斎藤茂太の本おすすめ9選｜名言もチエック・心が折れそうなときも元気がもらえる！

イヤな出来事や、辛い思いなどを感じている方に、精神的サポートが期待できる斎藤茂太の書籍は、多くの人の心の癒しになっています。落ち込みがちな気持ちを前向きにできるような言葉や、心の持ち方の説明など、精神科医としての知見を活かした書籍に助けられている方も多いようです。

育児や対人関係などへの指南書は数々あります。しかし、斎藤茂太の本は「こうしなさい」などの決め事ではなく、困っている事柄ですら逆にとらえて、何も問題はないから心配しないで、と読者の不安を取り除いてくれます。

読んでいるうちに心が軽くなり、前を向けるとの声が多く聞かれます。本記事では斎藤茂太の名言やおすすめの書籍をご紹介しています。ぜひ書籍選びの参考にしてください。

多くの書籍を執筆し、親しまれている「斎藤茂太」の人物像やプロフィール、親族や本業などをご紹介します。さらにモタさんの愛称で愛されている理由は？どんな人なのかも探り、ご紹介します。

斎藤茂太は1916年に歌人で精神科医の斎藤茂吉の長男として生まれました。弟には作家である北杜夫がいます。北杜夫も精神科医です。

斎藤茂太も1942年に医師として実家の斎藤病院に就任しています。医師として働きながらも執筆活動をしており、乗り物好きな斎藤茂太は「日本旅行作家協会」を1973年に設立しています。

斎藤茂太の本業は精神科医です。実家も兄弟も医者であり、文筆業を営んでいます。精神科医だからこそわかる心のありようを教え、導ける書籍を多く執筆し、随筆家としての仕事も本業なのでは？と思えます。

随筆家も本業と言っても過言でない理由は、精神科医としての専門書をはじめ、大好きな乗り物や旅行についてのエッセイなど約170冊もの著書があるからです。

斎藤茂太はモタさんの愛称で親しまれています。本名である茂太（しげた）を音読みしてモタと呼ばれています。父親が茂吉（もきち）ですからモタは案外あっているのかもしれません。

性格は温厚で、少年のような一面もあります。無類の乗り物好きで、旅行も乗り物に乗るために行き、エッセイにしたためています。

人々を取り巻く環境がとても不安定で、心にも不安を感じてしまいます。そんな今日こそ、支えになり前向きになれる、モタさんの本を読んで心の不安を軽くしましょう。こちらでは、代表的といえる5作品をご紹介します。

「今日はいい日になるぞ」にっこり笑って、と表紙からも書いてあります。なかなかそううまくできないから困っているんですけれど、と手に取ったときは思いかねません。

しかし、読み進めているうちに気づくと口元がほころんでくる！モタさんの名言が詰まっている本です。日々忙殺され落ち込み気味の時、モタさんの背中を押してくれる温かい言葉の世界に浸ってください。

くやしさ・苦しみ・悲しみで心がドシャブリになってしまった、など落ち込むときもあります。モタ先生の『心が晴れる言葉』を、一言一言読んでいると少しづつ心が晴れ、軽くなってきます。

一回さらっと読むだけでも、心に突き刺さりますが、常に手の届くところに置いて、何回も読み返したい本です。精神科医のモタさんならではの名言に救われます。

ふっと気づくと、いつも何かに追い立てられているような生活を送っていませんか。早くしなくては！などとイライラしがちな生活から逃れたくなったときに『焦らない練習』はとてもおすすめの一冊です。

モタさんのイライラの解消法や、不安の取り除き方のメソッドは、心の重しの蹴散らし方を教えてくれます。やさしい筆致はモタさんならではです。

どこから読んでも前向きになれる言葉が詰まっている本です。94のヒントに分かれて、やさしく分かりやすく紹介されている名言は、自分に当てはまる事象が見つけられやすいです。

斎藤茂太自身の体験や、人生経験からのアドバイスが説得力があり、前向きになれる勇気・元気をもらえます。「言いたい言葉が細かく分かれていてとても読みやすかった」などの声も見られました。

斎藤茂太の文章は明るく前向きな感情から紡ぎ出されていると感じます。社会や家族との関わりなどを交えて書かれた言葉が、モタさんの人柄や考え方を表しています。時代的にも苦労があったようですが、その経験が読者の心に響くのだと思います。

『いい言葉はいい人生をつくる』の題名の通り、モタさんの言葉は、真実味にあふれ参考にしたい文章が詰まっています。

斎藤茂太は、精神科医の斎藤茂吉と妻、輝子の間に4人兄弟の長男として生まれ、育っています。2男2女で、弟は同じく作家で精神科医の北杜夫です。

斎藤家の家系図を見ると、男子は精神科医で文筆業も行っています。また、母親である斎藤輝子は、旅行家でもあります。夫の斎藤茂吉亡き後、旺盛な行動力で世界各地を旅行し、79歳で南極にまで出かけています。その影響もあってか、息子である茂太も旅行好きで知られています。

• 『焦らない。でも諦めない』：人と競うのではなく、少しずつでも努力を重ね、昨日の自分よりちょっとだけでも成長しようと心がける。
• 『自分で自分をあきらめなければ人生に「負け」はない』：他人に振りまわされ自分を見失ってしまわぬよう、自分らしくマイペースに生きればいい。
• 『人生に失敗がないと、人生を失敗する』：人生には無駄などなく、どのような失敗も経験として役に立つのです。
• 『効率や損得にとらわれると、人間が小さくなる』：損得勘定だけで動いていると、目先しか見えず、本当に大事なものを得られなくなってしまいます。
• 『人は弱いようで、強い生き物なんです』：傷ついてもうダメだと思っても、時が経てば何ともなくなります。

いつでも手に取れるように傍に置いておきたいと思う斎藤茂太の書籍ですが、心にしみる本が多いので何冊も欲しくなってしまいます。

置くスペースには限りがあるので、スマホで読む方もいると思います。しかし、スマホは容量に問題が出てきてしまいます。そんなときに役立つのは電子書籍リーダーで、場所も容量も気にする必要がない電子書籍リーダーはおすすめです。

斎藤茂太の本はやさしく温かい筆致で、悩む人の背中をそっと押し、前を向く心をサポートしてくれます。進むべき道に迷ったときや心が沈んでしまったときには、ぜひ斎藤茂太の本を手に取り、モタさんの言葉に癒されてください。こちらもあわせてご覧ください。