マウンテンバイクのハンドルおすすめ6選｜街乗りするなら？選び方を解説！

オフロードと呼ばれる凹凸の激しい道路や勾配のきつい坂・山道を走るのに適しているマウンテンバイク。比較的軽量でありながら頑丈なのが特徴で、レースやトレイルライドはもちろん、街乗りまで幅広い用途を持った自転車です。

マウンテンバイクはカスタム性に優れており、その中でもハンドルは全体の性能や乗り心地に大きく影響されると言われています。しかし、ハンドルと一言で言っても、さまざまな種類があり、どれを選べばいいのか分かりにくいです。

そこで本記事では、マウンテンバイクのハンドルの選び方やおすすめ商品を詳しく紹介します。マウンテンバイクをカスタムすれば乗り心地が良くなるだけでなく、より愛着が湧きやすくなるので、まずはハンドルからカスタムしてみましょう。

購入時に装着されているハンドルを使うのも悪くはないですが、どんな人でも使いやすいと言えるハンドルが付いているわけではありません。人それぞれで身長や腕の長さが異なるので、ハンドルは人によって使い勝手が大きく分かれるポイントです。

しかし、自分に合ったハンドルを装着すれば、持ちやすさや使いやすさが格段に向上し、走りをもっと楽しめるようになります。購入時のハンドルがイマイチに感じる方は、ハンドルのカスタムを視野に入れてみましょう。

また、最近では機能だけでなくおしゃれなハンドルも増えてきているので、ハンドルの交換は見た目にこだわる方にもおすすめです。

マウンテンバイクのハンドルは大きく分けて下記の2種類になります。

• フラットバー
• ライザーバー

フラットバーはハンドルに曲がりがほぼありません。そのため、前傾姿勢を取りやすくスピードを出したいときにおすすめです。ライザーバーは手前側に曲がっており、リラックスした姿勢を取りやすいので、ロングサイクルや街乗りに向いています。

マウンテンバイクのハンドルに使われる主な素材は以下の2種類です。

• アルミ
• カーボン

アルミは軽量・加工しやすくリーズナブルで、種類が多いため、気に入ったものを選びやすいのが特徴です。カーボンは軽量で振動吸収性が高く、ライド中の疲労軽減に期待ができますが、アルミに比べて種類がやや少なく価格も高くなっています。

マウンテンバイクのハンドル幅は500～800mmが一般的ですが、自身の体型やライドスタイルによっておすすめのハンドル幅が異なります。基本的にハンドルが短い方が操作性が良く、長い方がハードな路面に向いていると覚えておきましょう。

街乗りであれば600mm前後、ハードな路面で使うなら650～750mm前後のものを選ぶと安定しやすくなります。

ハンドルクランプ系とはハンドルとステムを取り付ける部分のパイプの太さのことです。マウンテンバイクのハンドルクランプ系は31.8mmと35mmの2種類があります。31.8mmが主流で、35mmは幅広のハンドルに使われていることが多いです。自身のマウンテンバイクのステムに合わせたクランプ系のハンドルを選びましょう。

最初に注目したいのがグリップの厚さで、大きく分けて細め・太めの2種類があります。細めはコントロール性が高くてフィット感が強い、太めは握力が弱くてもしっかり握れて振動吸収性が高いのが特徴です。

しかし、手の大きさやライドスタイルによって好みが分かれるので、実物を触って確認してみるのがいいかもしれません。

グリップにはさまざまな素材が使われていますが、マウンテンバイクで使われている素材はシリコン・ラバー・複合タイプが多いです。以下に、それぞれの特徴を表にまとめておくので、素材選びの参考にしてください。

グリップの固定方式は大きく分けてロックオン方式とスライドオン方式の2種類があります。ロックオン方式は、片側または両側のロックリングで固定するもので、取り付け後の微調整がしやすいのが特徴です。

一方、スライドオン方式は本体を締め付けて固定するもので、取り付け後の微調整がしにくいという特徴があります。

乗り心地に影響してくるものではありませんが、自分の気に入ったハンドルを装着すれば、愛着が湧いて走りがより楽しくなります。無骨なデザインのものが多いですが、中にはテンションが上がるようなおしゃれなハンドルもあるので、使い勝手だけでなくおしゃれにも目を向けてみましょう。

マウンテンバイクのハンドルについて紹介しました。購入時のハンドルをそのまま使ってもいいですが、ハンドルを変えるだけでもライドの快適さは大きく変わります。自分に合ったハンドルを購入してマウンテンバイクのライドをより快適にしていきましょう。こちらもあわせてご覧ください。