初心者向けウェッジおすすめ10選｜ボーケイウェッジなどの名器や中古商品も！

グリーン周辺でアプローチショットに使用するのが「ウェッジ」です。ゴルフをプレーしていれば使用する機会も多いアイテムです。中級者以上が単品で購入するイメージが強いですが、初心者向けも販売されており、検討する方が多いです。

初心者用ウェッジを選ぶ際は、角度やヘッドサイズ・ソール幅をチェックして扱いやすいものを見つけなければなりません。種類が多く、どれを選べば思い通りのプレーができるか分からず悩んでしまいますよね。

そこで、今回は初心者向けウェッジの選び方や、おすすめ商品をご紹介します。おすすめの本数とセッティング・名器の中古商品についてや、ボーケイウェッジなどブランドについても触れているので、ぜひご覧ください。

「ウェッジ」とは、ゴルフのプレーで幅広いショットに対応できるゴルフクラブです。主にグリーン周辺で使用する機会が多いです。アイアンの一種で、長さが短めの設計をしています。商品ごとにヘッドサイズ・ソール幅・重さなどが異なります。

初心者の方には、優しいウェッジがおすすめです。ソールの幅が広くて、バウンス角の大きいウェッジであれば、ショットする際に地面に刺さりにくいため、地面をクラブヘッドで叩いてしまうミスを減らせます。

本記事では、選び方の見出しで角度などについて詳しく解説しているので、ぜひ購入を検討している方は、参考にしながら選んでください。

「ピッチングウェッジ」はロフト角が40〜46°のウェッジで「P」「PW」と記載されています。100ヤード前後の距離を打つ際に使用されます。9番アイアンの次に飛距離が出るクラブで、グリーン周りのショット（ピッチショット）にもおすすめです。

「アプローチウェッジ」は、ロフト角が45〜54°のウェッジを指し「A」「AW」と記載されています。ピッチングとサンドの意味を込めて「PW」と記載されている場合もあります。80〜90ヤードの距離を打つ際によく使用されており、ボールが高く上がるのが特徴です。

「サンドウェッジ」は、ロフト角が55〜58°のウェッジで「S」「SW」と記載されれいます。60〜70ヤードを打つ際に使用され、グリーン周りでは浮かすようなショットを放ちたいシーンで大活躍します。ウェッジの中でも使用頻度が高く、バンカーショットでも使用できる万能なウェッジです。

ウェッジを選ぶ際は、ヘッドサイズやソール幅もチェックしなければならない項目です。初心者はソール幅が広いものを選ぶのがおすすめです。

上級者の場合は、ソール幅が広いウェッジでアプローチをしますが、初心者の場合はアプローチができないため、ボールを捕えやすい広いものを選んでください。ウェッジはヘッドサイズの指標がないため、いくつか見比べて決める方法が適しています。

サンドウェッジを選ぶ際は「バウンス角」に注目してください。ロフト角とは別でソール面の角度を指します。8〜14°の間が一般的で、数値が大きいほど跳ねやすくなるため、バンカーからボールを出しやすくなります。大きすぎても操作性が落ちるので注意が必要です。初心者の場合は12°を目安に選ぶのがおすすめです。

ウェッジを選ぶ際は、シャフトの重さも大切なポイントです。シャフトとは、グリップとヘッドを繋ぐ棒状の部分を指します。ウェッジは、遠くに飛ばすのではなく、狙った場所にボールを放つのが目的のため安定感のある重めのものを選ぶのがおすすめです。アイアンと同等か、やや重めを選ぶのがコツです。

「グースネック」は、リーディングエッジが後ろ寄りの形状です。リーディングエッジは、ゴルフクラブ全面とソール部分で作る角の部分を指しています。ボールを捕らえやすい形状で、弾道を低く放てるためショットに安定感を求める方におすすめです。

