オールステンレス包丁のおすすめ24選｜パイシーズの口コミは？選び方・研ぎ方も！

料理にはかかせない包丁は、素材・ブランドなどさまざまなものが発売されており、それぞれメリット・デメリットがあり迷ってしまいます。その中でもとくに人気なのが、オールステンレス包丁。刃と持ち手が一体となっていて手入れが楽で切れ味抜群なのが人気の秘密です。

ですがオールステンレス包丁には、三徳包丁や出刃包丁といったように多くの種類があり、また食材によっても使い勝手が異なります。さらにメーカーによってもそれぞれの特徴があったりと、購入時はかなり悩んでしまいます。

今回はそんなオールステンレス包丁を特集します。パイシーズなどのブランド情報をはじめ、おすすめ商品の口コミや選び方などをご紹介します。お手入れ方法も掲載していますので、ぜひ長く愛用できるオールステンレス包丁探しのご参考にしてくださいね。

オールステンレス包丁は日々使用するときに便利な点がいくつもあります。まずは銅などの素材よりも錆びにくく、手入れを頻繁にする必要がありません。また、食洗機で洗えるものが多いので毎回細かい部分まで手洗いする手間が省けます。

刃と柄の部分が別になっている包丁は、お手入れが大変ですが、オールステンレス包丁はすべてが一体化しているので全体をしっかり洗えて衛生的に使えます。ただし、手が濡れていると持ち手がすべりやすいため、使用には注意も必要です。

日々メインで使うには、刃渡り16～22cm程度の三徳包丁か牛刀がおすすめです。肉や魚はもちろん、野菜など大体の食材に幅広く使用できます。牛刀も、名前のイメージだと肉専用に思えますが、いろいろな食材に対応できるので便利です。

シンプルなシルバーが多いオールステンレス包丁ですが、柄がコーティングされていたりと見た目でも楽しめるものが増えています。

魚をさばくには出刃包丁が便利です。大きな魚をさばくなら刃渡り15cm以上、小さい魚や細かい作業をするなら刃渡り10～14cmほどのサイズを目安にするのがおすすめです。出刃包丁は魚の頭や骨など硬い部分も切り落とせるように、刀身が厚く重みがあります。

また、片側にだけ刃がついていて、魚の身を崩さず調理ができるので、三枚おろしやお造りにも向いています。

重みがある中華包丁は、食材をスムーズに切るのに便利です。刃に厚みがあり、刃渡りは15～20cm程度と長めです。扱いに慣れるまでは少々使いにくさを感じますが、慣れてくると肉・魚・野菜までさまざまな食材に対応できます。

あまり力をいれなくても食材が切りやすいので、ぜひ挑戦してみることをおすすめします。

野菜の調理には菜切り包丁がおすすめです。中華包丁に似た作りですが、刃がやや薄めになっています。刃渡りの長さは15～18cm程度で、キャベツの千切りや玉ねぎのみじん切りなどの下ごしらえにむいています。

また、適度に重さがあるのでカボチャや大根といった硬めの野菜もスッと切れるのが特徴です。野菜の処理に手こずってしまう方はぜひお試しください。

皮むきや小さな食材のカットにはペティナイフが便利です。刃渡りが10～15cm程度と短めで小回りがきくのが特徴です。ちょっとした食材を切りたいときに重宝するので、普段お使いの包丁のサブとしてひとつあるといいでしょう。

ペティナイフは1,000円ほどで買えるシリーズもあるなど、お値段も手ごろなものが多いのでぜひチェックしてみてください。

オールステンレス包丁には、食材に特化した専用包丁もあります。たとえばパン切り包丁は1巾で買ってきた食パンを自宅できれいにカットできたり、フランスパンもスッと切ることができます。

他にも刺身専用などさまざまな専門包丁がありますが、用途は限られてしまうためよく使う専用食材がある場合は検討してみましょう。

オールステンレス包丁の種類でご紹介したように、それぞれの刃や作りの特徴によって適している食材があります。肉を多く使う方、魚を多く使う方、野菜を多く使う方…自分が普段どんな素材を使って料理をすることが多いか思い返してみましょう。

それでも迷ったときはオールマイティな三徳包丁がおすすめです。まずはここから始めて、他の種類に広めていくのもいいでしょう。

モリブデンバナジウム鋼は包丁を長く使いたい方におすすめです。ステンレスにモリブデン・バナジウムを組み合わせていて、さびに強く切れ味が続くのが特徴です。一般家庭にむいている素材ともいえます。

ただ、少々砥ぎづらく切れ味が気になった場合は、専門の方に研いでもらうか買い替える必要があります。ただ値段も高額でないものが多いので、負担は少なくてすみます。

切れ味やさびづらさ、耐久性にとことんこだわるならV金10号がおすすめです。V金10号はステンレス鋼材の1種で、あらゆる面で最高級の素材といわれています。細かいお手入れをしないで長く使っていきたい方はぜひチェックしてください。

ただ、他の素材よりも高価なものが多いため、頻繁に料理をしない場合には少々もったいなかもしれません。そうした予算も考慮しながら検討しましょう。

コスパで選びたい方にはステンレススチールがおすすめです。他の素材を掛け合わせていない、スタンダードなステンレス素材で価格も安めになっています。商品の説明欄にステンレス鋼など表記されているものがこれにあたります。

料理初心者の方や、普段あまり料理をしないという方には向いています。しかし切れ味や耐久性はあまり強くないため、毎日本格的な料理をする方には不向きです。

オールステンレス包丁は、持ち手の部分もステンレスのため、木の素材などより滑って使いづらい場合があります。そのため、持ち手に滑りにくい、または握りやすい工夫がされているかも重要なポイントになります。

