相沢沙呼のおすすめ小説10選｜今勢いのあるミステリー作家！口コミも紹介

相沢沙呼の小説は、登場人物の心の内までも等身大のままリアルに丁寧に描くため、読者がすぐにストーリーに引き込まれやすいのが特徴です。小説は創作作品ですので、ものによっては創作ならではの人物もいます。ですが相沢沙呼の小説は、現実と変わらない等身大の人間を描いているため、どこか親近感すら覚えます。

感情移入しやすい小説や読みやすい小説を探している方におすすめで、作品によっては小説を読んでいる読者としてではなく、まるで自分もその場に立っているような感覚になるほど、その世界観に没入できる作品も多いです。

今回はそんな相沢沙呼のおすすめ小説や選び方を、さまざまなポイントにして項目ごとにわかりやすく解説します。想像しやすい小説を探している方や、相沢沙呼を初めて知った方も必見です。ぜひ最後までご覧ください。

相沢沙呼は主にミステリー小説を手がけているかたわらで、漫画の原作やライトノベルにも力を入れています。またアンソロジーに参加したり朗読劇の脚本を手がけたりと、その文字の表現力を活かしてさまざまな場所で活躍しています。

相沢沙呼の小説は、人気のシリーズをはじめさまざまなポイントから選べます。どのようなポイントがあるのか項目ごとにご紹介しますので、相沢沙呼のどの小説を選ぼうか迷っている方も参考にしてみてください。

相沢沙呼の小説の中でもひときわ人気があるのが、シリーズものです。どのようなシリーズがあるのかご紹介します。

このシリーズは、とある高校生の男女2人の交流を描いた学園ミステリー作品です。男子高校生の須川くんが同級生である酉乃初にひとめぼれをしてしまい、どうにかして彼女に近づこうとあれやこれやと試みます。

酉乃初は女子高生ながらもマジシャンで、彼女はそのマジックを使って学校で起こる事件を次々解決します。高校生のリアルな距離感を感じられる青春ストーリーとミステリーが織りなす大人気シリーズです。

マツリカシリーズは学園の怪談を題材にしたミステリーシリーズで、『マツリカ・マジョルカ』・『マツリカ・マハリタ』・『マツリカ・マトリョシカ』の3作品から成り立っています。高校1年生の内気な男子高校生が主人公で、ある日謎の女子高生マツリカに出会いその生活が一変します。

マツリカは学園で起こる不可思議な事件を解決するために奔走しており、それに巻き込まれるように主人公も付き合わされるハメになります。ですが、その中で内気だった主人公の成長も見える学園ミステリーになっています。

ミステリー小説が多い相沢沙呼の小説ですが、その中でも本格的ミステリーを楽しみたい方には、『medium 霊媒探偵 城塚翡翠シリーズ』がおすすめです。この作品は講談社文庫から発売されており、mediumの続編も登場してさらに話題となっているシリーズです。

推理小説を書く小説家でありながら難解事件を解決する事件屋のような活動をする主人公の男性が、ある日霊媒師の女性である城塚翡翠と出会い協力して事件に挑みます。事件を追う2人とそれを追うとある人影が、より臨場感を盛り上げます。

小説が多くどの作品から読めばいいかわからない場合には、その作家の代表作品から選ぶのもおすすめです。どのような選び方があるのか、いくつかご紹介します。

注目されている作品を読みたい場合には、受賞作品がおすすめです。相沢沙呼の小説は、本格ミステリ大賞や鮎川哲也賞を受賞しました。中でも『酉乃初の事件簿』シリーズの1つである『午前零時のサンドリヨン』は相沢沙呼のデビュー小説で、その際に受賞したのが鮎川哲也賞です。

小説だけでなくその作品をさまざまな方面から楽しみたい方は、映画化やドラマ化など映像化した作品から選ぶのもおすすめです。原作となる小説と映像化したドラマや映画では、多少なりとも異なった部分があります。

たとえば小説にはない設定が、ドラマや映画などではオリジナル要素として追加されている場合もあり、小説と映像作品の違いを楽しめます。相沢沙呼の小説は、真逆の作家人生を歩む男女を描いた『小説の神様』が映画化され話題となりました。

小説を外出先に持っていきたい方には、電子書籍版の小説もおすすめです。紙の本を持って行こうとすると収納スペースや重さが気になりますが、電子書籍版の小説であればスマートフォンやタブレットの中に好きなだけ小説を入れて持ち歩けるのでとても便利です。

mediumシリーズは先程もご紹介した『霊媒探偵 城塚翡翠』が1作目とその続編からなる2つの作品があります。このmediumシリーズを読む順番としては、1作目を先に読みその続編をそのあとで読むのがポイントです。

1作目は推理小説家の男性と霊媒師の城塚翡翠の2人を中心としたストーリーが展開されますが、mediumシリーズの続編となる2作目は、犯人視点から描かれている部分もあり、それぞれの人物の思いや考えを楽しめます。

相沢沙呼の最新刊を心待ちにしている読者の方も多いですが、現段階ではinvertの続編は9月ごろ発売になるとTwitterで告知されています。最新情報はTwitterなどSNSでリアルタイムに発信されている場合もありますので、気になる方はこまめにチェックしてみてください。

相沢沙呼の小説は、どれも現実にも居そうな等身大の人物を描いた読みやすい作品が多いです。読めば読むほど個性的な世界観に魅了される相沢沙呼の小説を、たくさん楽しんでみてください。

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