プレゼントにおすすめの焼酎20選｜高級・飲み比べも！

日本酒とはまた違った味わいが楽しめるのが焼酎です。焼酎は日常的に楽しむものから特別な時に飲むものまで幅広いので、さまざまなシーンで活躍できます。お酒好きな人へのプレゼントに焼酎を選ぶ人も少なくありません。

しかし、焼酎は銘柄や原材料の違いによって味わいが全く違うため、プレゼントに焼酎を選ぶ場合どの銘柄を選べばいいのかがわからないという声もあります。そんな焼酎をプレゼントに選びたい人のために、焼酎選びのポイントを解説します。

また、おすすめの焼酎20選を原材料の種類別にご紹介した上で、焼酎に合うおつまみもピックアップしました。ぜひ最後までご覧いただき、大切な人への焼酎選びに役立ててください。

プレゼントに選ばれている焼酎の価格帯は、5000円前後が一般的です。特別なシチュエーションや少し格上の相手になると、10,000円になる場合もあります。焼酎1本だと5,000円前後でも購入できますが、飲み比べセットやプレミアム焼酎になると10,000円くらいの予算にする方が無難です。

日本酒と比べて焼酎は安いイメージがありますが、プレゼント用になるとそうとは言い切れません。5,000〜10,000円前後を想定して選ぶのがおすすめです。

芋焼酎は鹿児島県が有名ですが、今は全国各地で作られています。芋特有の風味があり、クセが強いという声もあります。しかし、特徴的な風味の中にあるコクや甘味が癖になるという人も多く、根強い人気があるのが芋焼酎です。

同じ芋焼酎でも使っているさつま芋によって味わいが変わります。たくさんある芋の中でも黄金千貫や紅さつまなどが有名です。中には焼酎専門のジョイホワイトや紫芋を使っているものもあり、さまざまな風味が楽しめます。

麦焼酎は大麦を主原料としていてあっさりした味わいなので、全国各地で幅広く愛されています。有名なのは大分県ですが、リーズナブルな価格帯のものだといいちこが全国的に有名です。クセのない味わいなので、サワーにしても美味しく飲めます。そのため、女性や焼酎初心者におすすめです。

麦焼酎で歴史が深いのは、長崎県壱岐島で作られている壱岐焼酎。こちらは400年以上の歴史を持っていて、WTOの地理的表示が認められた銘柄です。

お米を原材料にしているのが米焼酎です。日本酒と味わいが似ているという声もありますが、大きな違いは蒸留しているかどうかです。醸造のみで終わる日本酒と違い、米焼酎はそこへ蒸留を加えるのです。

この蒸留を加えることで、優しい甘さがありながら飲みやすい味わいを作れます。米焼酎にも麦同様WTOから認められた焼酎があります。それが熊本県人吉にある球磨焼酎です。良質な米やお水がなければできない特別なものです。

黒糖焼酎は黒糖を使った焼酎で、複雑な発酵過程をしている焼酎です。米麹を使って1次発酵をした後の黒糖を混ぜて2次発酵をします。そのあと発酵させたもろみを蒸留して完成です。黒糖焼酎と他の焼酎の違いは、黒糖が原材料である点です。

元来焼酎はデンプンを主原料としたものです。糖が主原料になるとラム酒になってしまうため、米麹での1次発酵が必須になります。独特の飲みやすい風味を味わいたい人におすすめです。

焼酎には今ご紹介したもの以外にも、以下のような変わり種の焼酎がたくさんあります。

• 焼きいも焼酎
• 紫蘇焼酎
• そば焼酎
• 栗焼酎
• 胡麻焼酎

変わり種焼酎の魅力は、それぞれの変わった風味を楽しめることです。変わり種焼酎の中でも人気が高いのは、栗やごまです。あまり知られていないものでは、にんじんや牛乳もあります。ぜひ、自分好みの変わった焼酎を試してみてください。

甲類焼酎とは連続蒸留によって作られているアルコール度数が36%未満のものを指します。甲類焼酎は比較的新しい作り方のため、新式焼酎や連続蒸留焼酎などとも呼ばれています。甲類焼酎の作り方は元々ウイスキーに使われていたものです。

