【最強】ハイエース用スタッドレスタイヤおすすめ5選｜滑るって本当？

滑る雪道を走行する時に欠かせないのが「スタッドレスタイヤ」です。タイヤチェーンも選択肢にありますが、スタッドレスタイヤの方が寿命が長いためチェーンよりも選ぶ方が多いです。また、ハイエースを所持して、冬の走行用にスタッドレスタイヤの購入を検討している方も多いですよね。

スタッドレスタイヤは、タイヤサイズや性能ごとに選べます。ハイエース用のスタッドレスタイヤを販売しているメーカーも多く、初めての人は選び方もわからず悩んでしまいますよね。また、スレッドレスタイヤは本当は効かないのでは…と不安な方もいるはずです。

そこで今回は、最強ハイエース用スタッドレスタイヤの選び方やおすすめ商品を紹介します。記事の最後では、おすすめの4本セットやスタッドレスタイヤの寿命と交換のタイミングについても記載しているので、ぜひご覧ください。

スタッドレスタイヤを装着していても滑る・意味ないなどの話を聞いた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。これは、ハイエースなどの小型貨物車が荷物をあまり載せずに雪道を走った時に起こりやすい現象です。

スレッドレスタイヤは当然普通のタイヤよりもスタックしにくい作りにはなっていますが、満載した状態に適したタイヤの空気圧で荷物を載せずに走ってしまうと、地面と接する面積が小さくなりスタックを起こしやすくなります。小型貨物車で雪道を走るのに荷物を載せないまま走る場合は、タイヤの空気圧を抜き、地面との面積を増やして摩擦を作るようにしましょう。

冬に車に装着するタイヤが「スタッドレスタイヤ」・夏に装着するのが「サマータイヤ」です。スタッドレスタイヤは、溝が多く氷や雪などの薄い水膜を吸い上げ、路面をしっかり捕らえながら走れます。さらに、寒くてもゴムが凍らない構造になっています。

サマータイヤは、雨天時などの厚い水膜を弾き飛ばす構造をしており、暑いアスファルトでもゴムが柔らかくなりません。

スタッドレスタイヤには「商用車対応」と「乗用車対応」があります。商用車は人や物を乗せて走るため、走行性やグリップ力が高いのが特徴です。もちろん、乗用車用も安定して走れますが、快適な走行のための「静粛性」があります。

スタッドレスタイヤも商用車と乗用車対応で特徴の違いがあります。商用車対応のスタッドレスタイヤに比べてサイズのラインナップも多いです。

スタッドレスタイヤに限らず、サマータイヤでも製造年週は新しいものを選ぶのが大切です。走行に使用されていなくても、タイヤは経年劣化により消耗されていきます。時間が経てば硬化してヒビも入ります。

一度も装備して走行していなくても製造年数が過ぎてしまったスタッドレスタイヤは使用しないでください。できるだけ長く使用するためにも、できるだけ製造年週が新しいものを選んでください。

スタッドレスタイヤを選ぶ際は、タイヤサイズを必ずチェックしてください。ハイエース200系の純正タイヤは共通で「195/80R15」です。念の為タイヤサイズを確認したい場合は、車両情報もしくは品番で調べられます。

また、荷重指数やロードインデックスもチェックすべきポイントです。荷重指数の不足したタイヤを使用していると損傷の原因や車検に通らなくなります。

アイスバーンの道を走行するのにおすすめなのが「氷上性能」です。氷上性能とは水の膜を逃し、氷の上で滑らないようにする性能を指します。ハイエースは車体が重たくスリップすると制御ができなくなってしまう可能性があるため、ハイエース用スタッドレスタイヤを選ぶ際には注目すべき性能です。

長く同じスタッドレスタイヤを使い続けるためには「ロングライフ性能」に注目するのがおすすめです。ハイエース用のスタッドレスは、通常のスタッドレスタイヤよりも耐摩耗性があります。それでも寿命がきてしまうため、メーカーごとにどのような工夫をしているか確認してください。

