中山七里の小説おすすめ10選|作品の読む順番や渡瀬シリーズ・文庫本も紹介

日本の人気小説家である中山七里の小説は渡瀬シリーズなど人気作品が多いです。書籍の数が多いので、作品の読む順番に迷いますよね。本記事では、中山七里のおすすめ小説や読み方・文庫本について紹介します。新刊情報も取り上げていますので、ぜひ最後までご覧ください。

2025/03/27 更新

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2010年に第8回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し小説家となった中山七里(なかやましちり)さんは、近年では佐藤健さん阿部寛さん永山瑛太さんらが演じた『護られなかった者たちへ』(2021年)や配信限定ドラマ『連続殺人鬼カエル男』(2020年)といった人気作の映像化でも話題となっている、「どんでん返しの帝王」と言われる人気ミステリー作家です。

 

そんな中山七里作品の人気の理由の一つに、別々の作品の登場人物がストーリーの中で一時的に交錯するクロスオーバーが起こる点が挙げられます。そこでここでは「中山七里作品のおすすめシリーズ」と、より物語を楽しみやすくするための「読む順番」を紹介します。

『渡瀬と古手川』シリーズの読む順番

  1. 連続殺人鬼カエル男』(2011年2月)
  2. テミスの剣』(2014年10月) ※ 渡瀬が主人公
  3. ネメシスの使者』(2017年7月) ※  渡瀬が主人公
  4. 連続殺人鬼カエル男ふたたび』(2018年5月)
  5. 連続殺人鬼カエル男 完結編』(2024年11月)

『渡瀬と古手川』シリーズのクロスオーバー作品

  • 魔女は甦る』(2011年5月) ※ 『渡瀬と古手川』シリーズのスピンオフ作品
  • 贖罪の奏鳴曲』 (しょくざいのソナタ)(2011年12月) ※ 『御子柴弁護士』シリーズ1作目
  • 切り裂きジャックの告白』(2013年4月) ※『刑事犬養隼人』シリーズ1作目
  • 嗤う淑女』(2015年1月) ※『嗤う淑女』シリーズ1作目
  • ヒポクラテスの誓い』(2015年5月) ※『ヒポクラテスの誓い』シリーズ1作目
  • ヒポクラテスの憂鬱』(2016年9月) ※『ヒポクラテスの誓い』シリーズ2作目
  • ふたたび嗤う淑女』(2019年1月) ※『嗤う淑女』シリーズ2作目
  • ヒポクラテスの試練』(2020年6月) ※『ヒポクラテスの誓い』シリーズ3作目
  • ヒポクラテスの悔恨』(2021年5月) ※『ヒポクラテスの誓い』シリーズ4作目
  • 嗤う淑女 二人』(2021年9月) ※『嗤う淑女』シリーズ3作目
  • ヒポクラテスの悲嘆』(2024年3月) ※『ヒポクラテスの誓い』シリーズ5作目
  • ヒポクラテスの困惑』(2025年1月) ※『ヒポクラテスの誓い』シリーズ6作目

編集部が選んだ中山七里のおすすめ小説10選

商品比較一覧表

商品画像
メーカー
宝島社
NHK出版
宝島社
KADOKAWA
講談社
宝島社
宝島社
祥伝社
講談社
文藝春秋
商品名
さよならドビュッシー
護られなかった者たちへ
総理にされた男
切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人
贖罪の奏鳴曲
連続殺人鬼カエル男
おやすみラフマニノフ
ヒポクラテスの誓い
悪徳の輪舞曲
銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2
説明
このミス大賞受賞のデビュー作
社会福祉の光と闇を描く問題作
痛快なポリティカル・エンターテインメント小説
臓器をめぐるミステリー
鉄壁のアリバイをどう崩していくか
絶望に震える渡瀬シリーズ
中山七里の真骨頂
大人気の法医学ミステリー
御子柴と家族を描くシリーズ第4弾
シリーズを超えた2人の迷探偵コンビ2作目
リンク
シリーズ
岬洋介シリーズ
-
-
刑事犬養隼人シリーズ
御子柴礼司シリーズ
渡瀬シリーズ
岬洋介シリーズ
ヒポクラテスの誓いシリーズ
御子柴礼司シリーズ
銀齢探偵社シリーズ
ページ数
415ページ
384ページ
429ページ
355ページ
300ページ
411ページ
311ページ
378ページ
384ページ
299ページ
画像 商品名 参考価格(※) 通販サイト 特徴 シリーズ ページ数
1
宝島社
さよならドビュッシー
618円
このミス大賞受賞のデビュー作
岬洋介シリーズ
415ページ
2
NHK出版
護られなかった者たちへ
1,760円
社会福祉の光と闇を描く問題作
-
384ページ
3
宝島社
総理にされた男
770円
痛快なポリティカル・エンターテインメント小説
-
429ページ
4
KADOKAWA
切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人
704円
臓器をめぐるミステリー
刑事犬養隼人シリーズ
355ページ
5
講談社
贖罪の奏鳴曲
748円
鉄壁のアリバイをどう崩していくか
御子柴礼司シリーズ
300ページ
6
宝島社
連続殺人鬼カエル男
660円
絶望に震える渡瀬シリーズ
渡瀬シリーズ
411ページ
7
宝島社
おやすみラフマニノフ
450円
中山七里の真骨頂
岬洋介シリーズ
311ページ
8
祥伝社
ヒポクラテスの誓い
737円
大人気の法医学ミステリー
ヒポクラテスの誓いシリーズ
378ページ
9
講談社
悪徳の輪舞曲
814円
御子柴と家族を描くシリーズ第4弾
御子柴礼司シリーズ
384ページ
10
文藝春秋
銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2
1,540円
シリーズを超えた2人の迷探偵コンビ2作目
銀齢探偵社シリーズ
299ページ
比較表を全て見る(10位以降)
1位
宝島社

