チューブ味噌のおすすめ10選｜液みそのメリット・デメリットも解説！味噌汁にも

昔から私たちの食生活に根強く定着している味噌ですが、日々の忙しさや食生活のスタイルの変化から、使いづらさを感じてきている人が多くなっています。なるべく料理に時間をかけたくない中、わざわざ味噌を使うのは手間がかかるからです。

しかし、忙しい毎日だからこそ、本格的な味噌汁を食べたくなるときもあります。そんなとき、簡単に使える味噌があったらいいなと思いませんか？実は今、そんなニーズに応えてくれるチューブタイプの液みそ・液体味噌ともよばれるチューブ味噌が大活躍しているのです。

本記事では、味噌チューブの選び方・味噌チューブのメリット・デメリットについて徹底解説していきます。また、スーパーで気軽に買えるものや一人暮らしにぴったりのおすすめの味噌チューブも紹介します。チューブ味噌を使ったレシピも必見です。忙しい毎日を助けてくれる優れものなので、ぜひご家庭の味に活かせるよう、最後までお読みください。

通常の味噌を料理に使う際、お湯や他の液体と合わせるとダマになって溶かすひと手間が必要です。しかしチューブタイプの味噌は中身が液体になっているため、味噌がダマになることがなく、手間も時間もかかりません。

お湯に溶かす必要がなく、出汁が入っているものもあるため、お味噌汁を作るときにはお椀のそのまま入れることもできます。

通常の味噌は容量が多いため、一人暮らしの場合は味噌を買うのもハードルが高く感じてしまいます。しかし、チューブの味噌は押し出して使いやすいよう容量が少なめになっているため、使いきれない心配がなく気軽に購入できます。

また、味噌を溶かす手間などがいらないため、一人分という少ない量の食事を作る際にも、面倒な手間を気にせず使えます。

チューブの味噌は中身が液体に近い状態になっていますが、味や保管は通常の味噌と変わりません。本格的な味は保ったまま、手間なく簡単にお料理に使えるように作られています。

保管は冷蔵で、ポケットなどにも入るため、場所もとりません。通常の味噌が便利になったものとして取り入れることができます。

本格的な味噌を手軽に味わえるチューブタイプの味噌ですが、通常の味噌よりも価格が割高だというデメリットがあります。手間と時間をかけずに味噌を使えるよう加工されている分、値段は高めに設定されています。

とはいえ、美味しさは普通の味噌と同じくらいで、使いやすいように加工されていることを考慮すると、十分お手頃な値段です。

普通の味噌と質の良さが同じくらいで、料理に使いやすいように加工されていて、さらに使い切りサイズという容量ですから、チューブの味噌はかなり割高なのではないかと思ってしまいます。

しかし、実はその使い勝手の良さにも関わらず、500円以下などの安い値段で売られています。特別な調味料としてではなく、普段のお料理の中で気軽に使えます。

チューブタイプの味噌として売り出されている商品は近年増えているものの、その取り扱いはお店によってさまざまです。

味噌は日常のお料理で使う物なので、他の食材と一緒に、普段のお買い物の中で手に入れるのが一番楽です。普段利用するスーパーにはどのようなチューブの味噌があるか、お買い物の際に商品棚を見てみてください。

チューブタイプの味噌の形状は、さらに細かくパックタイプとボトルタイプに分けられます。保管しやすさや鮮度の保ちやすさやに違いがあるため、ニーズに応じて選びましょう。パックタイプはパウチのような形状で、中身が減るとその分コンパクトになります。ボトルタイプには、ペットボトルのような容器や真空タイプのものなどが挙げられます。

味噌チューブの容量は150g・200g・300gなどスタンダードなものは500g以下です。一人暮らしなら容量が少ないものでOKです。種類は少ないですが中には1,000g以上の大容量の味噌チューブも販売されています。大きいサイズの味噌チューブは大家族や業務用としておすすめです。

