【2023】軽自動車タイヤおすすめ8選｜ブリヂストンも！【夏タイヤも紹介】

軽自動車は走行安定性や制振性が低いので、快適に乗れるようにしたいですよね。そんな方におすすめなのが、標準品より高性能な市販の軽自動車用タイヤです。走行性能だけでなく制振性に優れているため、軽自動車の課題である乗り心地をよくできます。

軽自動車用のタイヤには、ハイトワゴン用の製品も存在するので、愛車にあったものを選ぶ必要があります。軽自動車用のタイヤでも、夏タイヤ・冬タイヤ、また多種多様なメーカーの製品が販売されているため、商品選びで迷う方が多いですよね。

そこで今回は、軽自動車用のタイヤの選び方を解説した上で、おすすめ製品を製造国別に紹介します。ブリヂストンなどの有名メーカーから価格の安いアジアンタイヤも取り上げるので、ぜひチェックしてみましょう。

一般的な軽自動車はノイズが車内に伝わりやすいです。特に流行のハイト系のものは背が高く車重があるために、より一層ノイズが車内に響きます。

しかし、近年の軽自動車ブームで静かさを追求した軽自動車用タイヤが多く開発されています。まず、軽自動車で快適なドライブを楽しみたい人は、静かさと、乗り心地のいいコンフォートタイヤがおすすめです。

乗り心地のいいタイヤとは、走行の静かさも大切ですが車体に伝わる振動の少なさも重要です。スポーツ走行用のタイヤはグリップ力が強いなどの走行性能は優れていますが、乗り心地が悪い場合が多いです。一方静粛性を求めたコンフォートタイヤは路面からの振動を吸収し、車の細かな振動を抑えるとともに静かさも向上します。

長く使える摩耗しにくいタイヤは経済的なタイヤとも言えます。タイヤを摩耗しにくくするための方法には、ゴムの強化の他に非対称のパターンの採用があります。

非対称パターンは、タイヤにかかる力を分散して偏摩耗を減らします。極端に偏摩耗する場合は、専門の方と相談しましょう。欧米メーカーやダンロップのタイヤが比較的長持ちすると言われています。

買い物などの街乗りで走行距離もそれほど多くなければ、高性能タイヤは必要ありません。低価格のもので十分です。

一方、長距離ドライブによく出かける方や高速走行が多い方は、安心・安全のためにも高性能タイヤを選びましょう。また、メーカーやショップによって価格は大きく異なります。型落ちの製品を安く購入するのも狙い目です。

軽自動車は普通車に比べ小さなタイヤが取り付けられています。その分、普通車と同じ距離を走行しても軽自動車のタイヤの回転数は多くなります。

また、軽自動車は小回りが利き、タイヤに余分な捻れが生じやすいです。そのように、軽自動車のタイヤは普通自動車より過酷な条件で使われ、タイヤの摩耗は早く偏摩耗しやすくなります。

タイヤを選ぶ際の大前提として、まず自分の車のタイヤサイズを把握しておきましょう。タイヤサイズはタイヤの側面に155/65R14のように書かれています。この数値は左から順番に、タイヤ幅、扁平率（断面の高さ）、タイヤの構造、内径、ロードインデックスを表します。

また、走行可能な速度を表す速度記号が書いてある場合もあるので、これらを一通り理解しておくのがおすすめです。

アジアンタイヤとは、中国・台湾・韓国・インドネシアなどのタイヤメーカーが製造しているタイヤであり、国産タイヤに比べて価格が安いのが特徴です。以前は品質の悪いものが多くありましたが、最近では国産ブランドと比較しても劣らないタイヤも増えています。口コミやレビューなどを参考にして選ぶことをおすすめします。

グッドイヤー・トーヨータイヤ・ファルケンのトータルバランスを重視したタイヤは、比較的低価格で性能も優れています。ブリヂストンやヨコハマタイヤなどに比べるとブランド名としては多少劣るかもしれませんが、信頼性がありコストパフォーマンスの高いタイヤです。こだわりの性能がない人にはおすすめです。

