小説のおすすめ30選｜読み始めたら止まらない小説やミステリーも紹介！

読書を楽しんでみませんか。TVや動画が広がるにつれ、活字離れが心配されている今日ですが、読書もなかなかに楽しいものです。書籍にもいろいろな種類がありますが、特に読み始めたら止まらない小説ほど興味をひくものも多く、読書を楽しむのにぴったりです。

「小説を読んでみたいけど、どんなのがいいか分からない」「お気に入りの面白い本を見つけたい！」そんな方もご安心ください。この記事では読みたい小説の見つけ方や、ミステリーやファンタジーなど小説のジャンル、2023年最新のおすすめ小説などをご紹介します。

活字から物語の世界を読み取っていく小説は、想像力・創造力を育む効果があるといわれています。中学生〜大学生・女性にもおすすめの小説を紹介するので必見です。TVや動画とはまた一味違った楽しみを味わってみましょう。

ファンタジーとは、幻想的シンボルを描いた作品を指します。妖精やドラゴン、魔法使い、騎士などです。冒険・魔法・バトルなど、アニメ世界を彷彿とさせるこのジャンルは、読書初心者にも親しみやすく、また中学生・高校生の間でも人気が高いです。

異世界を舞台としたハイファンタジー（異世界ファンタジー）と、現実世界を舞台に幻想的シンボルを描いたローファンタジー（現代ファンタジー）に区分する場合があります。

SFは「サイエンスフィクション」を略した言葉で、科学的要素を含む架空の物語を指します。タイムスリップや宇宙旅行、AIやロボットなどを描いた作品が多くみられます。

また、広い意味では「スコシ・フシギ」といわれるライトなものもSFに含まれます。不思議ながらもどこかリアルに感じられるSFの世界をぜひ楽しんでみましょう。

何らかの「謎」が提示されている作品。多くは、その謎を解き明かしていく「推理もの」を指します。推理小説といえば、殺人や強盗などの事件を追うもの・警察や探偵のイメージが色濃くあります。本格ミステリーを好む方におすすめです。

一方で、日常に起こる謎を扱った作品も読みやすいと評判です。「推理は好きだけど、物騒なのはどうも苦手……」そんな方も安心して読めます。

恐怖を感じるもの――現実にはあって欲しくないと思いつつも、遊園地の絶叫マシーンやお化け屋敷に惹かれるように、怖いもの見たさ・スリルを楽しみたい気持ちは誰もが持っています。

幽霊やお化けなど、オカルト的なもの・目に見えないものには、得たいの知れない怖さがあります。一方人間の持つ恐ろしさや闇の部分を描いた作品からは、より現実味のある怖さが感じられます。

恋愛ものには少年少女の初々しい恋から、大人の濃厚な恋愛まであります。理想の恋愛に憧れを抱いたり、自身の経験と重ねて登場人物に共感したりと楽しみながら読めるのが特徴です。

ピュアなラブストーリーもあれば、愛と憎しみでドロドロの関係もあったりと、恋愛の形はさまざまです。それらを小説を通して、疑似体験できるのも魅力です。

コメディとは、主に笑いの要素が入った作品を指します。テンポの良さが売りのドタバタ劇、風刺を取り入れたブラックコメディ、恋愛要素が絡んだラブコメディ、家庭をテーマとしたホームコメディなど、作風はさまざまです。

笑いは脳を活性化させ、体にいい影響を与えます。笑いのツボは人それぞれ。お気に入りを見つけて、たくさん笑いましょう。

人間味や人間らしさをテーマとした作品です。人々の心の動きや、人間関係のあれこれを絶妙なタッチで描きます。

登場人物たちの温かな関係にほっこりしたり、時にはすれ違いもあったり。思わず感動してしまう素敵な作品が多いです。また、さまざまな見方・生き方を考えさせられる深みのあるストーリーが魅力です。

リアリティを求めるならノンフィクション小説がおすすめです。ノンフィクションは事実を基に描かれているため、現実味があり身近に感じられる点がメリットです。

ノンフィクションといっても、自己啓発本から伝記物まで幅広いため、好みのものが見つけやすくなります。

小説は未読でも、映画やドラマで観て知っている作品はありませんか。寧ろ、有名なものほど原作を知らない人の割合は多いです。ある程度話題の小説が、映画やドラマ化されて大きく広まる場合も珍しくないからです。

原作を読み「映像だとああなるのか」「自分のイメージではこんな感じ」とあれこれ想像するのは楽しいものです。また「この場面は映像になかったな」、逆に「あの場面は映画オリジナル」など、新たな発見も面白いです。

読みたい小説をストーリーの長さで決めるのも一つの方法です。結末までをサクッと楽しみたい時は、短編やショートショート、逆にもっとじっくりと小説の世界に浸りたい場合は長編を手にとってみましょう。

短編は、約4千字から4万字の作品です。それより短いものはショートショートと呼ばれます。長くとも1時間少々、短いものなら数分と、最後まで読みやすいです。なかなか時間のとれない方や読書に慣れていない方も、まずはショートショートや短編から楽しんでみませんか。

読書好きの方を含め、短編連作もおすすめです。サクサクとたくさんのストーリーを楽しめます。回を追うごとに登場人物たちに親しみが沸いてくるのも魅力です。

「短編も面白いけれど、ちょっと物足りない…… もっとどっぷり小説の世界に嵌りたい！ 」そんな方には中編、或いは読み応えバッチリの長編がおすすめです。

文字数にすると12万字以上が長編といわれます。導入にも字数をかけられるので、滑り出しは緩やかに、読み進めるごとに夢中になれる作品が多いです。

小説は活字がいっぱい詰まっていてどうも苦手…… そんな方には、子ども向けの小説をおすすめします。 「え、今更子ども用なんて」と侮ってはいけません。シリアスなもの・コミカルなもの、内容はさまざまですが、大人も楽しめる要素がたくさん入っています。

子どもの頃を思い出して懐かしい気持ちになるものもあれば、大人になった今だからこそ抱く想いもあります。自身が感動した小説を周りのお子さんにも勧めてみましょう。

ここでは小説の新刊について最新情報をお届けします。今後発売が予定されている話題作も紹介しますので、ぜひチェックしてください。

• 「変な家2　〜11の間取り図〜」雨穴著：筆者と不動産管理者が11つの間取りに隠された謎を解き明かすミステリー作品（2023年12月18日発売）
• 「JK III（角川文庫）」松岡圭祐著：幽霊になった女子高校生と"幽霊"の代わりをして生活している女子高校生が織りなす復讐劇を描いた作品（2023年12月22日発売）
• 「愛と精霊の館（上）(扶桑社ロマンス)」ノーラ・ロバーツ著：ロマンスの女王ノーラ・ロバーツ最新作（2023年12月22日発売）
• 「愛と精霊の館（下）(扶桑社ロマンス)」ノーラ・ロバーツ著：上下巻同時発売で新たなる3部作開幕編（2023年12月22日発売）

多くの人気小説は単行本で発売された後、文庫本として販売されます。文庫本は持ち運びしやすいので、好きな小説は文庫本で再度購入する方もいます。そんな文庫本が気になる方は、ぜひ記事の下のリンク先ページをチェックしてみてください。一生に一度は読むべき小説と言われている作品も紹介しています。

この記事では小説の選び方や、ジャンルごとの魅力などおすすめの小説をご紹介しました。素敵な小説はたくさんあるので、お気に入りの作品に出会う切っ掛けになれば幸いです。読みやすい小説やお気に入りの小説を読んで、読んでよかったと思える小説と出会いましょう。