中華包丁のおすすめ22選｜最強の包丁を見つけよう！使い方や研ぎ方も解説

中華包丁は中華料理店やTV・インターネット・漫画アニメなど、直接ではなく何らかの媒体を通して見たことがある方が多いのではないでしょうか。とても特徴のある形状の包丁ですので、記憶に残りやすいですよね。しかしご家庭では必要ない・使い方がわからない…と考えている方も多いかもしれません。

実は中華包丁はご家庭での料理の準備にとても便利な万能包丁です。野菜をリズミカルに切ったり、固い肉の骨を切断したり、包丁の腹の部分で食材をつぶしたりと、本当に幅広く活躍します。

そこでこの記事では、中華包丁の特徴や選び方をご紹介します。おすすめの中華包丁もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧になって、お気に入りの中華包丁を見つけてください。

中華包丁の主な特徴は以下となります。この後の記事で詳しく紹介をしています。

• 基本的に刃の部分が四角で幅広い形状をしている。(一部異なる形状もある。)
• 重さを活かして食材を切断するため、他の包丁に比べて重い
• 刃の厚さも野菜を中心に使う薄いものから固い骨も切断可能な厚いものまである。
• 刃の材質は鋼製とステンレス製の大きく2種類に分かれる

中華包丁のメリットは、1本持っていれば、さまざまな使い方ができる万能性です。刃は大きく重みがあり、切れ味も鋭いため、効率よく食材をカットできます。また、肉や魚の骨といった固い食材を切断したり、エビやカニの殻を割ることもできます。それ以外にも中華包丁の広い側面を使用して、食材をつぶしたりできます。

慣れてくると、中華包丁の刃の端で、野菜の皮むきといった細かい作業も可能になります。

中華包丁のデメリットは、重く、サイズが比較的大きい点です。重い場合、長時間使用すると、手や腕が疲れやすくなります。

また、サイズが比較的大きく、慣れるまでは取り扱いが難しいため、取り扱いを誤ってしまうと、勢いよく指などを切ってしまう危険もありますので、注意が必要です。

中華包丁の刃の形状で、もっともオーソドックスな形が方頭刃です。長方形の形状で、肉・魚・野菜などあらゆる食材に対応できるのが特徴で、初心者の最初の1本としておすすめです。

方頭刃の中華包丁も、刃の長さ・厚さ・重量にさまざまな種類が存在します。自分の用途にあったものを選択しましょう。

中華包丁の円頭刃は、刃の先端がカーブしている点が特徴です。刃の先端がカーブしていることで、魚を下ろしたり、細かい細工をすることにも使用可能になっています。

刃がカーブしていない部分は、刃が長方形の方頭刃と同じ使い方が可能です。魚を下ろしたり、細かい細工も想定している人は円頭刃の中華包丁を選択しましょう。

中華包丁の馬頭刀は、柄の付け根部分から刃先にかけて広がっていくようなデザインです。中華包丁の中でも、固い食材を切断する必要がある場合、この馬頭刀を使用するケースが多いです。

固い食材を切断すること以外にも、オーソドックスな方頭刃と同じようにあらゆる食材のカットにも適しています。　重量はその分重いものが多いため、普段どのようなケースで使用を想定しているのかをよく検討しましょう。

薄刃は、3種類の中で比較的軽量で取り扱いがしやすく、柔らかい食材をカットするのに適しています。

一般的な肉・魚・野菜であれば十分に切れるため、初心者の最初の1本としておすすめです。薄刃の中華包丁で取り扱いに慣れてから他の中華包丁を選んでもいいでしょう。

中厚刃は、薄刃よりも厚みがあり、重量も増します。鶏や魚の骨といった硬い食材も切断可能です。 薄刃より使用する用途は広がるため、本格的に中華包丁を使いたい人に向いています。

刃の厚みと重量が増した分、取り扱いの難易度は上がります。

厚刃は、太い肉や骨などの固い食材を切断したい時に向いています。　重量は3種類の中でも最も重く、取り扱いも最も難しいです。

重量は重いですが、取り扱いに慣れれば、あらゆる食材に対して対応可能です。初心者には向いていませんが、中上級者であればあらゆる場面で役立ちます。

中華包丁の刃の材質は、鋼製とステンレス製の2種類に大きく分かれます。鋼製の特徴は、切れ味がよく、重さがあるため切断しやすいです。その反面、錆びやすいです。プロ向けともいえます。

