観葉植物ケンチャヤシおすすめ10選｜気になる風水は？育て方や選び方もご紹介

お部屋で過ごす時間が多い昨今。こもりきっていると、緑が恋しくなりませんか。そんなあなたに観賞植物のケンチャヤシがおすすめです。ケンチャヤシはお部屋のインテリアとして飾るのはもちろん、プレゼントにも最適です。

ケンチャヤシは室内でも育てやすく、手軽に南国気分を味わうこともできます。種類も豊富で、風水的な観点でもとってもお得な観葉植物です。

今回はケンチャヤシの特徴や育て方、さらに気になるお値段やどんな種類が存在するのかについて調べてみました。お部屋に新しい彩りを加えたい、取引先に観葉植物をプレゼントしたい、そんなときは、ぜひケンチャヤシを候補に加えてみてください。

ケンチャヤシは、オーストラリアのロードハウ島が原産の植物です。基本的に日当たりの良い場所を好みますが、日陰や室内でも問題なく育てることができる丈夫な植物です。

台風の多い南国で育つヤシの木は大きなエネルギーが秘められていると考えられてきました。そのため、風水でもケンチャヤシは良い気を運んでくれる植物だとされています。

ケンチャヤシの置き場所としておすすめなのは、玄関です。気の入り口である玄関に置くと、尖った葉が邪気を払い、陽の気を入れてくれると信じられています。また玄関にさりげなく緑があれば外からやってきた人の心を和ませてくれる効果が期待できます。

土は腐植質の壌土を使うのがおすすめです。ケンチャヤシの生育に適した湿度と栄養があります。水はけをよくするために軽石を混ぜて使うこともあります。

ケンチャヤシは根詰まりを起こすので、2年に1度を目安に植え替えを行う必要があります。植え替えはケンチャヤシの生命力が強まる5月から7月の間に行うと、後の生育も安定します。

肥料は緩効性化成肥料を使います。緩効性化成肥料とは、科学的に加工して作られた肥料で、ケンチャヤシには錠剤タイプがおすすめです。臭いもほとんど無く、虫も湧きにくいメリットがあります。

肥料は春から秋にかけて2ヶ月に1度にペースで与え、冬は控えます。ケンチャヤシにとって冬は休眠期であるため、この時期に肥料を与えてしまうと養分過多で肥料やけを起こしてしまいます。

水やりは、表土が乾いてきたら行い、鉢から少しあふれる程度の量を与えてあげます。また葉水をすることによって、葉の痛みを抑えることができ、空気の乾燥を防ぐ効果も期待できます。冬場は水は少なめで構いません。

水が不足すると、葉が茶色く枯れてきますので、土の状態と共に葉の様子も見て、水量を調節してみてください。

ケンチャヤシは南国の植物ですが実は直射日光が苦手で、当て続けると葉焼けして茶色くなります。生育環境は明るい日陰が最適とも言われています。元気に育てたい場合は、午前中は太陽に当てて、午後は日陰に入れる方法がおすすめです。

他にも、強い風は葉を痛めて枯れる原因となります。風が当たる場所には置かないようにしてください。

ケンチャヤシの剪定は季節に関係なく、葉が枯れたときに取り除いてあげます。できるだけこまめに取り除いて、葉水を与えてあげることが元気に育てるコツです。

またケンチャヤシは育つにつれ、葉も大きくなるため、スペースのある所に置いてあげることも重要です。あまり大きく育てたくない場合は、肥料を少なめに与えて調整します。

ここまで紹介してきましたが、やはり気になるのはお値段です。自宅に飾る一般的なサイズのものだと1万円から2万円の価格帯となります。開店祝いや取引先へ送る大きめのサイズですと、2万円から4万円台が主流となります。

種類にもよりますが、10号（150cm）で2万円台半ばの物が多く、8号（90cm）から1万円と2万円の間の価格になるものが多いようです。

テーブルヤシとは、その名の通り卓上サイズの小さなヤシです。大きさは10cmから背の高いものでも50cmほどです。徒長もしにくく室内で管理しやすい、手頃な観葉植物となっています。

水や肥料はケンチャヤシとほぼ同じですが、テーブルヤシは茎の内側から新しい葉を生やします。そのため、剪定で葉の生える成長点を切ってしまうと新しい葉っぱが生えてこなくなります。

シュロチクとは漢字で棕櫚竹と書き、葉がシュロのように細長いためこう呼ばれています。生育はケンチャヤシとほぼ同じで、直射日光を苦手とし、明るい日陰を好む性質があります。冬が休眠期なのも同じです。

水やりに関して若干の違いがあり、気温が10℃以上の時は土が乾燥してきたら多めに水を与えて、逆に10℃以下になったら、土が完全に乾燥したときに水を少なめに与えましょう。

ヤシといえば、このココヤシを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ココヤシを観葉植物として楽しむ場合は、鉢植えに種子をむき出しにした形で育てるので、見た目のインパクトは抜群です。

ココヤシを育て方は、ほぼケンチャヤシと同じです。ただ大きくなりやすいので、あまり育てたくない場合は、肥料切れにならない程度に抑えめに与えます。

カンノンチクは漢字で観音竹と書きます。シュロチクに似ていますが、葉の横幅が広く、成長も早い傾向があります。暑さ寒さには強いですが、湿気と乾燥に弱くなっています。風通しの良い場所において、適度な水やりが必要です。

カンノンチクは、金銭運を上げてくれる効果もあるといわれていて、お祝い事のさいに送るのにぴったりの植物です。

お部屋の彩りを加えるアイテムに、ラグもいかがですか。肌触りが柔らかで、床に敷けば寝転がれるスペースにもなります。

ラグには、冬用のカーペットとオールシーズンのマットがあります。どちらもくつろげる場所を広げる事アイテムでので、観葉植物と合わせて、お部屋をリラックスできる空間に変えてみてください。

ケンチャヤシの解説、いかがでしたか。観葉植物はインテリアとして目を引き、部屋の雰囲気をリフレッシュでおしゃれなものへと変えてくれます。ケンチャヤシは丈夫なので、忙しいあなたにぴったりです。ぜひケンチャヤシでお部屋に南国ムードを取り入れてみてください。こちらもあわせてご覧ください。