防災スリッパのおすすめ5選｜選び方は？100均で買える？

日本は地震が多く、いつどこで災害にあってもおかしくありません。家の中に非常用袋を準備している方も多いですよね。しかし、準備している防災グッズの中に防災スリッパは入っていますか？食料や水・ライトは準備しているのに防災スリッパは用意していないという方も少なくありません。

地震で建物が被害に遭うと、壁や天井が落ちたり家の中にガラスが散乱したりする恐れがあります。就寝中に逃げようと思っても、裸足では出口まで辿り着けません。外に出られたとしても靴の中にはすでにガラス片が入っている可能性があります。そういった事態に備えるため防災スリッパは必須アイテムです。

そこで、この記事では防災スリッパについて見ていきます。防災スリッパの選び方のポイントや防災スリッパのおすすめ商品を紹介します。防災スリッパを扱うメーカーも紹介しますので参考にしてください。

防災スリッパはわざわざ準備しなくても、家にスリッパがあるから大丈夫と思っていませんか？防災スリッパは通常のスリッパと全く機能が異なります。普通のスリッパでがれきやガラス片の上を歩くと、底が破損し足を怪我する可能性が高いです。

防災スリッパはそういった危険性を回避するため、丈夫に作られています。中には安全基準をクリアした防災スリッパもあり、災害時でも安心して履けます。

防災スリッパを選ぶ際、いくつかのポイントに絞って選ぶのがおすすめです。それぞれのポイントを見ていきます。

普通のスリッパではガラスを踏んで怪我をするリスクがあるとお伝えしました。そうしたリスクを回避するため、防災スリッパには「耐踏抜き性」い呼ばれる基準が設けられています。基準をクリアしたものについては「耐踏抜」と表示されています。

また、JIS規格（日本産業規格）も安全性をチェックする指針となります。JIS規格は認定された工場で規定の材料を用い生産された製品で、いくつかの試験をパスしたものだけが取得できるものです。どちらも安全性をチェックするうえでポイントとなります。

急いで避難するには履きやすさが重要です。せっかく防災スリッパを準備していたのに、履きにくいと逃げ遅れてしまいます。できれば手を使わずに履けるものがベストです。さらに、脱げにくさも大切なポイント。足場の悪い中でもしっかり足をホールドしてくれるものがおすすめです。

ベッドの下に防災スリッパを準備しておくと何かあった時に安心です。さらに、別に非常用バッグにもうひとつ防災スリッパを入れて置くのをおすすめします。なぜなら、そのまま別の場所に避難するケースがあるからです。すでに使用した防災スリッパは汚れたり濡れたりしているケースがあります。折り畳みできる防災スリッパがあれば、履き替えができ便利です。

忘れがちなのが子供用の防災スリッパです。子供は抱っこして非難すればいいと考えていませんか？赤ちゃんなら仕方ありませんが、歩ける年齢であれば子供用の防災スリッパも準備しておきます。大人用の防災スリッパでは、サイズが大きすぎてせっかく準備しても脱げてしまいます。子供の足のサイズにあった歩きやすい防災スリッパがおすすめです。

日頃から防災スリッパをルームシューズとして使用するなら、デザイン性も考慮します。ルームシューズは部屋の中に常に置いてあるものです。目につくものはインテリア性も考えて選ぶのがおすすめです。

防災スリッパを取り扱っている人気のメーカーを紹介します。

その名の通り、足をしっかり守ってくれる防災スリッパが人気です。耐踏み抜き性試験をクリアしているため、釘を通しません。スリッパの底面に特殊なシートを内蔵しており、危険な場所を歩く際の怪我のリスクを軽減します。かかとにゴムが入っているので脱げにくいです。

スリッパで鋭利なものを踏んだとしても踏み抜かない工夫がされた防災スリッパです。クッション材で適度な弾力があり、履き心地もgoodです。さらに、吸湿効果と消臭効果のある素材で、蒸れにくく臭いがしにくいのも嬉しいポイント。長時間履いていても快適です。

脱げにくい工夫がされた防災スリッパです。底部は2.5mmのポリカーボネイトで耐久性の高さがメリットです。マジックベルト付きでスリッパを固定できるため、走っても脱げにくいです。ベルトは普段、スッキリ収められます。

ワークマンでは、防災スリッパを販売していません。しかし、踏み抜き防止のインソールや建築現場などで使える安全性の高い履物を製作しているため、災害用にも代用できます。スニーカーのつま先や靴の底が耐久性の高い素材になっているなど、防災時に使える履物がたくさんあるのでチェックしてみてください。

防災スリッパが緊急で必要な場合は、新聞紙でも作れます。

1. ・新聞紙を開いて真ん中の折り目を使ってそのまま折り横向きにする
2. ・横にしたら新聞紙の端を持ちもう1回折る
3. ・折った部分をさらにもう1回同じように折る
4. ・裏返しにして先ほど折っていない部分の端を持ち半分に折る
5. ・折った部分を3番で折った部分に折り入れる

履いていると暖かいので、足下が寒い際の防寒用具としても使えます。

100均ではノーマルなスリッパしか販売していません。通常のスリッパでは安全性が劣りますので、ちゃんとした防災スリッパを購入するなら、100均はおすすめしません。避難所で使用するかもしれないスリッパは、100均で購入しても問題ありません。

家の中にあるガラスをあらかじめ保護しておけば、災害時にガラスが破損するリスクを軽減できます。一番簡単に準備できるのはガラスに保護フィルムを貼る方法です。保護フィルムは通販やお店で手に入ります。それを今あるガラス窓に貼り付けるだけです。万が一、ガラスが割れても飛散を防止し、ガラスの強度も高めてくれます。

災害は突然やってきます。普段から災害に備えて準備しておけば、いざという時でも慌てずに済みます。まずは自分の身体を守るためにも、防災スリッパが必要です。就寝時は近くに防災スリッパを置いておくのがおすすめです。

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