ステンレス製は、鋼製よりも切れ味の点では劣る可能性がありますが、切れ味が落ちにくいです。また、軽く、錆びることはありません。それぞれメリット・デメリットがありますので、よく理解して選びましょう。

中華包丁を選ぶ際には、重さのチェックも重要です。中華包丁はその重さを活かして固い食材を切ったり、効率よく作業ができるようになっています。そのため重い方が切断能力は高いです。

しかし、重い中華包丁は、手や腕への負担が大きくなる点と、取り回しがしにくい点がデメリットです。家庭での料理に使用する場合、重量300g以下のタイプがおすすめです。初心者は、重量200g前後の軽いタイプがおすすめです。

中華包丁のサイズですが、初心者には20cm前後のものがおすすめです。大きいサイズの方が、たくさんの食材を処理するのには向いていますが、細かい作業をしたり、うまく扱うには慣れが必要です。

中華包丁のサイズは、使用する環境も考慮する必要があります。中華包丁と一緒に使用するまな板のサイズに注目しましょう。まな板のサイズと比較して包丁の刃の部分のサイズが大きすぎても結局活かしきれないことになります。

中華包丁の持ち手の材質は、木製とステンレス製の2種類に分かれます。木製は、最も一般的な持ち手で、握り心地がよいです。また、比較的滑りにくいため、使いやすいです。

ステンレス製は木製に比べて耐久性が高く、劣化しにくい点が優れています。刃と持ち手がステンレスで一体となっているため、手入れがとてもしやすく、衛生面でも優れています。滑りにくさという点では木製には劣ります。

貝印は、1908年の創業以来、包丁作りを中心に発展を続けてきたメーカーです。柄と刃の部分がシームレスに接続されたステンレス製の中華包丁や、貝印を代表するブランドである、「関孫六」シリーズなど、包丁の品質にはこだわりを強く持った代表的なメーカーです。

杉本は、1830年頃、刀鍛冶としてスタートしています。戦後、築地に店を構え、和・洋包丁だけでなく、中華包丁の製造を開始しています。日本刀の技術を活かしたクオリティの高さから「中華包丁といえば杉本」と言われるほどプロの間で圧倒的なシェアを誇っています。

ニトリは、家具やインテリア商品で有名ですが、家庭用調理器具もたくさん取り扱っています。ニトリは包丁もたくさん取り扱っていますが、中華包丁の取り扱いは残念ながらありません。

ですが、形状が似ている菜切り包丁は存在します。サイズは小さめですが、ステンレス製で切れ味もよく、価格は2000円前後とお買い得になっています。

食材を切ったり、つぶしたりと大活躍の中華包丁ですが、使い方がしっかりしていないと、とても使いにくいです。ここでは、代表的な使い方をご紹介します。

しっかり押さえるように持つ「押さえ型」と呼ばれる持ち方が最適です。 手のひらにしっかり包丁の柄をのせたら、親指・中指・薬指・小指の4本で柄の部分を握り、人差し指を刃の側面に添えるようにして持ちます。人差し指と親指で刃を挟み込み食材を切る際は、力を入れ刃がブレないよう切ってください。

麺切り包丁の手入れ方法ですが、一般的な包丁と同じです。刃の部分は砥石を使用して研ぎます。中華包丁など両刃の包丁は表側、裏側とも10度くらいの角度で研ぎます。

研ぎ終えたら刃をきれいに洗い流して、その後しっかりと水気をふき取ってから保管します。長期間保管する場合、シリコンスプレーを刃に吹きかけておくと錆びずに保管できます。

中華包丁の購入方法ですが、一般の包丁と同じで、量販店・ホームセンター・金物屋・ネット通販で購入可能です。100円ショップにおいてある場合もあります。

中華包丁は、重量やサイズが重要ですので、実際に触ってみることも重要です。お近くのお店でぜひ実物を確認してみましょう。

ここまで、中華包丁の特徴や選び方、おすすめの商品をご紹介しました。中華包丁は中華料理だけでなく、切ったりつぶしたりといったさまざまな場面で大活躍してくれます。ぜひこの機会にお気に入りの中華包丁を見つけて、料理作りを楽しんでください。

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