自分自身のレベルに合わせて調整できます。体への負担も減り、安全面にも気をつけながら筋トレができます。

懸垂が1度も上がらない方は、自分の体重に近い強度のゴムチューブを選ぶのがおすすめです。強度が強い懸垂用ゴムチューブは戻る力が強く、背中・腕にあまり負荷をかけずに懸垂ができます。

懸垂用ゴムチューブは、負荷レベルと強度のそれぞれが「kg」で表示されています。1度も上がらない場合は、数値が体重に近いものを選んでください。また、太めの商品を選ぶと体のグラつきも固定されて筋トレしやすくなります。1～2回ほどできて強い補助が必要ない方は、体重の半分以下の強度から検討してみるのがおすすめです。

上級者は、強度違いの懸垂用ゴムチューブを複数本揃えるのがおすすめです。筋トレの追い込み具合やその日の体のコンディションに合わせて負荷を変えられます。自分自身が求める筋トレ量を明確にしながら、懸垂用ゴムチューブを使用するのが大切です。

細いチューブが合わさっており本数で負荷を調整できるもの、さまざまな負荷の商品がセットになったものがあるので、使いやすさに合わせて選んでください。しかし、細いチューブが複数合わさった商品は、1本あたりの強度がどれくらいか明記されていないものもある点は気を付けてください。

初心者の方は、バンドタイプもチェックしてください。バンドタイプとは、輪っか上になった太さと固さのある懸垂用ゴムチューブです。反対にチューブタイプは細く紐のような形状をしています。紐タイプに比べて、安定感があり初心者でも体のグラつきを抑えて懸垂できます。

また、筋トレ上級者にも使われるほど定番なので、ラインナップが豊富で選びやすいのも魅力です。懸垂用ゴムチューブをはじめて使う場合にもおすすめです。

耐久性を求めるなら「天然ゴム」の懸垂用ゴムチューブがおすすめです。耐久性があるため、初心者だけでなく、激しい筋トレをする上級者にも適しています。弾力性にも優れ、繰り返し筋トレをしても復元するのが魅力です。

ただし耐久性が高くても、いつかはゴムが劣化し、断裂します。懸垂用ゴムチューブの使用頻度が多い場合は、思わぬ事故を防ぐために使用前に必ず劣化具合を確認してください。

ゴムのニオイが気になるなら、「合成ゴム」を選ぶのがおすすめです。合成ゴムは天然ゴムよりも比較的ニオイがあまりしません。しかし、感じ方には個人差があり、絶対にニオイがしないわけではないため注意が必要です。

商品ごとにも差が生まれるので、購入前に口コミを参考にするのも一つの手段です。また、ナイロン製のアジャスターがついたものなど、ゴムの面積が少ない商品を選ぶのもニオイ対策になります。

懸垂用ゴムチューブは、スポーツ用品店で購入できます。さらに、お店に足を運ばなくてもAmazon・楽天のような通販サイトでも豊富なラインナップから選べるためおすすめです。また、100均でも購入できますが、メーカー品に比べると安定感・耐久性に劣ります。

100均のものも使用はできますが、心配な場合はメーカー品を購入するのが無難です。以下では通販サイトで購入できる懸垂用ゴムチューブをご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ここでは、懸垂用ゴムチューブを使った懸垂補助のやり方をご紹介します。正しい使い方で上手に筋肉を鍛えてください。

1. 懸垂バーにチューブをセットする
2. ゴムを引っ張りながら片方の足の裏か足首にを引っかける
3. ぶら下がりながらもう片方の足の裏か足首に引っかける
4. 通常時と同じように胸を張りながら懸垂をする
5. 追い込みの際はゴムチューブの強度を変える

懸垂用ゴムチューブの使い方はシンプルですが、使用前に必ずチューブの劣化状態を確認するようにしましょう。

懸垂をするには「懸垂バー」と呼ばれる器具が必要です。懸垂バーはトレーニングジムで使用する大型のものもあれば、自宅でも懸垂ができる壁に固定するものまでさまざまです。特に、自宅で使用できる懸垂バーは太さや長さが商品ごとに異なるため、自分に合ったものを選んでください。

また、使用前は固定方法や使い方をきちんと理解し、落下事故に繋がらないようにするのが大切です。

懸垂用ゴムチューブを使えば、懸垂ができない方でも体が持ち上がります。ゴムが切れて怪我をしてしまわないよう、チューブの劣化には十分注意して使用するのが大切です。ぜひ本記事を参考にしながら、懸垂用ゴムチューブで効率よく筋トレをしてください。以下の記事もあわせてご覧ください