乙類焼酎よりも効率的に作れるので、価格がリーズナブルなのが特徴です。ピュアな味わいになるのでとても飲みやすく、焼酎慣れしていない人におすすめです。

乙類焼酎は単式蒸留によって作られた、アルコール度数が45%以下のものです。日本で古くから作られているのが乙類焼酎で、原料となるもろみを1度投入する時に1度だけ蒸留を行う製法です。古くから使われている作り方なので、旧式焼酎や単式蒸留焼酎などと呼ばれています。

原材料の味わいを残しやすいので、味や香りは特徴的です。原材料によってはクセが残りやすいため、焼酎が好きな人におすすめです。大量生産には向いていないので、価格が高くなってしまう特徴があります。

甲類焼酎と乙類焼酎を混ぜたのが混合焼酎です。混合焼酎は乙類ほどの癖はないものの、甲類ほどすっきりとした味わいにはならないことです。そのため、本格焼酎と甲類焼酎の間が欲しいなと感じている人に人気となっています。

混合焼酎の中でも「焼酎乙類甲類混合」と「焼酎甲類乙類混合」の2種類があります。この違いは、どちらの割合が多いかということです。前に来ている方の割合が多くなっているので、好みの方を選んでください。

ボトルや箱がおしゃれな焼酎は女性に人気です。プレゼントしたい相手に好みの銘柄があるのであれば、その銘柄のスペシャルボトルを選ぶのがおすすめです。特定の銘柄がない場合には、フラスコボトルや特別デザインボトルを出している銘柄を選ぶと女性に喜ばれます。

お酒が好きな男性には複数の銘柄を飲み比べられるセットがおすすめです。飲み比べセットにはミニボトルやスタンダードボトルなどサイズの異なるものがあるので、贈りたい相手に合わせたサイズを選んでください。また、飲み比べセットは父の日ギフトとしても人気です。

相手の誕生日には有名ブランドのギフト用焼酎がおすすめです。あまりお酒に詳しくない人でも知っているような銘柄を選べば、特別感を演出できます。

もちろん有名銘柄の上位モデルになると値段も上がりますが、その分特別感を感じられるのでとても喜ばれます。有名銘柄のギフトになると、その時にしか買えないものもあります。

オリジナルラベルを作ってくれるサービスを行っている焼酎は、ギフトにぴったりです。贈る相手の名前はもちろん、感謝の気持ちを込めた言葉など多彩なラベルを作ってくれます。美味しいプレミアム焼酎を送るのも大切ですが、ちょっとした感謝の気持ちを伝えたいならオリジナルラベルがおすすめです。

オリジナルラベル以上に特別感を出せるのが、ボトルに直接彫刻してもらえるサービスです。ラベルとの違いは、剥がれる心配がないことです。瓶に直接刻印されていると、飲んだ後もマイボトルとして記念に残せます。日頃の感謝の気持ちを伝えたい時におすすめです。

焼酎サーバーがついたセットは、宅飲みが好きな人におすすめです。サーバーに入れて飲むと、お店で飲んでいるような気分が味わえると人気です。

また、陶器でできたサーバーに入れると味がまろやかになるという声もあります。焼酎を水で割って飲みたい方は、次の日に飲む分を先に作っておくとお水と焼酎が馴染んで美味しく飲めます。

プレゼントを送る時に重要なラッピング方法をご紹介します。箱を包装紙で包む方法と、風呂敷を使う方法があるので、ぜひ参考にしてください。

ラッピングがあまり得意でない人には、箱に入った焼酎を包装紙で包むのがおすすめです。包装紙やのし紙を使ったラッピングなら、お店でやってくれるところが多いです。

ラッピングはプロに任せたいというのであれば、箱＋包装紙を選びましょう。また、自分でやる場合でもとても簡単に行えるのが包装紙のメリットです。

ラッピングが得意なら、おしゃれな風呂敷や手拭いを使うのがおすすめです。風呂敷や手拭いを使うと、ラッピングを解いた後でも使えるのが最大のメリットです。

風呂敷やてぬぐいはおしゃれなものもたくさん売っているので、好みのデザインを見つけましょう。ラッピングが苦手な場合は少しコツが必要になる場合がありますが、箱に入れると難易度は下がります。