【口コミあり】加藤諦三の小説おすすめ11選 |テレフォン人生相談？名言や人気作品も

加藤諦三は心理学や社会学をはじめ、さまざまな学問分野に精通する日本の社会学者、評論家です。豊富な知識を活かした多くの著書には、人間心理の本質に向き合った考え方やアドバイスが盛り込まれています。

また、どうすれば人生に安らぎや幸福をもたらせるのか、考え方や受け止め方をどう変えればいいのかなど今ある悩み事を解消したい方に加藤諦三の本はおすすめです。しかし、加藤諦三の著作の総数は700冊以上と多くその中から自分に合う一冊を選ぶのはなかなか難しいですよね。

そこでこの記事では、加藤諦三の著書をジャンル別にわかりやすくご紹介します。さらに加藤諦三の人物像やおすすめの本までご紹介しますので、どれを選んでいいのや悩んでいる方や本について詳しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧になって参考にしてください。

1938年生まれの加藤諦三の生い立ちは祖父が政治家で父は大学教員と、とても厳格な家庭で育っています。経歴は東京大学、大学院を卒業後、社会学者として早稲田大学名誉教授などを務め全国で講演会も行っています。

また、TBSテレビのサンデーモーニングにてインタビュー出演もしています。コロナ問題に触れた際には極めて深刻であるのは「心理的崩壊」であるとコメントするなど心理的危機を危惧する声を挙げました。さらにラジオ番組「テレフォン人生相談」では、的確な答えを導き出すスタイルで相談者やリスナーから注目を浴びています。

加藤諦三の本は、さまざまな悩みを解決してくれるジャンルの多さが魅力です。自分の心の守り方や具体的な他人との付き合い方、自分に自信が持てない劣等感についてなど社会心理学の観点からアドバイスをしてくれます。

また、どうやって自己疎外から脱することができるのかをテーマにした、小説と随筆の形式でまとめられた作品は悩める若者たちに多く読まれてきました。読者の心に響く数々の名言が記されているのも加藤諦三の本の魅力といえます。

自分がわからないと感じるときは、自分の存在価値があやふやになっているときです。目標や夢が持てず自分を見失っている、この先どうしていきたいのか気持ちをはっきりさせたい方にはつぎの本がおすすめです。

『「本当の自分」はどこにいる 自分探しの心理学』では「本当の自分とは何か」を具体的に考えられるよう導いてくれます。「本当の自分」を発見し人生を快適に送れるアプローチをしてくれる作品はこの他にも多く揃っています。

自己肯定感が低いとネガティブ思考になりがちです。そんなときには心理的な法則にて解説されている『自信』を読んでみてはいかがでしょうか。

その名のとおり『自信』とついたこの著作は、無用な劣等感に悩まされない「ものの考え方」が解説されています。自分や現実から逃げない、強い心作りにアプローチした本で自分を試し挑戦したい方におすすめです。

体の疲れと同様に心の疲れも早めにリセットしなくてはなりません。自分の心と体をやさしくいたわりたいときに読みたいカテゴリーです。

『心の休ませ方・40のヒント』はどのように「心を休ませればいいのか」を40のヒントをもとにやさしく解説されています。不安に向き合い心をリフレッシュしたい方におすすめです。

メンタルヘルスとは心の健康です。この心の健康が何らかの形で維持できなくなったときに心や体に不調が現れます。そんな精神を上手く保っていくためのヒントがつまった著作が数多くあります。

最新本『不安をしずめる心理学』では本質を理解していない安易な解決を求めず、心理学に沿った真の解決法の見つけ方が述べられています。

自己啓発とは、自身の意思により自己の能力を向上させその心の成長を自己啓発と捉えます。加藤諦三の書籍には自己啓発についての本も多く発刊されています。

『新訳 成功の心理学 人生の勝者に生まれ変わる10の方法』では、自分がどのようにアクションを起こしていけばいいのかがわかりやすく解説されています。

『自分に気づく心理学(愛蔵版)』のなかで、自分を苦しめているものに向き合えば人を愛し愛される人間になれると著者は言います。この本は本当の自分を取り戻し、幸せな人生を手に入れる解説がなされた処方箋的な一冊です。

人生では人は必ず葛藤にぶつかり、時にはそれが致命的なコンプレックスになる場合もあります。そんなコンプレックスをどうやって解決していくのか、自己評価が低くなっているのはなぜなのかなど詳しく解説されています。真の自分に気づき心が軽くなりたい方におすすめの本です。

身近にどうしても「許せない」人が存在していた場合、あなたはそのような人とどのように付き合っていますか？本書では「許せない人」をどうして許せないと思うのかその人間の心理が詳しく解説されています。

また、著者は性格の合わない人がいても幸せに生きていけるのだと、現実的な手段を例にあげて述べてくれています。具体的な他人との付き合い方が解説された本書は、今ある悩みを解決してくれる実用性のある一冊です。

『「やさしさ」と「冷たさ」の心理』は、つき合うべきやさしい人と離れるべき心の冷たい人の見分け方がアドバイスされています。また、状況によってどうアプローチすればいいかが詳しく解説されています。

自分に自信のない人がいかに心の冷たい人に心理的に操られてしまっているか、またつき合うべき人を間違えていないかなど本書を通じていろいろと見えてきます。人間関係が上手くいかない方や自分に自信が持てないと悩む方へ一歩を踏み出す勇気を与えてくれるおすすめの本です。

テレフォン人生相談は57年前にスタートした長寿のラジオ番組です。加藤諦三が回答者・パーソナリティとして相談者の悩みに寄り添い「なぜ、あなたは悩んでいるのか」について解説しています。

また、2021年にはこの人生相談の内容を収めた著作『心のマスクを忘れるな』が発刊されています。人間関係や家族の問題、日常の不安や不満など人生相談をとおして、さまざまな悩みの解決のヒントが書かれています。幸せへの目覚めかたを指南してくれる実用性のある本です。

加藤諦三の本は、人間の心の葛藤や変化を解説して人生にヒントを与えてくれます。本を読んだら行動を起こし、自ら成長していくマインドも大切です。ぜひ自分の悩みに合った加藤諦三の本を見つけて豊かな人生と豊かな心を育みましょう！

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