走行中の静粛性や低燃費性能などの走行性能を重視する方には、ブリヂストン・ダンロップ・ヨコハマタイヤなどの国産有名ブランドがおすすめです。しかし、価格は少し高めの設定となるものが多いです。また、それ以外のメーカーでも軽自動車専用に設計されたタイヤなどは、軽自動車の特徴を引き出してくれ人気が高いタイヤです。

タイヤの転がり抵抗が少ないエコタイヤは、走行時の摩擦によるエネルギー損失を抑えられるのが特徴です。共通ラベルの転がり抵抗には、AAA・AA・A・B・Cの5段階の性能があり、A以上のランクを持つものがエコタイヤに該当します。

転がり抵抗の性能が1段階上がるごとに、1%程度燃費が改善するため、少しだけガソリン代を節約できます。タイヤのインチ数・扁平率によっても、エンジンの回転数・走行抵抗が変わり燃費に影響を与えるので、タイヤ径も考慮して選びましょう。

ブリヂストンは日本が世界に誇るタイヤメーカーで、世界中で品質のよさが認められています。

• NEXTRY：ブリヂストンの安いタイヤと言えばこのタイヤです。バランスのいい基本性能を持った低燃費タイヤです。
• ECOPIA NH200C：優れた低燃費性能を持ち、偏摩耗を抑制した軽・コンパクト専用タイヤです。
• REGNO GR-Leggera：静粛性重視・性能重視の方におすすめの軽自動車専用タイヤです。高性能な分価格は高いです。
• POTENZA Adrenalin RE004：運動性能に優れた軽スポーツカー用タイヤです。濡れた路面でも安定した操縦ができます。

日本を代表するタイヤメーカーのヨコハマタイヤで、ウェット性能「a」の雨に強いタイヤを数多くライナップする高い技術力を持っているメーカーです。

• BluEarth-GT AE51：軽自動車サイズでもウェットグリップ性能「a」を獲得している、雨の日に強いタイヤです。
• BluEarth-Es ES32：低燃費とグリップ性能に優れたスタンダード低燃費タイヤです。2021年10月発売で前モデルの「ECOS ES31」も狙い目です。
• BluEarth RV02CK：性能重視の方におすすめの、コンパクトミニバン・軽ハイトワゴン専用タイヤです。ふらつきを抑え高い静粛性を実現しています。
• ECOS EC31：ウェット性能を高め，トータルバランスを追求した低燃費のスタンダードタイヤです。

アメリカに拠点を持つ世界三大タイヤメーカーのグッドイヤーです。モータースポーツ界でも活躍するメーカーで、トヨタやホンダ・日産の標準タイヤとしても採用されています。 

• Vector 4Seasons Hybrid：全天候型オールシーズンタイヤ、冬用タイヤ規制のある道路でも通行可能です。
• EfficientGrip ECO EG01：路面からの衝撃を抑え静粛性を追求したエコタイヤです。上質な乗り心地と軽快なハンドリングが楽しめます。

イギリスに拠点がある世界的なタイヤメーカーのダンロップです。世界で初めて空気タイヤを開発したのを始め、現在も優れた技術力を持っています。日本での製造は住友ゴムが行っています。

• DUNLOP LE MANS V：静粛性に優れたコンフォートタイヤです。低燃費性能・耐摩耗性能に優れた長持ちするタイヤです。
• UNLOP ALL SEASON MAXX AS1：全天候型オールシーズンタイヤです。冬用タイヤ規制でも走行可能です。
• ENASAVE EC204：耐摩耗及び偏摩耗を抑えたコスパ重視の人におすすめの、長持ちする低燃費タイヤです。