持ち手の部分が曲線で、手の形にあっていたり一部がくぼんでしっかり手が引っかかるなどの処理がされていると安心して使えます。

用途によって使い分けをしたい方は、同じメーカーでセット買いするのもおすすめです。デザインや材質を揃えると、見た目にも統一感がでます。大体3～5本ほどのセット商品が多く展開されていますので、入っている包丁の種類を確認してみましょう。

また、セットは料理好きな方へのプレゼントにも向いています。その方のこだわりがあるかもしれませんが、包丁セットは新生活などに喜ばれます。

1874年に新潟県燕三条市で創業した下村工業。刀物鍛冶屋として、包丁はもちろんハサミやスライサーなど、キッチン用品のメーカーとして名が知られています。受け継がれた職人の伝統的な手業と先進的な機械加工をおりまぜ、使いやすい品々が生み出されています。

価格は2,000円代～購入可能なので、料理初心者さんにもおすすめです。

800年以上もの歴史を持つ刃物の都、岐阜県関市で生まれた貝印こと「KAIグループ」。折れず・曲がらず・よく切れると評価を得ている関の刃物技術を受け継ぎ、包丁に関しても長く愛されるシリーズを展開しています。

お値段は2,000円代～1万円以上になるものまで。本格的な料理に使いたい方にも、おすすめな包丁が多数発売されています。

世界各国のシェフにも認められる「GLOBAL」。超硬質ステンレス銅で作られた包丁は、繊細な切れ味と耐久性を兼ね備えています。また、持ち手がドットパターンになっているのも特徴で、デザイン性も兼ね備えた人気メーカーです。

お値段は高めで7,000円～となっており、1万円前後の商品が多くなっています。毎日料理をする方に向いているシリーズです。

ドイツ語で「双子」の意味をあらわし、メーカーロゴも双子のマークが特徴的なツヴィリング J.A. ヘンケルス。創立290年を誇るツヴィリングのテクノロジーと、岐阜県関市の職人が織りなす刃物は高硬度×耐腐食性に優れています。

お値段は2,000円代のものから、3万円を超えるものまで幅広く展開。料理レベルや使用頻度によってあった値段を検討しましょう。

生活用品のすべてがそろう、有名メーカーのニトリ。キッチングッズも豊富で、もちろんオールステンレス包丁も展開されています。持ち手は手にしっかりフィットする形に作られていて、使用感も抜群です。食洗機にも対応していてお手入れが楽なのも嬉しいポイントです。

値段は1,000円代から買えるものがありコスパも抜群。ただ、強度が弱いため硬い素材などは切らないようにと商品説明に記載があるので注意が必要です。

佐竹産業は1947年に創業した、岐阜県にある会社です。和包丁・洋包丁・ナイフなどを製造・販売しています。そのなかでもとくに人気なのが、パイシーズというオールステンレスの包丁シリーズです。

ペティナイフから三徳包丁・穴明包丁・菜切包丁などラインナップも豊富で、料理にこだわる方なら全部購入したくなるほど魅力的なアイテムがそろっています。

さびにくく、丈夫で長持ちするのがオールステンレス包丁の特徴です。ただ、使用回数が多ければ、それだけ刃もすり減っていき、研ぐ頻度が増えるためにそのぶん寿命は減っていきます。しかし、しっかりと研げば数十年は使えるものがほとんどです。

オールステンレス包丁には実質寿命はないため、刃渡りが短くなったり刃こぼれが酷くなったと感じた場合は、使用上の安全も考え買い替えを検討してください。

さびにくいといわれているオールステンレス包丁ですが、汚れや水分がついたまま長い時間放置してはいけません。とくになまものなどに使ったあとは、雑菌も繁殖しますので、すぐに洗うようにしましょう。

柔らかいスポンジと、キッチン用の中性洗剤で包丁全体を洗い、水分を拭きとってから自然乾燥させてください。

もしさびがついてしまったら、重曹を使います。重曹をつけてスポンジでこするとさびを落とすことができます。さびが落ちたらしっかり水で洗い流して、水分を拭き取り自然乾燥させておきましょう。

もし刃の部分のさびを落とした後も切れ味が悪い場合は、簡易研ぎ機などで研ぎ直してみてください。切れ味が改善しない場合は買い替えを検討しましょう。

自宅でステンレス包丁を研ぐ場合のやり方は、まず砥石、布巾、霧吹きを用意します。 砥石を水に浸してその上に布巾を乗せたら準備完了です。砥石に約45度の角度で包丁を置き、刃先を15度ほど軽く持ち上げて研いできます。砥石に水分が足りなくなったら霧吹きで水を足してください。

自分で包丁を研ぐというのは、とても難しく思えますが、現在では初心者でも簡単に研げるアイテムも発売されています。たとば以下のような商品がありますので、ぜひチェックしてください。

オールステンレス包丁の注意点はやはり持ち手です。木製やゴムと比べて滑るのはもちろん冷たさもあります。濡れたり油で汚れた手で握ることは絶対に避け、硬いものを切るなど、力のいる作業をするときは充分注意しましょう。

手がかじかみやすい方は、冬場は冷たさで使い始めに力が入らないことがあるので、柄の部分をお湯で温めてから使うなどの工夫も必要です。

オールステンレス包丁以外にも人気の包丁の情報をもっと知りたい、と考えている方のために、おすすめの記事を紹介します。家庭用包丁・和包丁・かっこいい包丁などに注目し、それぞれおすすめ商品・選び方のポイントなどを解説しています。気になる方は、記事の下のリンク先ページをぜひご覧ください。

いかがでしたでしょうか。オールステンレス包丁は手入れが簡単で種類もいろいろあり、使いこなすと料理の幅も広がる万能包丁ですね。自分にあった使いやすいオールステンレス包丁をみつけて、毎日の料理をもっと楽しくしちゃいましょう！

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