味噌にはさまざまな種類があり、味や特徴が異なります。好みのお味噌から選ぶのもひとつの方法です。主な味噌の種類を見ていきます。

• 麦味噌
• 米味噌
• 豆味噌
• 調合味噌

麦味噌は麦麹・大豆・塩を原料とした淡い色合いの味噌です。甘口で麦特有の香ばしさがあります。味噌汁はもちろん、鍋・炒め物の他、野菜スティックのソースにも合います。米麹を利用して作られたのが米味噌です。作り方によって甘口のものもや辛口のものがあるのが米味噌の特徴です。

豆味噌の原料は大豆・塩・水で作られた味噌です。甘味は少なく濃厚な旨味があり、渋みと少しの苦味も感じられます。濃厚な味わいのため煮込み料理におすすめです。調合味噌は麦味噌・米味噌・豆味噌を2種類ブレンドした味噌です。または、複数の麹をミックスし作った味噌です。ブレンドの配合によってさまざまな味が楽しめます。

白味噌や赤味噌といった味噌の種類の違いはもちろん、使われている出汁や、無添加のものかという違いもあります。

特に出汁には、カツオや昆布・あごだしなどが使われており、それぞれの風味がお料理の味を変えます。最も使われているのはカツオと昆布の混合出汁で、味噌汁にもそれ以外の料理にもいい味を出してくれます。

チューブ味噌はメーカーの特徴で選ぶのも1つの手段です。ここではチューブ味噌の主要なメーカーのマルコメ・マルサンアイの特徴について解説するので、ぜひ参考にしてください。

豊富なランナップから液体味噌・液みそを選びたい人は、マルコメがおすすめです。マルコメは日本を代表する老舗の味噌メーカー。生みそ・即成みそ汁・チューブ味噌などラインナップが豊富にあるのが魅力です。チューブ味噌も白みそ・赤みそ・減塩みそなど好みによって選べます。

即席みそ汁を作るならマルサンアイがおすすめです。マルサンアイは豆乳と味噌を製造販売する日本の食品メーカー。マルサンアイの味噌チューブを使えば簡単に素早くみそ汁を作れます。なかでも八丁味噌の赤だしが人気です。

鮮度ボトルに入っているので、おいしさを開封後から90日間キープできるのが魅力。みそだけでなく出汁もあるので気になる方はぜひチェックしてください。

材料（2人分）

• 牛こま切れ肉　120g
• じゃがいも　1個
• にんじん　1/2本
• 玉ねぎ　1/2個
• しらたき　50g
• チューブタイプの味噌（液みそ）　大さじ2
• 酒　120ml
• 水　120ml
• 砂糖　小さじ2
• みりん　小さじ2
• サラダ油　小さじ1
• 絹さや（飾り用）　2枚

手順

1. 鍋にサラダ油をしいて熱し、牛肉を入れる。
2. 肉の色が変わったらじゃがいも・人参・玉ねぎ・しらたきを加え、じゃがいもの表面が全体的に透き通るまで炒める。
3. 酒を加えてアルコールを飛ばしたら、水・砂糖を加える。
4. アクがあれば取り除き、弱〜中火で落としブタをして5分以上煮る。
5. みりん・液みそを加え、再び弱〜中火で落としブタをして15分以上煮込む。
6. 器に盛り付け、絹さやを飾ったら完成。

材料（2人分）

• かぶ　1個
• かぶの葉　1/2個
• チューブタイプの味噌（液みそ）　大さじ2
• 水　1.5カップ

手順

1. かぶの皮をむき、縦に放射線状に8等分に切る。かぶの葉はよく洗って幅1cmに切る。
2. 鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したらかぶを入れる。
3. かぶが透き通ってきたら葉を加え、再び煮立ってきたら液みそを入れる。
4. 沸騰直前で火を止め、お椀に盛り付けたら完成。

味噌を使ったアイディア料理はたくさんありますが、最もシンプルで美味しいのは、なんと言っても白米との組み合わせです。

そこで、せっかく味噌を変えてみるならば、同時に白米にもこだわってみるのはいかがでしょうか？最後におすすめのお米をいくつか紹介します。ぜひあわせてチェックしてみてください。

チューブタイプの味噌にはメリットがたくさんあります。一つあるだけで、食卓の常識が変わります。ぜひ普段のお料理に取り入れて、お味噌でほっと温まる食生活を楽しんでください。こちらもあわせてご覧ください。