ノーメッキウェッジのおすすめ10選｜錆はかっこいい？お手入れ方法・寿命も

ノーメッキウェッジを使ってみたいと思っている方は多いはずです。メッキされたウェッジにはないソフトな打感を好んでいる人は数多くいます。かっこいい独特の外観も魅力的で、多くの方に愛用されています。ノーメッキの黒染めのウェッジはかっこいいですよね。

しかし、デメリットとして錆やすく手入れが面倒との評判を耳にするのも事実です。寿命を保つために、どうメンテナンスすればいいのかも判然としません。何を基準にすれば自分にぴったりのノーメッキウェッジが購入できるのかも分かりにくいですよね。

そこで今回は、ノーメッキウェッジのメリット・おすすめブランド・おすすめのノーメッキウェッジなどについて紹介します。その他にも、中古でウェッジを買う時のポイントなども紹介するので必見です。本記事を読んで、ノーメッキウェッジの魅力を知ってもらえたら嬉しいです。

ノーメッキウェッジとは、文字通りヘッド部分にメッキを施していないウェッジです。世界中でセンセーショナルな脚光を浴びていた伝説的プレイヤー タイガー・ウッズの使用を発端にして、1990年代頃から一気に人気が高まりました。それ以来、プロが良く使うウェッジとしてイメージが広まり、上級者も好んで使用しています。

ただし、「ノーメッキウェッジはスピンがかかりやすい」という話は事実ではありません。メーカーの実験によれば、新品の状態ではメッキの有無でスピン性能は変化しません。しかし、時間の経過とともにサビがスピン性能に影響をもたらすとも言われています。

ノーメッキウェッジ最大の特長は、プロのプレーヤーからも愛されるソフトな打感です。メッキを施さないことで金属的な質感が減り、多くの人が柔らかいと感じられる当たりを生み出しています。実際にゴルフクラブも手掛ける大手スポーツ品メーカー ミズノは、ノーメッキウェッジのメリットとして公式ホームページでソフトな打感とコントロール性を挙げています。

メッキが施されていないため、ノーメッキウェッジは太陽光をあまり反射しません。繊細なショットを要求されるプロや上級者には、太陽光の反射でまぶしさを感じるのを好まない人もいます。ウェッジはフェースを開いて使うシチュエーションも多いため、反射を抑えられるノーメッキウェッジは重宝されます。

ノーメッキウェッジは上級者やプロが使うウェッジです。憧れのプレイヤーが使っているモノと同じアイテムを使っていると思えば、それだけで上手に打てるイメージが湧いてきます。精神面でのバックアップも大事なポイントです。

落ち着きと洗練を兼ね備えた外観もノーメッキウェッジの特徴です。長い間愛用して程よくサビが付いてくると、かっこよさはさらに増します。また、ノーメッキウェッジを使っていると、上手そうに見えるのも嬉しいポイントです。実力次第では周りから「プロみたい」と称賛されるかもしれません。

素材の性質上、ノーメッキウェッジは通常のウェッジより錆びやすい傾向にあります。サビがかっこいいのも事実ですが、サビだらけは不格好です。ノーメッキウェッジは丁寧なメンテナンスが要求されるアイテムです。きちんと手入れをしたかっこいいノーメッキウェッジでプレーしましょう。

ボーケイはツアー使用率No.1、50パーセント近いシェアを誇るブランドです。スピンではなく重心位置を重視した設計になっており、ノビが良くピタっと止まるショットを打てます。仕上げに応じて溝のカット法を変えているため、通常のウェッジと同じ水準のスピン性能を有しています。

フォーティーンは「今まで打てなかったショットが打てるようになる」などをコンセプトにしています。機能性はもちろん見た目の美しさにもこだわっており、プレーヤーのイマジネーションを喚起してくれます。また、オンラインショップでカスタムオーダーメイドのサービスを実施しているのも魅力的なポイントです。

キャロウェイはアメリカのゴルフクラブメーカーでありながら、日本人の体格を研究したゴルフクラブも製造しています。ノーメッキウェッジにおいても、あらゆるアプローチショットに対応したモデルが販売されています。メッキがない構造を活かし、溝のエッジによるスピン性能を効かせているのもメリットです。

ジョーズロウウェッジは、フェース面のみノーメッキの仕様になっており、メンテナンスが容易です。また、鋭い形状の37Vグルーブなので、スピン性能が格別に高くなっています。

