鹿児島の焼酎人気おすすめ20選｜鹿児島でしか買えない焼酎はお土産にもぴったり！

焼酎王国と呼ばれるほど、焼酎造りが盛んな鹿児島県。県内には100以上の蔵元があり、地理的表示が認められている薩摩焼酎、奄美諸島だけが製造を許されている黒糖焼酎といった2大ブランド以外にも数多くの銘柄の焼酎が製造されています。

全部で2000種を超えると言われている鹿児島焼酎の中から自分好みの味の焼酎を探すのは非常に困難ですよね。鹿児島焼酎といえば芋焼酎が有名ですが、麦焼酎・米焼酎も人気の銘柄があるため、さらに迷いを加速させてしまいます。

そこで本記事では、鹿児島焼酎の選び方やおすすめ商品を詳しく紹介します。鹿児島でしか買えないお酒・お土産におすすめな焼酎についても触れているので、今後鹿児島焼酎を購入してみようとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

鹿児島は国内屈指のさつまいもの産地で、焼酎もさつまいもを使った芋焼酎の種類が特に多いです。また、全国的に知名度の高い鹿児島焼酎は、ほとんどが芋焼酎となっています。

手頃な価格のものから入手困難なレアなものまで幅広くあり、鹿児島焼酎を語るなら芋焼酎は外せません。芋焼酎は名前に白や黒といった色の名前が付いていますが、これは使用している麹を表しており、麹によっても味が変わるので、飲み比べが楽しめます。

芋焼酎の人気に隠れがちですが、麦焼酎にも人気銘柄はあります。樽で熟成された琥珀色が美しい神の河や田苑ゴールドが全国的に高い知名度を誇っている麦焼酎です。

麦焼酎は芋焼酎ほど独特な臭みがなく、クセが少ないのが特徴。焼酎初心者の方でも飲みやすく仕上がっています。

日本酒と同じように米を原料としているのが米焼酎です。蒸留されて作られている点と度数が高い点が日本酒との違いとなっています。米焼酎は芋焼酎ほど独特な臭みがなく、比較的さらっと飲めるのが特徴です。

水割りやロックでそのまま飲むのもいいですが、柑橘系のジュースや割材でアレンジして飲むのもおすすめです。

鹿児島焼酎に限らず焼酎は、比較的継続しやすい価格のものが多く販売されています。1日にどれくらい飲むかにもよりますが、1.8Lで1500円前後のものを目安とすると多くの種類から選択可能です。

焼酎は糖質0・プリン体0でダイエット中にも飲めます。また、賞味期限がなく、開封後もしっかり保存しておけば味が変質することなく飲めるので、常飲酒とするのもおすすめです。

比較的価格が安い鹿児島焼酎でも、ECサイトを見ると数万円もするような高級な焼酎も中にはあります。これは、蔵元が高く設定しているわけではなく、入手するのが困難すぎて市場価格が高騰しているのが原因です。

プレミアムな焼酎は基本的にクセが少なくて飲みやすいものが多く、好き嫌いが分かれにくいため、ギフト用としても最適。プレゼント・記念日用には少し奮発して購入してみるのもいいかもしれません。

鹿児島焼酎の有名銘柄の頭文字を取って3Mと呼ばれる焼酎の1つである森伊蔵。インターネットが普及している現在でも、ネット販売を一切行わず、電話予約・抽選方式を主としている珍しい蔵元です。

昔ながらのかめ壺仕込みで製造され、まろやかで上品な味わいが特徴。非常に入手が困難ですが、1度は飲んでおきたい銘柄です。

魔王は肝属郡錦江町城元の老舗、白玉醸造が手がける銘柄です。ユニークな名前は、天使を誘惑し最高の酒を調達する悪魔たちにちなんで付けられたもの。芋焼酎の代表格として全国的に有名で、プレミアム焼酎としても村尾・森伊蔵と並ぶ「3M」の一角に数えられています。

