カッティングマシンのおすすめ10選｜オリジナルシール・ステッカー作り

お家時間の過ごし方として注目を浴びているハンドメイドやDIY。カッティングマシンがあればオリジナルステッカーやアクセサリーなど手作りの幅が広がります。

カッティングマシンといっても、業務用の大量に作成できるものから、趣味の範囲で楽しむ家庭用の小型タイプまで、さまざまな種類があります。実際にカッティングマシンに興味があってもどこのメーカーのどんなものを選べばいいのでしょうか？

この記事では、オリジナルシールを作るのにぴったりなカッティングマシンのおすすめ種類を調べました。大きさや使い方はもちろん、カッティングマシン初心者が気になる情報をまとめました。最後までチェックして、自分の用途にあったカッティングマシンを手に入れましょう。

カッティングマシンとは、自分で作成した文字や画像のデータを形に沿って自動でカットをしてくれる機械です。カッティングプロッターとも呼ばれています。

印刷物を自分でハサミやカッターを使って切る必要がないため、オリジナルのステッカーシールやステンシルの型、ポップなどを手軽に作成できます。業務用から家庭用までさまざまな種類があり、ハンドメイドやDIYに使用するなら家庭用の小型タイプがおすすめです。

カッティングマシンは、パソコンやスマホで作成した画像を線のデータとして読み込んで、内蔵されたカッターで正確に形を切り出す機械です。手描きのイラストも対応ソフトを使用すれば加工できます。

読み込んだ画像の通りに専用のシートや布、アクリル板を切り出せるためオリジナルのステッカーやボディシール、アイロンプリントシートが作成できます。プラバンを切り出せるものならオリジナルのストラップ、布やフェルトも切れるならパッチワークやキルトも手軽に作成できるのが特徴です。

切り出せる素材はそれぞれカッティングマシンによって違うので、自分の作りたい素材が切り出せるか確認しましょう。

カッティングマシンでオリジナルデザインのものを作成する場合は、基本的にパソコンやスマートフォンアプリを使用して画像データを読み込みます。読み込んだデータの形通りにカットするので、最低限アプリ操作やパソコンが使える環境が必要です。

Illustratorなどのソフトを使用してデザインした画像を直接カッティングマシンに出力できるタイプもあります。パソコンでのデザインが難しい人は、手描きのデザインを直接カッティングマシンで読み取るスキャナー内蔵タイプが便利です。

カッティングマシンは自分が作りたいステッカーやデザインの大きさに対応できるものを選びましょう。大きなサイズは分割してカットするのも可能ですが、よく使用するサイズなら最初から対応している機種を用意するとストレスなく使用できます。

カットする範囲のサイズも重要ですが、対応している用紙サイズも確認しましょう。長いものを作る場合などロールシート対応機種だと便利です。

紙だけではなく布やプラバンなどさまざまなものを切り出せるカッティングマシンですが、機種によってカットできる素材が違います。布やフェルトをカットできるタイプや、紙を切れないタイプもあるため、対応している素材を確認しましょう。

また厚さのある素材を切りたい場合は、何ミリまで対応しているかチェックするのが重要です。同じ布でも厚さの違いでカットできない場合もあるため事前に調べておきましょう。

カッティングマシンを選ぶ際は用途に合わせるだけではなく、カッティングマシンの速度にも注目しましょう。1枚だけカットする場合はあまり気になりませんが、たとえばステッカーを大量に作成する場合などはカッティング速度が速い機種がおすすめです。

最大カッティング速度をチェックしておくと作業効率も上がり、ストレスなく大量生産ができます。逆に細かいデザインのものは速度ではなく精度の高いマシンを選ぶのをおすすめします。

パソコン作業が得意ではない人、パソコンに繋ぐのが面倒な人はタッチパネルタイプのカッティングマシンがおすすめです。カッティングマシン本体のタッチパネルを操作するだけなので、パソコンのような複雑な操作が必要なく直感で使えます。

カットまでの編集作業が本体の液晶画面を見ながらできるので、パソコンから離れた場所に設置しても使えるのが特徴です。

オリジナルデザインのカッティングをする場合、トンボマークの自動読み取り機能があると便利です。トンボマークとは印刷する範囲やカットする範囲、加工の位置を示すマークです。オリジナルデザインを作成した場合は自分でトンボマークを入れる必要があります。

トンボ読み取り機能があるタイプは自分でトンボマークを入れる必要がなく、マシンが自動で読み込んでくれます。カッティングマシンの機種によっては手動で設定できるものもありますが、自動読み込みタイプの方が作業が楽なためおすすめです。

Illustratorに対応しているカッティングマシンだと、自分で作成したオリジナルデザインのデータを直接カッティングマシンに出力できます。面倒な画像読み込み作業が減るので時短にもなりおすすめです。

多くのカッティングマシンはプラグインアプリケーションが入っていますが、その機種ごとの使い方があるため順応性は高くありません。Illustratorならどんな編集作業もIllustrator一つで完結するため、対応機種を選ぶと作業が楽になります。

Illustratorなど外部アプリケーションで作成したデザインを読み込むときに注意が必要なのが、フォントが対応しているかです。パソコンで使用できたフォントでも、カッティングマシンには登録されておらず同じフォントでカットできない場合があります。

マシンに内蔵されたフォントも使用できるため、あらかじめ好みのフォントが登録されてあるか確認しましょう。

カッティングマシンは価格が高いため、中古品も多く出回っています。基本的にパソコンに繋いで使用することから、普段利用しているパソコンのOSが対応しているカッティングマシンを選びましょう。

Windowsの場合は多くの機種で対応していますが、Macの場合は対応機種が限られている場合があります。また中古品は特にOSが新しすぎて対応できない可能性もあります。事前に対応OSを確認するのが重要です。

最近ではタブレットやスマートフォンに対応しているカッティングマシンもあります。スマホアプリを使用して編集や操作をするため、パソコンがなくても理想通りの切り出しができます。

iPadやAndroidタブレッドでもカッティングマシンを使用できる機種だと、パソコンの急なトラブルの場合にも対応できるので、安心です。

コンスタントにカッティングマシンを使う予定がないなら、カッティングマシンのレンタルやコワーキングスペースに設置されているものの使用をおすすめします。小型でも購入するとなると高価なマシンなので、一度しか使わなかったり使う頻度が少ない場合は数日のレンタルで使用しましょう。

コワーキングスペースだと自分の都合のいいタイミングで使用しに行けるので、近くにカッティングマシンの使用ができるコワーキングスペースがある人はそちらもおすすめです。購入前に一度カッティングマシンを試してみたい人も、レンタルやコワーキングスペースを利用してみてください。

カッティングマシンがあればオリジナルステッカーだけではなく、アイロンプリントシートでオリジナルTシャツの作成やプラバンでアクセサリーも作れるため、ハンドメイドやDIYの幅が広がります。ショップのシールやステンシルの型など、カッティングマシンで自分の作りたいものを思うままに作りましょう。

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