クリーブランドはショートゲームに焦点を当てて商品開発を続けてきたブランドです。革新的な技術と洗練されたデザインでプレーヤーの心を惹き付けています。スピンコントロール性能に長けたノーメッキウェッジを販売しているのが特徴です。ユーザーの打点位置と重心を接近させ、スピンの安定性を向上させたプロダクトを開発しています。

タイトリストは1932年にアメリカで設立されたゴルフ用品メーカーです。デザイン性のいいノーメッキウェッジを取り扱っており、精度の高いショットを打てます。すべての使用者に自信を与える優れた代物です。

ノーメッキウェッジは通常のメッキよりもサビが発生しやすいプロダクトです。メッキに覆われておらず、鉄やステンレスが露出しているからです。サビの発生を遅らせるためにもラウンドや練習の後には、土や芝と一緒に水分を丁寧にふき取ってください。雨天後は当然として、天気のいい日にも忘れず行いましょう。

サビが付くのを防ぐため、市販のサビ防止スプレーを事前に塗っておくのもおすすめです。金属の表面を皮膜で包み、サビの発生を防ぎます。防錆紙でくるんで保存するなど、保存の状態にも気を使ってください。ついてしまったサビはサンドペーパーや金属ブラシで落としましょう。

オイルを塗るのも有効な手段です。ウェッジの表面に酸素や湿気が付着するのを防ぎ、サビの進行を遅らせます。ベビーオイルの使用が推奨されるケースが多いです。ただし、フェース面には塗らないでください。ボールが滑ってしまいます。

ガンブルー処理を施すのも効果的です。ノーメッキウェッジに付くサビは赤サビです。化学反応を起こす専用の薬品を使い、黒サビを先に付けて赤サビの発生を防止します。処理を施した後の風合いも魅力的です。

とにかく手入れに手間をかけたくない方にはナノ塗料がおすすめです。ナノ単位の粒子が、恒久的に表面をカバーしてくれます。表面に塗装感を残さずに、赤サビの発生を防げます。外部からの衝撃に強いのもメリットです。

ノーメッキウェッジには寿命があります。時が経つにつれてスピン性能が落ちていくのは避けられません。使用してから3年後にはスピン性能が落ちる、という調査結果も存在します。ノーメッキに限りませんが、ウェッジの性能にこだわりがある方は、3年ごとの買い替えをおすすめします。

幅広いシチュエーションで使用するウェッジは、劣化が早くなりがちです。コスパを重視するために中古商品の購入もおすすめします。その際、重さを確認してください。アイアンセットと同じシャフトが望ましいですが、違うモノを選ぶ場合は軽いタイプは避けましょう。

また、ノーメッキウェッジは摩耗しやすさがデメリットです。フェースをよく見て、溝の角があるかチェックしてください。

錆びたウェッジをかっこいいと思う人もいれば、ダサいと考える人もいます。見た目のデザインと考えれば、好みの問題といえるでしょう。しかし、クラブにおける性能が変わってしまうとなるとスコアに影響してしまいます。

ウェッジを錆びさせるとスピン量が増えるという噂がありましたが、現在はゴルフクラブメーカーがそれを否定しています。しかしながら、逆に錆が蓄積するとスピン性能が低下する可能性があると指摘するメーカーがいるのも事実です。ウェッジの錆は、少なくとも多少はプレイに影響があるでしょう。

ノーメッキウェッジの錆落としに使う道具は、以下の通りです。ほとんどがダイソーなどの100均で揃えられます。

• 金たわし
• ワイヤーブラシ
• 歯ブラシ
• スポンジ
• 汚れや水分をふき取る布
• クレ556
• 中性洗剤、水

錆落としの手順は以下の通りです。

1. クレ556をかけて、数分放置
2. 金たわしやワイヤーブラシを使って錆を軽い力でこすり落とす
3. 落ちた汚れをふき取る
4. 中性洗剤と水を混ぜたものをかける
5. 歯ブラシやスポンジを使って残りの汚れを落とす
6. 布などを使って汚れや水分をふき取る

ここまでやっても錆が十分に落ちない場合は、ピカールなどの研磨剤を用いてみましょう。

ノーメッキウェッジのメリット・おすすめブランド・おすすめのノーメッキウェッジなどについて紹介しました。ノーウェッキウェッジを使って、プロ気分を味わいながらプレーを楽しみましょう。

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