レヴォーグ用のタイヤおすすめ17選｜タイヤサイズの見方も！純正タイヤの寿命は？

走行性能・安全性・ユーティリティに優れたスバルのレヴォーグ。運転者だけでなく同乗者の乗り心地も追求されており、日々の運転でその魅力を感じている方も多いです。しかし、レヴォーグの性能はまだ発揮しきれていないかもしれません。

実は見落としがちになるのがタイヤです。ロードノイズや振動の軽減・ブレーキ性能・運転性能の向上・ドレスアップなど、目的に応じたタイヤ選びをすれば、安全性や快適性がさらにアップします。

そこでこの記事では、型式VM4から最新のSTIで役立つ純正タイヤサイズ（17,18インチ）の確かめ方などを解説します。ミシュランなど人気のメーカーやタイヤサイズ別のおすすめ商品も紹介しますので、参考にしてください。さらに、純正タイヤの寿命・交換のサインなどについてもお教えします。

レヴォーグはブランドのアイコンとして親しまれた名車「レガシィツーリングワゴン」の後継モデルです。2014年にレガシィツーリングワゴンに取って代わる形で登場しました。スバル定番の水平対向エンジン+4WDの組み合わせは低重心で、路面に吸い付くような走りを提供します。

あなたのレヴォーグは、どんなタイプのタイヤを装着していますか？現在、国内外のタイヤメーカーから、さまざまな特徴をもつタイヤが販売されています。

タイヤ交換によって、走行性・運転操作性・静粛性・燃費性などの向上が可能です。また、雨の多い日本、水でぬれた道路でのウェット性能に注目して開発されたタイヤもあります。タイヤを交換し、より安全で快適なドライブを楽しみませんか？

純正タイヤの寿命（交換の目安となる時期）は約4～5年です。寿命は次のような方法で確認します。

• タイヤの傷・ひび割れを目で見て確認
• タイヤにスリップサイン（三角形のマーク）が出ると寿命
• 走行距離が32000kmを越えると交換時期が近い
• タイヤ側面の数字で製造時期を確認（例：1322なら2022年の13週目に製造）

寿命がきたタイヤで走り続けるのは危険です。パンク・バースト・ブレーキをかけてもなかなか止まれないなど、事故につながるおそれがあります。タイヤの日常的な点検は欠かさないようにしましょう。信頼できるお店で点検してもらうのもおすすめです。

2014年に発売された型式DBA-VM4のものから、最新のSTI Sportシリーズまで、純正タイヤサイズは17インチ(215/50R17)・18インチ(225/45R18)どちらかとなっています。

純正タイヤサイズを確認する方法は3つあります。

• 運転席側のドアを開け、車体に貼ってあるステッカーを確認する
• タイヤの側面を見る
• レヴォーグの型式から調べる

乗り心地のよさ、快適性を高めたコンフォートタイヤ。タイヤ表面のトレッドパターンの工夫やスポンジ材の採用で静粛性を向上させ、パターンノイズやロードノイズを軽減させています。

また、走行中の振動を吸収させるため、しなやかなゴムを使用。タイヤがやわらかすぎるとコーナリングが不安定になるなど、操作性が低下するため、タイヤ側面に補強材を入れるなど、デメリット軽減の対策もされています。ウェット性能や低燃費性能が高いものもあります。

進む・曲がる・止まるなど、高い運動性能をもつスポーツタイヤ。路面と設置する面積を増やし、グリップ力を向上させるために、しなやかなゴムを採用しています。

しなやかなゴムは、高い運動性能を生み出す一方、摩耗しやすく、燃費性能を低下させます。また、ロードノイズが発生しやすいのもデメリットの1つです。しかし、開発が進むに連れ、強みである「運動性能」を生かしつつ、マイナスの要素を軽減したタイヤが生まれています。

その名の通り、燃費性能を向上させたエコタイヤ・低燃費タイヤ。タイヤと路面との摩擦抵抗である転がり抵抗を小さくし、同量の燃料でより遠くまで転がるように設計されています。低燃費性能を十分に発揮させるため、適正空気圧で走行しましょう。