「セミグース」は、ストレート形状とグースネックの中間的な立ち位置にある形状です。操作性・安定感どちらもバランスのいい形状で、ウェッジに対して操作性を求める方にぴったりです。特に、グースのアイアンを使用している方に適しています。

「ストレート形状」は、リーディングエッジが前側に出ている形状です。ボールの下にリーディングエッジが入りやすく、ボールを上げたいシーンに適しています。通称「出っ歯」とも呼ばれており、初心者よりも中級者以上やプロに愛されています。

女性がウェッジを選ぶ場合は「レディース仕様」のものがおすすめです。シャフトが短めだったり重量が軽めだったり、女性でもプレーしやすいスペックをしています。

女性なら必ずしもレディース仕様を使用する必要はありませんが、初心者の方は扱いやすいものを選ぶのが大切です。女性で初心者の方は、ぜひレディース仕様をチェックしてください。

新品のウェッジが高いと感じるなら中古品をチェックするのもおすすめです。有名メーカーのウェッジは2万円を超えるものも多く、数種類購入して使い分けをしようとすると高くついてしまいます。一通り購入する場合やできるだけお金をかけずにウェッジを購入したい場合は、中古ウェッジの中から選んでください。

ボーケイウェッジは、プロからアマまで幅広いゴルファーから絶大の支持を受けるアメリカのゴルフクラブメーカーです。高い性能と豊富なラインナップが特徴。万人受けするウェッジの王道といわれる「ボーケイSM7」は、バランスがよく多くの人に愛されたウェッジです。

「クリーブランド」は、アメリカのカルフォルニア州に拠点を置くゴルフブランドです。ウェッジも有名で「RTX4」は初心者でも扱いやすくおすすめです。硬すぎず柔らかすぎずの打ち心地で、狙った場所にショットを放てます。打ちやすいウェッジを求める方は、ぜひチェックしてください。

「フォーティーン」は、誰もが打ちやすいクラブを目指して研究をしている日本のゴルフブランドです。初心者や女性でも扱いやすいウェッジを販売しており、モデルも豊富に展開しています。また、デザイン性の高さも人気のある理由です。見た目もこだわって選びたい方にもおすすめです。

「キャロウェイ」は、アメリカのカルフォルニア州にあるゴルフ用品メーカーです。ウェッジに限らず、プロゴルファーも愛用する場合が多いブランドで、初心者から上級者にまでおすすめです。スペックの高いウェッジを求める方は、ぜひチェックしてください。

韓国のメーカー「FILA（フィラ）」傘下のゴルフ用品ブランドです。初心者でも扱いやすい、56度のロフト角のウェッジを扱っています。打感のよさや使いやすさがいいとの声が多く、名器と呼ばれるウェッジを購入したい方におすすめです。

最近では、ボーケイウェッジも人気があります。ボーケイウェッジとは、アメリカの「タイトリスト」に属しているウェッジのブランドです。高性能でバリエーションが豊富なため、初心者からプロまで世界中のゴルファーからの人気を集めています。

ウェッジの本数は、ピッチングウェッジ（PW）＋3本がおすすめです。現在、プロゴルファーでもこちらの本数が主流になっており、ウェッジの本数を増やすと打ち方を変えなくてもプレーできるメリットがあります。

また、セッティングはピッチングウェッジの下の3本のロフト角を4刻みでセッティングしてください。

2023年にも新作のウェッジが続々と登場しています。日本のゴルフ用品メーカーのプロギアからは、「0 TOUR WEDGE」が2023年の最新モデルとして発売されました。フェース表面に縦目の繊細なミーリングを加えており、雨やラフからでも安定したスピン量を維持できます。気になる方はぜひチェックしてください。

初心者には選ぶのが難しい「ウェッジ」ですが、ポイントを押さえれば扱いやすいものを選べます。形状や角度など、ウェッジごとの特徴をしっかり理解するのがポイントです。ぜひ本記事を参考にしながら、上手に使いこなせるウェッジを購入してください。