村尾は薩摩川内市に拠点を構える名門、村尾酒造のプレミアム芋焼酎です。魔王・森伊蔵と並ぶ「3M」のひとつであり、伝統的な製法であるかめ壺仕込みを継承しています。魔王・森伊蔵との主な違いとして、芋そのものの甘み・まろやかさをそのまま活かす味わいが特徴。1万円を超える品も珍しくありません。

だいやめは2019年に世界三大酒類コンテストの1つにおいて、焼酎部門のトップである部門最高賞を受賞しました。また、翌年には別のコンテストでダブルゴールドを受賞するなど、国内外から高く評価されています。

だいやめの焼酎は、ライチのような香りが特徴で、食前・食中・食後どのタイミングでも飲みやすいのが魅力です。

小鹿は地下100mから汲み上げた地下水と、直営農場・契約農家が育てたさつまいもを使って焼酎造りをしています。芋焼酎通をもうならせる焼酎や芋焼酎を使ったリキュール、爽快感のある焼酎を販売しています。

水割り・ロック・ストレートなどどんな飲み方にも対応しており、飽きのない飲み口なので、普段のみにもおすすめのブランドです。

元祖プレミア焼酎とも言われている甲斐商店の伊佐美は、明治32年創業と歴史は古く、創業当初から現在まで伊佐美一本で焼酎造りをしています。伊佐美は素朴で深みのある味わいが特徴です。

甲斐商店は小規模な蔵元で、大量生産ができず、年間の醸造量にもばらつきがあるため、欲しいと思ったときに買える焼酎ではありません。毎年秋頃から春頃にかけて電話受付を行っているので、伊佐美が欲しい方は時期を覚えておきましょう。

地産地消にこだわる高良酒造が手掛ける芋焼酎・田倉は、厳選された有機栽培のさつまいも・合鴨米・蔵の裏手の山から湧き出る清水を使い、伝統的なかめ仕込みで焼酎造りをしています。

高良酒造の焼酎は八幡が有名ですが、八幡の味や風味とは全く異なっており、さらりとしたやさしい味わいが特徴です。風味を壊しにくいロックや水割りがおすすめの飲み方となっています。

佐藤は100年以上もの歴史を誇る霧島市の老舗酒蔵、佐藤酒造が生み出した銘柄です。麹菌を活かして芋焼酎独特のクセを抑えた味わいが特徴で、本格的なのに飲みやすいプレミアムブランドとして定着しています。白麹仕込みの「佐藤 白」と、黒麹仕込みの「佐藤 黒」に分かれている点もユニークです。

ここでは鹿児島でしか買えない焼酎の銘柄を紹介します。鹿児島でしか買えない焼酎は、生産量が少なく希少価値が高いものが多くあります。気になる方はぜひチェックしてみてください。

• 佐多岬：大海酒造。あっさりとして風味豊かな芋焼酎
• 鬼ヶ島：喜界島酒造。濃厚な甘みが楽しめる黒糖焼酎
• 薩摩郷中：オガタマ酒造。甕壷仕込の黒麹を使った芋焼酎
• 吉之介：山元酒造。シルクスイートを使った爽やかな芋焼酎
• たんこどん：若潮酒造。木樽蒸留器で丁寧に作られた芋焼酎

鹿児島焼酎は鹿児島のご当地グルメとも相性抜群です。鹿児島グルメの一例を紹介しますので、好みの芋焼酎と一緒に味わいましょう。

せっかく美味しい焼酎を見つけても、普通のマグカップやコップではどことなく味気なさを感じてしまいますよね。そんなときは、思い切って焼酎グラスを新調してみてはいかがでしょうか。

陶器・金属・ガラスが一般的で、ロック・水割り・お湯割り・ソーダ割りなど飲み方でグラスの種類が変わってきます。最近では、外面にさまざまな装飾を施したものが多く販売されているので、雰囲気をより良くするためにも取り入れてみてください。

鹿児島焼酎について紹介しました。鹿児島焼酎といえば芋焼酎が特に有名ですが、麦や米焼酎も人気の銘柄はあります。鹿児島焼酎は種類が豊富なので好みのものを見つけるのは大変ですが、お気に入りのものを探すのも楽しいので、ぜひいろいろな味を味わってみてください。

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