さよならドビュッシー

このミス大賞受賞のデビュー作

【あらすじ】

主人公の遥は、ピアニストを目指す女子高生。彼女は、過去に火事で生き残ったという経験がある。そんな遥がコンクールに向けて練習に励んでいると、周囲でいろいろな事件が起こる。その後、殺人事件も発生し遥は翻弄されていく。

 

【こんな人におすすめ】

・デビュー作に興味がある方

・賞の受賞作をチェックしたい方

・映像化された作品の原作を読みたい方

口コミを紹介

時に激しく、また時に息をひそめて聴き入るようなピアノの旋律の中で次々と起こる出来事。最初から最後まで息が抜けない展開に引き込まれてしまいました。

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シリーズ
岬洋介シリーズ
ページ数
415ページ
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2位
NHK出版

護られなかった者たちへ

社会福祉の光と闇を描く問題作

【あらすじ】

東日本大震災後の復興が進む宮城県仙台市が舞台。ある日、福祉保健事務所の三雲課長が死体となって見つかったところから、事件がスタートする。手がかりもないまま迷宮入りするかと思うと、今度は県議会議員の死体も発見される。事件を解くキーワードとはなんなのか。

 

【こんな人におすすめ】

・社会派ミステリーに興味がある方

・リアルな物語を読みたい方

・福祉に興味がある方

口コミを紹介

(前略)きっかけは私のように佐藤健でいい。多くのに人に福祉の現実を知ってほしいと思った。中山氏の著書は初めてだが、丁寧なのに飽きさせない、ラストの展開。読後の余韻が数日続きました。ステイホームなので映画のキャストを当てはめながら読み直しています。

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シリーズ
-
ページ数
384ページ
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3位
宝島社

総理にされた男

痛快なポリティカル・エンターテインメント小説

売れない舞台役者・加納。内閣総理大臣・真垣に瓜二つだとファンやネット上で話題の彼は、ある日官房長官・樽見に密かに呼び出され、国家の大事であり総理の替え玉を依頼されます。加納は得意の物真似で総理になりすましますが、派閥抗争や野党との駆け引きなど政治のあるべき姿とかけ離れた現実を変えようと立ち上がります。

 

2013年から2014年にかけてNHK出版のウェブサイト上で連載された作品を単行本にまとめ、2018年には池上彰解説で文庫化されました。別作品「月光のスティグマ」と同時期の話で内容もリンクするのであわせて読みたい1冊です。

口コミを紹介

コメディタッチですが、すごくまじめなポリティカル・ エンターテインメント小説。活字が多く、とてつもなく中身がぎゅっといっぱいに詰まっている。それに政治の内情が現実的で赤裸々で、実におもしろい。

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シリーズ
-
ページ数
429ページ
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4位
KADOKAWA

切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

臓器をめぐるミステリー

都内の公園で、臓器をすべて抜かれた若い女性の死体が見つかります。マスコミに「ジャック」を名乗る犯人から送り付けられた犯行声明文。川越でも同じ手口の事件が起こりますが関連は不明。捜査1課のエース犬養刑事と猟奇殺人犯人の熾烈な攻防に息つく暇もないミステリーです。

 

19世紀イギリスの切り裂きジャックをモチーフに臓器移植描いた骨太の社会派小説。2015年には沢村一樹主演でドラマ化もされました。大人気の刑事犬養隼人シリーズの第1作です。

口コミを紹介

なんとなく犯人の予想がついたわと拍子抜けしながら読み進めましたが…裏切られました。やっぱりこの作者の本は面白い!犬養刑事と古手川刑事の絡みもこの作者ならではですね。

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シリーズ
刑事犬養隼人シリーズ
ページ数
355ページ
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5位
講談社

贖罪の奏鳴曲

鉄壁のアリバイをどう崩していくか

【あらすじ】

悪辣弁護士の御子柴礼司は殺人事件を起こす。事件を捜査した警察は容疑者として御子柴礼司に辿りつくが、しかし彼には「鉄壁のアリバイ」があった。どのようにアリバイを崩して、犯罪を暴いていくのか。終盤のどんでん返しがたまらない、スリル満点のストーリー。

 

