おすすめの鯛味噌15選｜おすすめの食べ方から保管まで詳しく紹介

真鯛や金目鯛などの高級魚の白身をほぐし、甘辛く味付けした味噌と合わせた調味料の鯛味噌は、ご飯のお供にもローストした野菜や豆腐などにも合います。そのまま食べてもよし、調理味噌としてアレンジも自由自在な鯛味噌は、近年オンラインショップなどでも人気です。

鯛味噌は青森県や宮城県の東北地方が発祥とされ、江戸時代からある保存食として民衆に親しまれてきました。青森県には真鯛のフキ味噌がけやホタテ味噌など、魚介と味噌を使った郷土料理が多くありますね。

この記事では、万能調味料である鯛味噌の選び方やおすすめの美味しいレシピ、また鯛味噌の保存方法などを中心にご紹介します。鯛味噌を初めて知る方も、ぜひ参考にしてみてください。

鯛味噌とは、そぼろ状にほぐした鯛の身を米味噌などの味噌と砂糖で味付けした「なめ味噌」です。調理味噌なのでそのまま食べても甘辛い味が楽しめ、ご飯や豆腐にかけても美味しくいただけます。

比較的甘めの味付けのものが多く、子どもからお年寄りまで老若男女に親しまれる味付けが特徴です。初めて食べる方は意外性があると思われますが、鯛の身が食感として感じられるものは少なく、イメージとしては「鯛風味の味噌ペースト」です。

鯛味噌はおつまみや酒の肴としてそのまま食しても美味しくいただけますが、おにぎりにするのもおすすめです。おにぎりの具材にするのはもちろん、表面に塗ってこんがり焼き目をつければ焼きおにぎりとしても楽しめます。甘辛くて香ばしい鯛味噌の風味がご飯によく合いますよ。

またトーストに塗って食べるのもおすすめで、意外にもチーズやマヨネーズとの相性がいい調味料です。

ここでは、鯛味噌を選ぶときにチェックしておきたいポイントや商品の選び方などを解説します。どこで入手できるかや、どのようにして選ぶかなどを参考にしてください。

鯛味噌は大手メーカーが商品化している安く手に入るものから、お土産として道の駅などで販売しているリッチなものまで、値段はさまざまです。そのため、自分の予算に合った価格帯かどうかをチェックしてみましょう。

市販されている鯛味噌には、値段が安くても美味しいものもあるので、味や好みに対しての価格のバランスをみてみるといいですね。

普段からよく利用しているスーパーマーケットに、鯛味噌がラインナップされているかもチェックしてみてください。スーパーで気軽に買えるものなら調味料として普段使いしやすく、リピートもしやすいですよね。

調味料や物産品のラインナップが比較的多いイオンなどの大手スーパーなら、鯛味噌を取り扱っているところもあります。

素材として使っている鯛の種類は商品によって異なります。そのため、好みの鯛の種類から選んでみるのもおすすめです。金目鯛を使った鯛味噌は脂が乗った鯛の身が味噌とマッチし、高級な味わいが感じられます。

また、天然の鳴門鯛を使った商品や旬の時期にとれた真鯛だけを使用したものなど、さまざまな商品があります。

鯛味噌を選ぶ際は缶詰や瓶詰め・パウチ型など商品のパッケージで選んでみるのもおすすめです。瓶詰めにしたものなら冷蔵庫でしばらくは保管が可能ですし、缶詰にしてある商品なら災害時や緊急時の保存食としても重宝します。

缶詰タイプの鯛味噌なら、スーパーでも取り扱っている「桃屋の鯛みそ」がリーズナブルでおすすめです。

市販されている鯛味噌はほとんどの商品が甘い味付けになっていますが、お酒にも合う辛口のものも販売されています。三和水産から販売している「ピリ辛 真鯛みそ」は、酒の肴やパスタの味付けなどにもぴったりです。

商品によって甘口・辛口とわかれているので、選ぶ際はラベルや原材料などをチェックしてみましょう。

鯛味噌は米味噌などをベースに、砂糖やみりんなどを添加した「なめ味噌」の一種で、鯛のエキスや鯛そぼろなどを加えて作られています。魚介が使われている分、開封からはなるべく早く使用することをおすすめします。

商品の賞味期限は三ヶ月から一年ほどになっていますが、開けたら残りは冷蔵庫で保管し、一ヶ月以内には食べ切りましょう。

ここで、鯛味噌を使った美味しいなすのレシピをご紹介します。

万願寺とうがらしとなすの鯛味噌炒め

材料　（2人分）

• 万願寺とうがらし（ピーマンで代用も可）2〜3本
• なす（水にさらしてアクを抜く）2〜3本
• 鯛味噌 大2
• めんつゆ 大1
• ごま油 大1

なす、万願寺とうがらしは食べやすい大きさに切って準備しましょう。フライパンに水気をよく切ったなすを並べ、上からごま油をひと回しします。火が通ったら万願寺とうがらしも投入し、鯛味噌とめんつゆを適量入れて味を整えたら完成です。

ご飯によく合う鯛味噌を常備するなら、相性抜群の美味しい白米も準備してみませんか？ほかほかの炊き立てご飯に鯛味噌を乗っければ、おかずなしでもばくばく食べられます。

また鯛味噌はおにぎりの具や焼きおにぎりの調味料としてもそのまま使えるので、美味しいお米があるだけで食卓が豪華になりますね。ぜひ試してみてください。

そのまま食べても、調味料としても万能に使える鯛味噌。今回は鯛味噌の美味しい食べ方や保存方法、またおすすめの鯛味噌などをご紹介しました。普段の料理のレパートリーに、ぜひ鯛味噌を取り入れてみてくださいね。

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