スタックを防ぐ性能が「雪道性能」です。ハイエースは2DWと4DWがあり、特に2DWは雪道に弱くスタックしてしまうとなかなか抜け出せません。4DWではあまりこだわる必要のない性能ですが、2DWのハイエースに乗っている方は、重視しておかなければならない性能です。

スリップのリスクを下げるなら「コーナリング性能」をチェックしてください。ハイエースは車体が重たい分、タイヤの外側にも負荷をかけやすいです。スリップもしやすくなるため、コーナリング性能がついたスタッドレスタイヤを選んでください。

「ドライ・ウェット性能」もおすすめの性能です。ドライは乾いた道路での走行性に関わる性能で、ウェットは濡れている道路での走行性に関わる性能です。ハイエース用タイヤを販売しているメーカーごとに期待できる性能が異なるため、ぜひチェックしてください。

ハイエースバンは「商用車」になります。そのため、乗用車対応のハイエース用スタッドレスタイヤではなく、「LT規格」に対応したスタッドレスタイヤを選ぶ必要があります。商用車は、空気圧設定や荷重指数にも気をつけましょう。

LT規格に適合したスタッドレスタイヤでない場合、車検が通らなくなる可能性もあります。ハイエースバンでもタイヤサイズにもしっかり注目しながら選んでください。

ハイエースにスタッドレスタイヤをすぐに装着したい場合は、スタッドレスタイヤと一緒に販売されている「ホイールセット」を購入するのがおすすめです。スタッドレスタイヤを装着する際は、タイヤに合ったホイールを選ぶのも大切です。

タイヤ自体もバラで購入するより、4本セットの方がお得な場合もあります。ぜひセット品もチェックして、ハイエース用スタッドレスタイヤを選んでください。

「ブリヂストン」は、日本のタイヤメーカーです。高い走行性能・グリップ力・ロングライフ性能など、機能性でも優れています。ハイエース用スタッドレスタイヤは、ホールセットも販売されており、コスパのいいものを求める人におすすめです。

「ダンロップ」は、イギリス発祥のゴム・タイヤのブランドです。ハイエース用スタッドレスは、乗用車も商用車も扱いがあります。価格がやや高めですが、性能の高さが魅力的です。ロングライフ性能が特徴的で、しっかりブレーキで止まれるため、安全面が気になる人に適しています。

「TOYOタイヤ」は、兵庫県に本社を置く、タイヤや自動車部品を扱うメーカーです。あらゆる路面でも安定して走行できる構造に加えて、価格の安さとコスパ面でも優れます。乗用車はもちろん、商用車用はミニバンやSUV特有のふらつきを抑えた運転ができるものを販売しています。

「YOKOHAMAタイヤ」は、古河グループのゴム・タイヤメーカーです。ブリヂストンや住友ゴムに次ぐ人気を誇ります。ウェット性能の高いスタッドレスタイヤが魅力です。静音性も特徴で、とにかく快適な走行を求める人に適しています。

アジアンタイヤとは韓国・中国・インドネシアなど、アジア圏メーカー製タイヤの総称です。アジアンタイヤが安い主な理由として、以下の点が挙げられます。

• 原材料のゴムが安価に調達できる
• ゴムの生産地から工場までの運送費が安い
• 日本に比べて人件費が安い

ちなみに近年では品質の向上に伴い、世界的な評価も高まっています。

ハイエース用スタッドレスタイヤの寿命は、3〜5年程度とされています。これは、タイヤを装着してからの年数ではなく、製造から経過した年数です。タイヤの溝が残っていても、製造年数から5年経過した物を装着して走らないようにしてください。

また、スタッドレスタイヤへの交換のタイミングは、雪が降り出す1ヶ月前くらいがおすすめです。北海道のような雪が10月ごろから降り出す地域では9月ごろ、東京のような1月ごろに雪が降る可能性のある地域は12月に交換してください。

ハイエースは雪に弱い車でもあるため、スタッドレスタイヤを上手に選んで事故を防止しなければなりません。交換のタイミングや寿命をしっかり理解し、早めの対策が大切です。ぜひ本記事を参考にしながら、ハイエース用スタッドレスタイヤで雪道も安全に走行しましょう。以下の記事もあわせてご覧ください。