フランスを拠点とする自動車タイヤの世界3大メーカーの一つのミシュランです。安全性・快適性・耐久性のバランスの良さには定評があります。小さいサイズのラインナップは多くありません。

• ENERGY SAVER 4：優れたウェット性能と静粛性、そして安全性と経済性のバランスの取れたタイヤでコスパ重視の人におすすめの低燃費タイヤです。

ファルケンは住友ゴムがオーツタイヤを買収し、グローバルブランドとしてタイヤの製造販売を行っています。ダンロップも住友ゴムが製造しているので、同じ技術が使われていることが多いです。コストパフォーマンスの高さが魅力です。

• SINCERA SN832i：転がり抵抗の軽減とウェット性能を高めた低燃費タイヤです。特にウェット性能が高めで雨の日は安心です。

2019年に東洋ゴム工業からTOYO TIREへと商号を変更しています。兵庫県伊丹市を拠点としてゴム製品を製造していて、メーカー別のタイヤシェアでは国内第4位のメーカーです。

• SD-K7：基本性能とロングライフ性能に優れた軽・コンパクト専用タイヤです。価格重視の人におすすめです。
• TRANPATH LuK：ロングライフで低燃費、背の高い軽自動車でもふらつきを抑えた安定した走りを実現した低燃費タイヤです。
• NANOENERGY3：基本性能の充実と耐摩耗性能の向上を図った低燃費タイヤです。走行距離の長い人にもおすすめです。

タイヤにスリップサインが出てきたらタイヤを交換しましょう。タイヤの側面の△マークの所に出てきます。道路交通法ではタイヤ溝は1.6mm以上と定められ、スリップサインはその高さで出てくるようになっています。スリップサインが1箇所でも出たら法令違反です。偏摩耗で一部がすり減っている場合も例外ではありません。

タイヤが古くなってきたり、保管状況が悪かったりするとタイヤにヒビが入る可能性があります。表面に出る細かなヒビは気にする必要はありませんが、ヒビが深くタイヤ内部のコードに達したら交換しましょう。ただし、ヒビが増えてきたら要注意ですので、日常点検で常に様子を観察するように心がけましょう。

ゴムは自然劣化します。走行距離にかかわらず5年を目安に交換するのがおすすめです。特に直射日光や雨が当たる場所で保管されている車はタイヤの劣化は早まります。何年使ったか分からない場合は、タイヤの側面に製造年月日が4桁の数字で表示されていますので確認しましょう。「1521」であれば2021年第15週製造のタイヤです。

低予算で品質の高いタイヤを購入したい人・ブランドにこだわらない人なら、カー用品店のオリジナルブランドもおすすめです。

オートバックスやイエローハットなどでは名前こそ出していませんが、ダンロップやファルケンのタイヤを製造している住友ゴムやトーヨータイヤなどのきちんとしたところが作っている国産タイヤが主です。

現在スチールホイールの方は、タイヤ交換と同時にアルミホイールに換えるのもおすすめです。自動車メーカー純正ではありませんが、格安でタイヤホイールセットとして販売されています。

特にスタッドレス購入時は、ほとんどの方がタイヤホイールセットを購入されます。少し工賃はかかりますが、夏用をアルミホイールに付けて、冬用をスチールホイールに付ける方法もあります。

すでに欲しいタイヤが決まっているのなら、安い価格で購入できるネット通販がおすすめです。しかし、通販で問題となるのは取付作業です。

ネット通販の中には取付サービスを実施している店も多く、利用すると安心です。その際には、送料・取付工賃・古タイヤ廃棄料などの料金も勘案して選びましょう。Amazon でも取付サービスのあるタイヤを販売しています。

軽自動車は維持費が安いのはもちろん、タイヤも比較的安いものが多く揃っています。特に最近は背の高い軽自動車が多くなり、軽トールワゴン用のタイヤの開発も進んでいます。早めのタイヤ交換でより安全で快適なドライブを楽しみましょう。以下の記事もあわせてご覧ください。