哺乳瓶用の洗剤おすすめ10選｜いつからいつまで使うべき？ピジョンなど

赤ちゃんが毎日何回も使う哺乳瓶は、形状が複雑で洗いづらく汚れも落としづらいため、慢性的睡眠不足の育児の中では洗うのも手間ですよね。しかし、デリケートな赤ちゃんの口に直接触れるため、汚れはしっかり落とさなくてはなりません。

哺乳瓶用の洗剤はピジョンやコンビなどさまざまなメーカーから発売されています。ですがそもそも普通の食器用洗剤で洗ってもいいのか、哺乳瓶用の洗剤で洗った方がいいのか、いつまで大人と洗剤を分けるべきかなど疑問は尽きません。

この記事では、哺乳瓶用の洗剤のおすすめ商品を紹介します。合わせて哺乳瓶用の洗剤と食器用洗剤との違いや洗剤の形状・用途・成分から見る選び方を記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

哺乳瓶用の洗剤と、食器用のいわゆる普通の洗剤は、含まれている成分が違います。食器用洗剤は、洗浄力を高めるため界面活性剤が多く含まれている商品が多いです。

哺乳瓶用の洗剤は口に入っても安全な食品由来成分や無添加のものなど、通常よりも優しい成分で作られていて、赤ちゃんに配慮されています。界面活性剤も天然由来成分だったり、含まれている量が少なかったりするのが特徴です。

いつからいつまで哺乳瓶用洗剤を使うべきかは、お父さんお母さんの価値観によって多少違いが出るものの、生後半年まで、もしくは1歳になって哺乳瓶を使わなくなるまでという意見が大半です。離乳食が始まると哺乳瓶用の洗剤では洗浄力が物足りなく感じる方が多いようです。

大人と同じ食器用の洗剤を使うのも、離乳食でお皿やスプーンを使うようになってからがおすすめです。心配な方は哺乳瓶は引き続き哺乳瓶用の洗剤で洗浄しましょう。

合成香料・着色料などが使用されていない添加物フリーの洗剤なら、赤ちゃんにも安心して使用できます。また、界面活性剤は赤ちゃんにとって刺激物になる可能性があるので、含まれている量が少ないものや、天然由来成分の界面活性剤のアイテムを選びましょう。

普通の洗剤には化学合成成分が多く配合されているタイプが多く、十分にすすいでも成分が残ってしまうケースがあります。食品を洗うために使える洗剤は口に入っても大丈夫な成分で構成されているので、こちらを使うのもおすすめです。

ミルクは脂肪が多いので、しっかり洗わないとすすぎ残しやすいです。泡立ちがよく泡切れもいい洗剤なら、洗い流しやすくて洗い物をする時間の短縮にもなります。

洗う回数が多いなら大容量タイプを選ぶ・哺乳瓶の大きさを使い分けているなら使用量が調節しやすいタイプを選ぶなど、使いやすさは重視してください。

プッシュタイプは少量で売っているタイプが多く、量を調節できるので複数の哺乳瓶を一気に洗いたい時だけでなく、乳首だけ洗いたい時まで対応可能です。小さいプッシュタイプの洗剤はお試し感覚で複数購入して、自分が使いやすいと感じるタイプを選ぶことができます。

少しずつ洗剤を追加できるので、洗剤を無駄にせず丁度いい量だけ使用できます。ただし量が少ないからこそ洗い物の量が多い時のコスパは悪くなってしまいます。

スプレータイプ・ポンプタイプの洗剤は片手で使いやすく、泣き止まない赤ちゃんを抱っこしている時やとにかく早く洗い物を済ませたい時に便利です。ポンプタイプなら大容量タイプも多く販売されているので、哺乳瓶だけでなくベビー用品や野菜・果物を洗うのにも使用しやすいです。

どちらのタイプもささっと洗い物を済ませる時に便利ですが、スプレータイプは少しの量を洗うのに向いています。コスパを重視するならポンプタイプがおすすめです。

哺乳瓶用の洗剤の中でも除菌をするための洗剤は欠かせませんよね。しかし旅行や実家への帰省などで除菌用の大きなボトルを持って行くのは非常に重く、荷物もかさばります。そんな時は計量せずとも使い切り分の使用量が個包装になっているタイプがおすすめです。

水に溶けやすい顆粒タイプは特に、持ち運びにとても便利です。外出時やもしもの事態の時にも役立つので、哺乳瓶を使用している方はぜひ1つは持っておきましょう。

哺乳瓶の殺菌・除菌は月齢が低い赤ちゃんにとって必須です。ただ洗剤でよく洗っただけでは菌を除去しきれないケースが多いため、必ず消毒をしましょう。レンジでチンする・煮沸する・専用の洗浄液に浸けておくなどいくつかの方法があります。

洗剤には除菌できないタイプが多いので、消毒用に別の洗剤など消毒用品を用意するかどうか考えましょう。また、消毒の時は複数の哺乳瓶を一度に消毒するか、それとも使う度に消毒するのかも検討してください。

哺乳瓶は一日に何度も洗うものなので、敏感肌の方は洗う時の手荒れが気になりますよね。肌の水分が失われて乾燥してしまい、がさがさしている手で赤ちゃんに触れるのはためらってしまいます。天然由来成分や保湿成分入りの洗剤を選んでみてください。

また、手荒れの原因になるアルコールが含まれていない洗剤もおすすめです。スプレータイプの洗剤なら直接スプレーするだけで汚れを分解してくれるので、肌への刺激を軽減してくれます。

毎回スポンジから泡と水分を取り除いていたら、洗剤は早くなくなってしまいます。しかし、洗剤を節約するためにスポンジを使用したまま放置していると、雑菌が繁殖してしまい赤ちゃんによくありません。

コスパを重視するなら詰め替えがあるタイプを選びましょう。ネットでは詰め替えが複数個セットでお得になっている商品もあるので、チェックしてみてください。

使用期限があるタイプは、哺乳瓶を一度洗った後消毒するための洗剤に多いです。浸けるだけで消毒できるタイプはとても便利ですが、使用期限が切れていたら品質の劣化や雑菌の繁殖を招くので、必ずチェックしてください。

浸けるだけの洗浄液の使用期限は、未開封の場合製造後3年間のタイプが多いです。開封後はできる限り早く使い切りましょう。

哺乳瓶は複雑な形状をしているので洗いづらく、普通の食器用スポンジでは細かいところまで洗いにくいです。そのため、哺乳瓶に適したスポンジを使うのがおすすめです。

洗剤の泡を隅々まで使用してしっかり洗い流したら、月齢が低い場合は除菌して、抵抗力の弱い赤ちゃんに万が一のことがないよう気を付けましょう。スポンジは使用後よく乾燥させてください。

食洗器が家にある方なら、まとめて綺麗に洗えるため哺乳瓶も一緒に洗うのを検討するかもしれません。しかし、乳首など細かなパーツは食洗器で質が劣化する可能性もあるため、手洗いをおすすめします。

また、食洗器にしろ手洗いにしろ、除菌・洗浄はできても消毒はできないことには留意してください。生後半年くらいまでは消毒が必要ですので、煮沸・レンジ加熱・専用の薬剤などで消毒してください。

抵抗力が弱くとてもデリケートな赤ちゃんのために、万が一口に入っても安心な哺乳瓶用の洗剤を使いましょう。月齢が低いうちは大人の使用しているスポンジや洗剤とは分けて洗い、丁寧に洗浄することが大切です。ぜひ今回ご紹介した商品を使用して、育児をより快適なものにしてください。

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