【口コミあり】呉勝浩の小説おすすめ8選|代表作から新作『爆弾』まで紹介

呉勝浩の小説は、引き込まれる展開が特徴的でおすすめです。こちらの記事では、呉勝浩の小説の代表作『道徳の時間』・『スワン』、新作の『爆弾』などのあらすじを説明します。おすすめ小説に寄せられた口コミも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

2023/08/10 更新

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会話の書き方に独特の表現方法を持っており、若干誰のセリフなのかわらなくなることもあるが、読み出したらやめられない程、ストーリーに吸い込まれていく感じがある。次の作品が楽しみだ。

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(前略)ヒリつくのは、自分の中にも悪者を問答無用で排除しようとするような部分があるからだし、それを小説で見せつけられたからなのだと思う。正直なところ小難しいし、読むのが辛い話ではあるんだけど、人間の本質、人間の在り方、そういうものを作者がもがきながら探し求めたような誠実なものをラストに感じた。(後略)

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冒頭の、テロリスト同士の他愛もない会話から一気に引き込まれた。理不尽な暴力にさらされ、逃げ惑う人々や、それを嬉々として眺めるテロリストの狂気が克明に描かれている。心理状態までも描き切っていることに驚いた。(後略)

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(前略)スズキの描写や考えのみならず、対峙する警察官や関係者の人間模様や背景も良くできており、装丁は地味目ですが、なかなかのジェットコースターぶりです。 最後のページまで、目が離せない作品となっていて、かなりお勧めできます。

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(前略)話が二転三転するので飽きずに読めるし、何よりわき役が素晴らしい。 屈託を抱えた若手刑事六條、態度が恐ろしく横柄な辰巳、が脇を固め話に厚みを加えている。 重厚な警察小説として十分楽しめる。

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江戸川乱歩賞作家による、五つの警察連作小説。 帯のとおり、見事な連作短編でした。 各物語はサラッと読めてしまうけれど、とても印象的でした。(後略)

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(前略)高校生の時に経験したある事件が、現在のパートにもかかわってくる流れで、当時の世相を取り込んだ過去の事件がとりわけサスペンスフルで惹き込まれました。 文学への知識不足からか暗号解説が難解と感じましたが、主人公の人生背景も念入り過ぎるほど書き込まれ、ミステリーとしても青春譚としても力作と感じました。

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(前略)物語全体からほとばしるのは、人が人を守ろうとする覚悟、居場所を求めて彷徨う警官たちの苦悩、何より血潮を流れる「故郷」への思い。たとえその町が嫌いでも居ついてしまうと、そう簡単には抜け出すことができないその「閉塞感」を描いて絶品だと思いました。(後略)

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