下総醤油がおすすめ｜口コミあり！特徴やレシピも紹介

下総（しもうさ）醤油の名前に聞き覚えはありませんか？少し前ですが人気のTV番組『ほんまでっか』でマツコDXさんが絶賛、俳優の故三浦春馬さんも著書「日本製」で取り上げました。それもあって、全国的に知られた本当においしい醤油です。

下総醤油の製造元「ちば醤油」は、昔は下総と呼ばれた千葉県北東エリアにあります。170年前の創業と同じ製法で、厳選した国産素材だけで作る濃口しょうゆです。味にこだわっている方の間では醤油の逸品として知られていました。

この絶品・下総醤油にはいくつか種類があります。この記事ではその特徴や魅力、選び方を詳しく解説し、さらにおすすめ醤油やこの醤油を使った唐揚げレシピも紹介していきます。

下総醤油を作るちば醤油は、1854年の創業です。それ以来、地元でとれる大豆や麦を原料にした醤油を作り続けてきました。蔵の壁や桶には創業以来の酵母が活きていて、昔ながらの手法と木の桶を使った丁寧な手作りで醤油が作られています。

下総醤油の味わいは、「まろみ」と表現され、尖ったところのないまろやかな味わいを表します。木桶に付いた酵母と厳選された原料が作り出す香り、甘味、旨味が凝縮して生まれたのが下総醤油特有の「まろみ」です。

最初は昔風1.8Lガラス瓶のミニ版です。容量は一般的なワインボトルと同じ720mlで、賞味期限は720日あるので変質しないうちに使い切れます。

中身はもちろん伝統製法で作った「まろみ」たっぷりの下総醤油です。旨味成分が一般的な濃い口醤油の基準より10%増しの、凝縮された味わいを楽しんでください。

次は鮮度を保つための容器「二重ボトル入り」の下総醤油です。容器は二重構造で、外側の容器を手で押さえると、空気圧で中袋が押されて醤油が出ます。

手を放しても中袋に空気が入らない構造なので、醤油は酸化せずできたての風味・鮮度が保てます。内容量は200mlで、早目に使い切れる点でも鮮度維持に効果的です。

健康のため塩分の摂取量を気にする方には、塩分控えめタイプの下総醤油がおすすめです。通常の濃い口醤油の塩分濃度は17.5%ですが、塩分控えめ下総醤油は13%です。

一方で旨味成分は通常の1.67%から1.82%に上がっています。塩分が少ない分旨味を感じやすく、よりおいしい醤油になっています。

下総生（なま）しょうゆは下総醤油と基本的に同じ作り方です。違う点は火入れで、もろみから醤油を絞った後、発酵を止め味を安定させるための火入れを省略しています。

加熱しないので、下総醤油が持っている風味が豊かに感じられ、特有の赤い色の鮮やかさが際立つのが特長です。こちらも新鮮さを保つ二重ボトルを使い、生醤油の味を大切に保ちます。

ちば醤油では絶品の下総醤油以外にもバリエーションが多く、ポン酢醤油もその1つです。ベースになる下総醤油に国産の香り高いゆず果汁とレモン果汁をたっぷり加え、さらに橙の香りもプラスしています。

酸味や塩味が控えめで、天然柑橘のさわやかな風味は冷奴・湯豆腐ににぴったり。鍋や餃子、サラダにも、季節を問わず楽しめます。

ちば醤油の製品は、一般的なスーパーの店舗では買えませんし、直営店舗もありません。

ただ、千葉県内の道の駅で購入できたとの情報がありました。柏市の道の駅季楽里、香取市の道の駅くりもと、木更津のうまくちの里などですが、他の道の駅でも扱っている可能性はありそうです。

確実な購入先は公式サイトを始め、amazon、楽天、Yahoo！ショッピングなどのECサイトです。また、三越伊勢丹のネットショップでも購入できます。

下総醤油はかける、焼くなどどんな使い方でも旨味が生かせます。今回は、下総醤油の旨味が楽しめる唐揚げの作り方を紹介します。

材料は以下の通り

鶏肉は食べやすい大きさに切り、調味料と混ぜて冷蔵庫で2時間～一晩漬けこみます。汁気を切った鶏に片栗粉をまぶし、油を160℃に熱して5分ほど揚げると出来上がり。ニンニクはお好みで増減してください。

下総醤油は下総産の素材と創業以来の製法にこだわり、上質な味わいの絶品醤油として知られます。使い方を問わず素材の味を引き立てる下総醤油は、一度口にしたらもう手放せません。お気に入りの一品を選んで、手元に常備しておきましょう。

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