庄司薫の小説おすすめ5選|代表作や庄司薫の四部作を徹底解説!

庄司薫の小説は、口語体を使ったユーモラスな作品が多いです。ただ庄司薫の小説にはさまざまな分野の知識がちりばめられ、作家自身の教養の深さが感じられます。ここでは、庄司薫の小説の経歴とプロフィール・人気の薫君シリーズ・代表作・おすすめ5選などについてご紹介します。

2023/08/10 更新

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ストーリー展開がいい。主人公が大きな決心をするところがすばらしい。 なんか泣けた。是非読んでみて下さい。

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5年ぶりくらいに四部作すべて読み直して見ました。以前読んだ時には黒や青が好きだった印象がありますが、読み直してみたら断然白が一番心に響きました。たまたま若さを失いつつある年齢に差し掛かっている現在の自分の心境と重なるということもあるとは思いますが。 終盤の薫君と小林の会話は自分がその場で2人の会話を観察しているような錯覚を覚えながら読みました。

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はるか30年前、例の「赤、白、黒、青」の中では一番インパクトがない本だった。 ところが、21世紀も3年目に入った今になって改めて読んで、恥ずかしいほど感動してしまった。 月ロケットアポロ11号が宙を飛んでいる真下の地球の、日本の、新宿。 薫くんは「古い麦わら帽子に木のつっかけサンダル、古い昆虫網を小脇に抱え、サングラスに八の字型の付け髭をつけて新宿の街に出現する。 生きるってことはばかばかしいほど簡単で、でもすごく難しい。夢はどこまで見続けることができるんだろう。

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40年振りに、今度は電子ブックで読むことに。あの時と変わらない熱い思いの中で、一気に読み進みました。電子ブックは少し省略されているんじゃなかろうかと思えるくらい、一気に。薫くんは、私の同級生なものだから、自分自身の青春をも思い起こさせてくれたりして、本当に、楽しい時間が広がって行くのを感じました。(後略)

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幻冬舎

たゆたえども沈まず

日本とパリの美術史!天才画家ゴッホの生涯を追うアート小説

19世紀末のパリに、浮世絵とともに画商の林忠正と助手である重吉が訪れます。そして、売れない画家フィンセントファン・ゴッホと献身的にゴッホを支える兄テオに出会います。自分のアートを受け入れてもらえずに悩み、もがきながら生きていく姿は必見です。ゴッホの生涯を知ることで、ゴッホの作品の見方が変わりますよ。

【こんな人におすすめ】
・ゴッホの生涯をリアルに体験したい方
・アート小説を味わいたい方
・フィクションと史実が交わった小説を読みたい方
新潮社

楽園のカンヴァス

ルソーの作品に隠された真実とは!山田周五郎賞受賞小説

若かりし日の主人公である織江とキュレーターのティムは、ある邸宅でルソーの名作にそっくりな画を見せられます。その画の真贋を判定し、勝者には画を扱う権利が与えられる事となり、2人は調査を始めるのでした。手がかりである謎の古書と次第に明かされる真実、調査するふたりの過去や画の行方が明かされます。

【こんな人におすすめ】
・美術作品が好きな方
・原田マハの小説ファンの方
・アート小説が好きな方