一方、路面との摩擦を小さくすると「グリップ性能」が低下します。相反する「低燃費性能」と「グリップ性能」ですが、どちらもタイヤには必要な性能。そのため、これらを両立させるための開発も進んでいます。

世界的タイヤブランドの「ミシュラン」。現在、自動車用タイヤの標準的構造となっているラジアルタイヤを開発し、「ミシュランX」として販売した世界初の企業です。世界各地に製造拠点を持ち、自動車用タイヤだけでなく、農業機械用やスペースシャトル用のタイヤなども手がけています。

プレミアムコンフォートタイヤPRIMACYやスポーツタイヤPILOT SPORT・スタッドレスタイヤX-ICEなどを提供しています。

日本一の売上高を誇るタイヤメーカーのブリヂストン。日本初の乗用車用ラジアルタイヤを開発した企業です。ミスタータイヤマン・コクピットといった店舗ブランドも有しています。

コンフォートタイヤREGNO(レグノ)やスポーツタイヤPOTENZA(ポテンザ)・省燃費タイヤECOPIA(エコピア)・スタッドレスタイヤBLIZZAK(ブリザック)などを提供しています。

住友ゴム工業のタイヤブランド「ダンロップ」。日本で最初に自動車用タイヤを製造したメーカーです。すり減ったタイヤでウェット路面を高速走行した際、タイヤがグリップを失い、制御不可になる「ハイドロプレーニング現象」を解明し、それに有効なトレッドパターンを生み出した実績もあります。

コンフォートタイヤLE MANS(ル・マン)や低燃費タイヤENASAVE(エナセーブ)・スタッドレスタイヤWINTER MAXX(ウインターマックス)などを提供しています。

日本のタイヤメーカーのヨコハマタイヤ。雨の日に強いウェット性能・モータースポーツにタイヤを提供する中で追求してきた高い運動性能をもつのがタイヤの強みです。また、環境性能に注目した低燃費タイヤを、タイヤ業界に先駆けて開発してきた実績があります。

提供しているのは、ADVAN・BluEarthなど。「ADVAN dB」はコンフォート性能が高く、「ADVAN NEOVA」はスポーツ性能が高いといったように、同シリーズ内で性能の異なるタイヤを開発しています。

兵庫県に本社をもつ日本のタイヤメーカーのトーヨータイヤ。車それぞれの特徴に合わせた専用タイヤ発想で、ドライバーの理想の走りを実現するだけに留まらず、期待を超える感動を与えるタイヤの開発に力を入れています。

コンフォート性能やスポーツ性能を高めたPROXES(プロクセス)・低燃費タイヤTRANPATH(トランパス)・スタッドレスタイヤOBSERVE(オブザーブ)などを提供しています。

ドレスアップをしてあなた好みの外観にしたいのであれば、タイヤとホイールをセットで交換してみませんか？タイヤ交換でトレッドパターンや文字色を変えるだけでも印象は随分ちがったものになりますが、それでは物足りない人におすすめです。

ホイールは素材や形状・色なども選択できるので、より個性的なレヴォーグに生まれ変わります。走行にかかわる部分でもあるので、安全性も確保されているか、十分にチェックしましょう。さらにタイヤ以外の部分もカスタマイズしたい人は、各部のアクセサリーも検討してみてください。

冬、積雪や凍結した道路の走行に不安を感じた経験はありませんか？どの季節もより安全に走行できるよう、タイヤ交換を考えたこの機会に、スタッドレスタイヤの必要性についても検討してみてください。

なお、スタッドレスタイヤはどのグレードでも「215/50R17」の装着が推奨されているので気をつけましょう。通常「225/45R18」を装着しているレヴォーグ STI Sportシリーズなどは、タイヤのインチダウンが必要となります。

ここではタイヤ交換にかかる費用について解説します。タイヤ交換はタイヤの種類や持ち込みかどうかで大きく値段が変わるので、あくまでも目安としてご参照ください。以下は1本交換するときの相場です。

あなたのニーズに合ったタイヤは見つかりましたか？お気に入りのレヴォーグだからこそ、一緒に過ごす時間は充実させたいものです。安全性や乗り心地が高まるタイヤに交換し、日々のドライブをさらに楽しみましょう。こちらもあわせてご覧ください。