【こんな人におすすめ】

・法廷劇に興味がある方

・スリルを感じたい方

口コミを紹介

物語の進み方もテンポがよく読む手が止まらなくなる作品。文章の表現や言葉の使い方が非常に良く情景がすごくイメージしやすいです。

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シリーズ
御子柴礼司シリーズ
ページ数
300ページ
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6位
宝島社

連続殺人鬼カエル男

絶望に震える渡瀬シリーズ

【あらすじ】

マンションから、女性の全裸死体が吊り下げられるという事件が発生。後にカエル男と呼ばれる犯人から声明文が出される。刑事の渡瀬と古手川は捜査に乗り出すが、第二、第三の殺人が起こってしまう。カエル男の正体は誰なのか、犯行に至った目的は何なのか。予想のつかない展開が魅力的なストーリーです。

 

【こんな人におすすめ】

・社会派ミステリーに興味がある方

・ドラマ化された作品の原作を読みたい方

・中山七里の人気シリーズをチェックしたい方

口コミを紹介

展開を想像させて裏切ってくるどんでん返しの心地良いストーリー。内容は少しグロさもあり引き込まれていきました。この小説から中山七里さんにハマり次々と読み始めています。

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シリーズ
渡瀬シリーズ
ページ数
411ページ
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7位
宝島社

おやすみラフマニノフ

中山七里の真骨頂

【あらすじ】

とある音大で、密室空間で保管していた高価なチェロのストラディバリウスが盗まれるところから、事件は始まる。次々と謎の事件が発生し、事件の謎に迫っていくと、思わぬ人物が動いていた。その人物の目的とは。

 

【こんな人におすすめ】

・音楽や楽器に興味がある方

・音楽ミステリーを読んでみたい方

・作曲家や名曲についての知識を深めたい方

口コミを紹介

音楽にほとんど造詣が無く音符も全く読めないので、少しは賢くなるかと思い読んでみたら「ラフマニノフ」の知識は当然だがミステリーの匠さに愕然とする。一気に読み進めてしまう作品。

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シリーズ
岬洋介シリーズ
ページ数
311ページ
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8位
祥伝社

ヒポクラテスの誓い

大人気の法医学ミステリー

浦和医大の法医学教室で研修を受ける研修医の真琴。ボスである法医学教室の教授・光崎、准教授・キャシーの2人は死体が大好きな変わり者で生者と死者の区別をしないポリシーの持ち主。事件を通して遺体と向き合い、成長してゆく真琴を描く物語です。

 

大人気の「ヒポクラテスの誓いシリーズ」の第1作目。第5回日本医療小説大賞の最終候補にまで残った本格法医学ミステリーです。2016年にはテレビドラマ化された人気作です。

口コミを紹介

死体監察医の話が大好きな私ですが、久しぶりにいい本を読めました!最初にDVDを見て、小説を読みました。

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シリーズ
ヒポクラテスの誓いシリーズ
ページ数
378ページ
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9位
講談社

悪徳の輪舞曲

御子柴と家族を描くシリーズ第4弾

悪辣弁護士・御子柴のもとを妹の梓が30年ぶりに訪れ、母・郁美の弁護を強引に依頼。郁美は再婚した夫を自殺に見せかけて殺害したとして逮捕されていて、接見した御子柴に無実を訴えます。事件の真実を追いかけながら、過去を捨てたはずの御子柴が母・妹と向き合う姿が描かれています。

 

報酬のためには手段を選ばない、御子柴礼司シリーズの第4作目。御子柴が殺人を起こした後に一家離散同然となっていた肉親との邂逅が描かれる注目作です。リーガルサスペンスでありながらも、家族について考えさせられる作品でもあります。

口コミを紹介

御子柴シリーズは、毎回衝撃的です。毎回僕の予想を遥かに超えた結末となります。個人とし人間、集団としての人間の心を鋭く描き切っています。

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シリーズ
御子柴礼司シリーズ
ページ数
384ページ
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10位
文藝春秋

銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2

シリーズを超えた2人の迷探偵コンビ2作目

80歳の高遠寺静は東京高裁の判事も務めた女性。静よりも10歳年下で地元の名士で経済界の大物・香月玄太郎。前作から時間が進み、玄太郎ががんを患った状況下で5つの事件に挑みます。大正生まれと要介護探偵の老老コンビの迷コンビが暴走しながらも事件を解決する痛快ミステリーの第2弾

 

安楽椅子探偵の体裁をとった「静おばあちゃんにおまかせ」と、「さよならドビュッシー」「要介護探偵の事件簿」でもおなじみの2人のコラボレーションも楽しい1冊。前作「静おばあちゃんと要介護探偵」も必読です。

口コミを紹介

1作目はもうキャラありきと言えども展開がもう一つだったが、本作は癖になったのか前作より格段に読ませる内容。別作品へとつながる展開で終わっているのは、著者の他の作品を読んでいる人には納得。また岬研修生が出てくるあたりも、ニヤリとさせる。

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シリーズ
銀齢探偵社シリーズ
ページ数
299ページ
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