レヴォーグ用スタッドレスタイヤおすすめ10選｜17インチ・18インチ別に紹介

レヴォーグはAWDや低重心設計を備え、雪道でも高い走破性を持っています。しかし、タイヤがスリップしてしまえば、それらの性能も失われてしまいます。レヴォーグの優れた性能を十分に発揮させるためにも、積雪や凍結路面でもしっかりとグリップするスタッドレスタイヤの装着が必要となるのです。

オールシーズンタイヤも販売されていますが、さすがに深い雪道やアイスバーンなどには対応しきれません。過信は禁物です。

タイヤ交換には手間、そして時間がかかります。そのため、大切な部分だとわかっていながらも、後回しになってしまいがちです。しかし、タイヤ交換自体が、タイヤのコンディションチェックとなり、早期にパンクやバーストなどトラブルの兆候に気付けます。

また、路面に適した性能を持つタイヤで走行すれば、さらに乗り心地よく日々のドライブを楽しめます。ドライ路面をスタッドレスタイヤのまま走ると摩耗を早め、寿命を縮めてしまうので、経済的な面から考えても、交換するメリットはあります。

自他の命を守ることにもつながるスタッドレスタイヤ選び。まずは純正・推奨タイヤサイズを確認し、あなたが冬場、よく走る路面をイメージし、重視する性能を決めていきましょう。値段だけで決めてしまわず、信頼できるタイヤメーカーかどうかも考慮してください。

レヴォーグは、型式VM4のころから最新のSTI Sportまで、グレードによって純正タイヤサイズが決まっています。「215/50R17」が17インチ、「225/45R18」が18インチです。

しかし、「225/45R18」の場合はスタッドレスタイヤ選びに注意が必要です。スバルからもスタッドレスタイヤを装着する場合は「215/50R17」サイズを推奨するとアナウンスされています。18インチのスタッドレスタイヤを検討する場合は、販売店へ問い合わせ、装着可能かを確かめましょう。

スタッドレスタイヤで最も重視したいポイントは「雪上性能」「氷上性能」です。凍結路面とタイヤとの間にできる「水膜」によってグリップ力が失われ、スリップが発生します。大きな事故につながる可能性はできるだけ避けたいものですね。

スタッドレスタイヤは、コンパウンドに水膜を除去する素材を配合したり、効率よく排水するためにタイヤのトレッドパターンや「サイプ」と呼ばれる溝を工夫したりしてグリップ力を確保しています。シャーベット状、アイスバーンの路面でも力強く安心して走れるタイヤを選びましょう。

せっかく購入したスタッドレスタイヤ、可能な限り長く使いたいと思いませんか？一般的にスタッドレスタイヤの寿命は約3年と言われます。走行距離によっても変化するので、新品時から50％摩耗すると露出する「プラットフォーム」が、スタッドレスタイヤ交換のサインだと覚えておきましょう。

ただし、タイヤがすり減るにつれ、氷上性能などが低下がすることも忘れないでください。バージョンアップされていく中で、寿命が長く、性能低下も小さくなるよう改良されてきているので、最新モデルが安心です。

冬でも気温、天候によっては、スタッドレスタイヤを装着したまま、雨道や乾いた道路を走行する場面が出てきます。氷上でのグリップ力を得るため、しなやかなゴムを採用しているスタッドレスタイヤ。そのため、ウェット・ドライ路面では操作性が低下する傾向にあります。

しかし、天候によって毎回タイヤ交換をするわけにもいきません。「ウェット性能」「ドライ性能」を向上させたスタッドレスタイヤが増えているので、チェックしてみてください。

氷雪路面とのグリップ力を高めるため、しなやかなゴムを使うスタッドレスタイヤ。接地面積が大きくなれば、摩擦による抵抗も大きくなり、燃費は悪くなります。しかし、スタッドレスタイヤも基本性能が高まる中で、省燃費性能を向上させたものが増えています。

