楽譜アプリおすすめ7選｜スキャンで譜読み・自動演奏できる無料アプリ｜ヤマハも

ピアノは気軽に音楽を楽しめる楽器です。しかし、ピアノの演奏や作曲には、必要な楽譜の単品購入ができない・簡単に作曲作業ができない・気軽に作曲に挑戦できないなど、楽譜に関する悩みが少なくありません。そこでおすすめなのが楽譜アプリです。

楽譜アプリとはいわば譜読みしてくれるアプリで、自動演奏機能・楽譜読み取り機能など楽器の練習に役立つ機能を備えているのが特徴。電子データ上で音符を入れると演奏できるため、楽器が弾けない方にもおすすめです。

本記事では、楽譜アプリの魅力や選び方、さらに機能別のおすすめアプリをご紹介します。理想的なアプリに出会えれば、快適に音楽を楽しめるようになります。ぜひ最後までお読みください。

楽譜アプリとは、楽譜を電子データとして編集・管理できるアプリです。たとえば音符・休止符を配置して楽譜を自作したり、スマホ上の楽曲データを解析して楽譜に変換したりといった処理を行えます。楽譜アプリには有料・無料のものがあり、レベルに合わせて使い分けられる点でも魅力的です。

ピアノ演奏の練習機能がついているアプリもあります。クラシックからポップスまで、好きな曲を選び、その楽譜に合わせて練習できるといったものが多いです。

弾いた音を感知してくれる機能がある場合は、できたところやできていないところが明確にわかるのが特徴です。ピアノ教室に通わなくても一人で練習できる方法があるなんて、驚きですね。

紙媒体の楽譜は、複数の曲が一つの冊子になっているものが多く、一冊一冊は意外と重たいです。いくつか弾きたい曲があると、持ち歩きが大変になってしまいます。

アプリに楽譜のデータが入っていれば、普段持ち歩いているタブレットやスマホを持つだけで済みます。同様に、収納の際にスペースも取りません。

紙媒体の楽譜は、複数の曲が一つの冊子になっている場合が多いです。弾きたい曲が入っている楽譜集を何冊も買ってしまうと、楽譜が増えて管理が大変です。

楽譜アプリなら、好きな曲の楽譜だけを入手でき、検索機能で楽譜をすぐに表示させられます。どこにどの曲の楽譜があるのかを把握したり探したりする必要がないのがメリットです。

耳コピして曲を入力したり作曲・編曲をする場合は、自動演奏機能がおすすめです。実際にそれを演奏しなくても、自動演奏を再生すれば入力した楽譜をその場で確認できます。

初めて見た楽譜の曲の手本として利用できる場合もあります。自動演奏機能は音楽経験が浅い人にもおすすめで、音楽がもっと楽しめるものになります。

音楽を読み取らせると自動で楽譜を生成してくれる、画期的なアプリがあります。採譜作業は手書きでも手間がかかるものです。ましてや、アプリ上だと入力する項目が多く、感覚的に入力できないため、手書き以上に手間と時間がかかるケースがあります。

せっかく完成されている曲はアプリでサッと譜面に落とし込み、省けた時間で実際に演奏をしてみましょう。

手元にある紙の楽譜をスキャンして読み取れるアプリもあります。こちらも耳コピ機能と同様、手入力の労力を減らせる効率的な機能です。すでに持っている紙の楽譜でも、アプリに収めれば管理や持ち運びが楽になります。

さらに、手入力よりも正確に入力できるというメリットもあります。入力・確認・修正の手間に比べると、読み取りの時間は一瞬です。

楽譜アプリには有料のものと無料のものがありますが、無料のものが非常に多いです。もちろん機能は有料アプリの方が高度で充実していますが、無料で活用できるものも十分役立つものがたくさんあります。

無料アプリでも一部の機能が有料の場合があるため、まずは無料のものをダウンロードしてみるのがおすすめです。

無料アプリは必要最低限の機能は揃っているものが多いので、無料アプリだけで満足できる方もいます。しかし、耳コピだけでなく、弾きたい楽譜の購入・曲の途中部分の反復練習・楽譜をカメラでスキャンしてアプリに落とし込むなどは課金しなければできない場合や課金すると性能が格段に良くなるものが多いです。

自分の目的に合わせて、必要があれば有料アプリやアプリ内課金を検討してもいいかもしれません。

一般的にはギターやベースの演奏するときには、五線譜ではなくコード譜かTAB譜を使用します。コード譜のアプリはないですが、五線譜をTAB譜に変換できるアプリがあります。TAB譜を見ながら練習できる、自動演奏するアプリもあるので、気になる方はチェックしてください。

YAMAHAの音楽アプリをチェックしましょう。YAMAHAは、「Smart Pianist」「Chord Tracker」「Digital Piano Controller」などさまざまなアプリを提供しています。Smart Pianistは、アコースティックピアノ・エレクトリックピアノなど弾きたいピアノの種類の音で演奏できます。

楽譜はもともと紙媒体のため、多くの方が紙の譜面に慣れています。演奏中は大きく表示された楽譜の方が見やすいものですが、スマホの画面は小さいのでスクロールや拡大縮小を繰り返すことになり、楽譜として使うには非常に不便です。

iPadなど、紙の大きさにできるだけ近いタブレットを利用するのがおすすめです。

機材や知識は必要になりますが、作曲や楽譜の作成ができるアプリもあります。無料でインストールできるものも多く、手軽に利用できますよ。おすすめの楽譜アプリで挙げた中にも、楽譜を作成できるアプリがあります。

備わっている機能もさまざまです。鼻歌を楽譜にしてくれるアプリは、頭に浮かんだメロディを忘れないうちに楽譜に起こせます。

デジタルの楽譜を使用するようになったら、タブレットなどにも対応した譜面台が必要になります。

タブレットは落とすと画面が割れてしまいますし、高価な機種ですと買いなおすのも大変です。以下にタブレット端末に対応した譜面台をご紹介するので、チェックしてみてください。

今後、楽譜はデジタルが主流になるとも言われています。使いこなすのが難しい機能もありますが、使い始めればアナログよりも格段に効率が上がるツールです。ぜひ楽譜アプリを活用してみては。また下記の記事もあわせて参考にしてみてください。