おすすめの赤味噌19選｜スーパーで買える？八丁味噌との違い・レシピも

日本の食卓には欠かせない味噌汁ですが、各ご家庭の味や個性を決めるの大きな違いは味噌の種類です。味噌には主に白味噌と赤味噌があり、白味噌は色味が淡いのに対し、赤味噌は熟成の濃さが現れる茶褐色が特徴的です。

塩味や芳醇さが人気の赤味噌は、各メーカーからいろいろな商品が市販されています。それぞれこだわりや味わいが違うので、スーパーなどで迷ってしまいがちです。お気に入りの赤味噌を上手に探すにはヒントが必要です。

この記事では、おすすめの赤味噌を19点厳選して紹介します。八丁味噌との違いや上手な商品選びのヒントなどをわかりやすく解説しているので、ぜひ記事を参考に美味しい赤味噌を探してみてください。

味噌の名称や通称には、赤味噌・八丁味噌・赤だしなど、違いがややわかりにくいものがあります。ここでは、紛らわしい言葉について明確な理解ができるように、それぞれの味噌の名前の詳細を説明していきます。

赤味噌とは、見た目の色が赤っぽい色をしている味噌全般を指す相称です。原料や麹の種類によってそこからまた細分化されていきます。味噌の種類には、主に白味噌と赤味噌があると覚えておくとわかりやすいです。

赤味噌お特徴は色の濃さだけではなく、塩味の強さや風味の独特さなどもあります。

八丁味噌とは、国の定めた製法・原料・熟成の基準を満たした味噌のみが使える名称です。八丁味噌の起源は愛知県岡崎市の八丁村にあります。八丁味噌を名乗るためには、大豆・水・塩のみの原料で豆麹を使用し、1年から3年の熟成期間を経る必要があります。

東海地方では、八丁味噌のことを豆味噌と呼びます。

赤だしは、豆味噌を基本とした赤っぽい色の味噌のうち、二種類以上の味噌とだしが入った味噌全般を指します。例外もありますが、複数の味噌とだしの入った赤味噌と覚えるのが簡単で理解しやすいです。

赤だしは赤味噌の風味に加えてだしの風味がプラスされており、さまざまな具の美味しさをアップさせます。

赤味噌と白味噌の違いが気になっている方も多いでしょう。おもな違いは、原材料となる大豆の調理法です。赤味噌は大豆を蒸していますが、白味噌は煮ています。そのため仕上がりの色が異なります。また白味噌の方が熟成期間が短く、塩分量が少なく甘さが感じられます

赤味噌を選ぶヒントは「原料」「価格」「スーパーで販売されているか」「内容量」「容器」の5つです。それぞれの詳しい情報を順番に説明していきますので、お好みの赤味噌選びに役立ててください！

味噌は、使用される原料によって八丁味噌・米味噌・麦味噌などにわかれます。大豆をおもな原料にしているのが八丁味噌いわゆる赤味噌です。大豆・塩・米麹をおもな原料としてるのが米味噌で大豆の甘味が特徴。大豆・塩・麦麹で作られているのが麦味噌で、さっぱりした甘さが特徴です。

赤味噌の価格は、白味噌と同様、安いものから高いものまで幅広く揃っています。ふだんの食卓で味噌汁以外にもおでんなどの出番が多い場合は、安価でお得な赤味噌を使うのがおすすめです。たまに堪能するなら高価で特別な赤味噌がいいでしょう。

値段だけでは美味しさは一概には図れませんが、目安にはなります。

近所のスーパーで取り扱いがあるかどうかも、赤味噌選びのポイントです。地域によっては白味噌がメインで赤味噌の取り扱いが少ない場合もあります。自宅近くのスーパーに好みの商品がなければ、ネットスーパーを活用してみてください。

中には、市販では買いにくい地域限定の赤味噌もあります。

赤味噌には、昆布などのだし・グルタミン酸などが入った調味料入りのものがあります。赤味噌の素材そのものの風味や味を楽しみたいなら、調味料が入っていないものがおすすめです。だしを入れる手間を省きたい方は調味料入りの赤味噌を選択しましょう。

赤味噌の容量は、家族の人数・赤味噌を使う頻度によっておすすめが変わってきます。味噌汁を例に出して目安量を説明すると、味噌汁1杯に使用される味噌は大さじ1（16グラム）なので、30日分で480グラムになります。

また、味噌は開封すると少しずつ風味が失われるため、使い切れる量を選ぶのも重要です。

赤味噌の容器には、主に、大容量のプラスチックのパックタイプとチューブタイプがあります。赤味噌を多く使用する場合パックタイプが便利です。チューブタイプは、味噌を出すのが手軽だったりひとり暮らしにちょうどいい容量だったりするメリットがあります。

どちらにしても、使用後はしっかり蓋を閉めて、適度な温度かで保管してください。

赤味噌の生産地として有名な県は、愛知県・三重県・兵庫県です。これらの文化圏には、味噌汁もさることながら、味噌カツ・味噌煮込みうどん・どて煮などの赤味噌を活かした名物料理もあります。

赤味噌の発祥の地域のスーパーでなくても、関東のスーパーでも赤味噌を購入できます。

味噌と相性が悪い食材はそもそも少ないのですが、特に赤味噌に合うおすすめの具として紹介したいのは、豆腐・なめこ・あさり・油揚げです。これらの食材は赤味噌の風味をさらにアップさせて相乗効果で味噌汁をより美味しくします。

また、東海地方では赤味噌を使って作る豚汁も有名です。

赤味噌を使った代表的な地域メニューといえば、味噌煮込みうどんです。名古屋の名物でもある味噌煮込みうどんをご家庭で手軽に作れるレシピを紹介します。肌寒い日やお酒の〆などにぜひ作ってみてください！

【材料・1人分】

• 茹でうどん　1玉
• 鶏もも肉　お好みで
• 生椎茸　1枚
• 油揚げ　1/2枚
• 海老の天ぷら　1本
• かまぼこ　1枚
• 卵　1個
• 長ネギ　お好みで

【調味料・1人分】

• 液体赤味噌　大さじ1から2
• 水　1.5カップ
• 酒　大さじ1
• 砂糖　小さじ1

【作り方】

• 土鍋に分量の半分の赤味噌を入れ、調味料をまとめて煮る
• 鶏もも肉を加えてひと煮立ちさせる
• アクを取ってから、残りの材料を土鍋に入れ、煮込む
• 仕上げに卵を割り入れ、長ネギを散らす

味噌をよく使う方なら、味噌をもっと便利に扱えるアイテムの購入もおすすめです。味噌の扱いでやや困るのは、軽量や味噌を溶く際に若干の面倒を感じる点ですが、味噌軽量器や味噌マドラーがあると非常に簡単な手順で調理ができるようになります。

味噌に関する便利グッズに興味がある方は、ぜひこちらもご覧ください。

赤味噌について、紛らわしい用語の解説・上手な商品選びのコツ・おすすめ商品・赤味噌にまつわるトピックなどを紹介しました。ぜひ記事を参考に美味しい赤味噌を探してみて、栄養たっぷりで旨みの豊富な赤味噌の料理を楽しんでみてください！

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