スタッドレスタイヤとノーマルタイヤでは、求められる性能・強みとなる性能が異なります。燃費だけでなく、操作性・静粛性なども考慮し、雪が降らない季節になったら、タイヤ交換を行いましょう。

タイヤ交換時、スタッドレスタイヤのみ購入するか、ホイールセットで購入するかで迷っていませんか？ホイールセットで購入するメリット・デメリットから、どちらにするか考えてみてください。

メリット

• 脱着時、タイヤのビード部分にかかる負担をなくせる。
• 「タイヤ脱着」の工賃がかからない。
• ホイールごとなら、自分でも交換可能。
• 保管時、タイヤが変形しづらい。

デメリット

• ホイールごと動かすのは重くて大変(お店に預かりサービスがあれば利用)。
• タイヤだけ購入するよりも値段が高くなる。

ブリヂストンが手がける「ブリザック」。最新モデルでは、スリップの原因となる水膜を効率的に除去する「発泡ゴム」を進化させた「フレキシブル発砲ゴム」を搭載し、パタンの改良でグリップ力を向上、これまで以上の氷上ブレーキ性能を実現しています。

また、耐摩耗性の向上、ゴムのやわらかさを維持する技術も進歩させ、長く使えて性能が落ちにくいスタッドレスタイヤへと進化してきました。

ダンロップの手がける「ウインターマックス」。高い氷上ブレーキ性能、コーナリングのふくらみ軽減の秘密は、氷への密着スピードに注目し、進化させてきた「ナノ凹凸ゴム」です。最新モデルでは、摩耗し、スタッドレスタイヤとして使い終わりを迎える時期のブレーキ性能も従来品に比べ大幅に改善しています。

ヨコハマタイヤの「アイスガード」。タイヤの内側・中央・外側で異なるブロック配置をしているのが特徴です。非対称のパターンは接地面積を増やすので、氷上・雪上ともに高いグリップ力が発揮できます。また、「ウルトラ吸水ゴム」の素材改良によって、水膜の素早い除去、ゴムの劣化抑制などを実現しています。

トーヨータイヤの提供する「オブザーブ」。凍結路面でグリップ力を高めるため、コンパウンドに氷を直接ひっかく「鬼クルミ殻」を配合した「吸着クルミゴム」が特徴です。吸水性やゴムのしなやかさを保つ性能も高く、緻密に設計されたタイヤパターンとの組み合わせで氷上性能・ウェット性能を向上させています。

グッドイヤーの「アイスナビ」。氷雪上でのブレーキ・コーナリング性能はもちろん、ウェット路面での「排水性能」やドライ路面での「耐摩耗性能」まで考慮されたスタッドレスタイヤを供給しています。柔軟性の高いシリカのゴムを「アクアフィラー」によってポリマーと結合させ、氷との密着性を高めたコンパウンドを採用しています。

スタッドレスタイヤの寿命は使用環境や乗り方によって大きく変わってきます。走行距離が10,000kmから15,000km、期間が製造から3年から4年を目安に新しいタイヤに交換するといいです。

まだまだ走行距離を走っていないタイヤではパッと見で溝があるようにみえますが、ゴムが劣化で固くなっている場合があります。ゴムが固くなってしまうとスタッドレスタイヤ本来の性能が出せないので、早めに交換しましょう。

新品に比べ安価で手に入るのが魅力の中古品。しかし、相応のリスクがついてくるのも中古品です。「溝の深さが十分か」「傷やひび割れはないか」は確認しやすい部分です。また、タイヤ側面、4桁の数字で確認できる「製造年週」にも気をつけましょう。

あまり使われておらず、数年間、保管されていただけのきれいに見えるタイヤだとしても、ゴムは経年による劣化が起こります。劣化の度合いを知るために「ゴムの硬さ」もチェックしましょう。心配な方は、新品での購入が安心です。

冬に備えてスタッドレスタイヤを準備しておくメリットは伝わったでしょうか？雪の季節にしか体験できないレジャー・見られない景色などもあります。愛車レヴォーグとの快適で安心なドライブを楽しみ、たくさんの思い出を作ってくださいね。

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