【2024】ウェッジのおすすめ20選｜安いメーカー・中古品など！初心者向けも

ウェッジの役割をご存じですか？フルスイングができない場面や打ちにくい距離でも、安定したショットを実現するのがウェッジです。スイング幅をコントロールして距離を合わせるために、短いショットには欠かせないゴルフクラブです。

高さを必要とされるバンカーショットや深いラフでの難しいショットなど、ウェッジの出番は非常にたくさんあります。ウェッジの打ち分け方や活躍する場面など、順を追って見ていきましょう。

この記事では、安いモデルや中古品・初心者向けなどウェッジやショットの場面に応じた使い分けを解説します。さらにメーカー別におすすめのウェッジ20選をご紹介します。さまざまな性能を持つウェッジを使いこなして、スコアアップを目指しましょう。

ウェッジとは、コースの後半や短い距離で使用するクラブです。大抵のゴルファーは、短距離～中短距離を使い分けるように数本をコースに持ち込みます。テクニックが必要な場面で活躍するゴルフクラブですが、どんな特徴や種類があるのか解説していきます。

ウェッジには、ドライバーのように遠くへボールを飛ばす能力はありません。ウェッジが活躍するのは中・短距離であり、特にテクニックを必要とする短い距離を想定して設計されたクラブになります。

ラフからの難しいショットやグリーン手前のアプローチなど、障害があっても角度のある高い弾道で超えられるために作られています。角度を付けるもう1つの理由は、ボールを転がさずにグリーン上に寄せて止めるためです。

ドライバーやほかのクラブでは出しにくいバンカーや深いラフからのショットは、高い弾道と細かいテクニックが必要です。ウェッジの特徴でもあるバンカーに強い設計は、ソールの傾斜（バウンス角）が大きくかかわります。

コース上でのテクニカルな要素を使い分けてこなしていくのも、ウェッジの役割です。ミスのカバーやグリーン手前のバンカーからのアプローチショットなど、いずれも弾道の高さやテクニックが必要とされる、難しい場面を想定されています。

ウェッジは飛距離や目的・場面に応じて使い分けます。ウェッジの使用を想定している場面としては、短距離のショット・短い距離のアプローチ・ラフやバンカーなど障害がある、もしくは高さが必要な場面など、いずれもコントロールが必要な難しい場面です。

ミスで消耗しないためにも、ウェッジを賢く使い分けるのは十分なメリットになります。ボールの止まる位置を計算して打つショット、グリーンを狙うアプローチにはテクニックと経験が必要です。

アイアンセットに含まれる「ピッチングウェッジ」は、4種類の中で一番飛距離が出るウェッジで、グリーンへのアプローチショットが得意です。アイアンよりもやや飛距離を抑えたいときに使用します。ウェッジの中でも打った後のボールが転がりやすく、フルスイングでは100ydほどの性能があるので、中距離でのショットにも活躍します。

バンカーショットで使用される「サンドウェッジ」は、ボールを高く上げるために「バウンス角」に十分な傾斜を持たせています。ウェッジの中でも、コースでの大きな助けとなってくれるのが条件の悪いラフやバンカーを想定して作られたサンドウェッジです。ヘッド部分に重みをもたせた設計で砂に飲まれずにショットに高い軌道を持たせられます。

「アプローチウェッジ」「ギャップウェッジ」は、グリーンに近い場所で使われる「サンドウェッジ」と「ピッチングウェッジ」の中間の位置にあたるウェッジです。グリーンまでの距離を計算してコントロールするために必要な場面で使えて、短距離～中間距離のアプローチを得意とするウェッジになります。

傾斜のある不安定な地面やラフやフェアウェイでのショットでは、打った後のボールの止まる位置を計算して高めの軌道で打ちたいところです。特に障害物を避けたいときは、打った後のボールの行方を計算しておかなければなりません。「ロブウェッジ」は、そんな場面で最適なウェッジです。

ただし、ロフトが60度以上の傾斜があるロブウェッジは扱いが難しいので、上級者向けウェッジといえます。

これまで紹介した4種類のウェッジの違いはそれぞれロフト角です。一番ロフト角が少ない「ピッチングウェッジ」でもおよそ44～48度となっており、これはシャフトに対して44～48度の傾きがあります。一番深いロフト角はロブウェッジで60度以上ですから、その違いをスキルに応じて使い分けましょう。

角度が立つほどボールに高さを出しやすくなりますが、ロフト角が大幅に違うウェッジはフルショットの飛距離の差が図りにくくなります。この問題を解決するためにも、アイアンの角度に合わせて上下均等にウェッジの角度をそろえておきましょう。

バンカーや深いラフから脱出するときなどに、ボールを出しやすくするのがバウンス角です。バウンス角にはローバウンスやハイバウンスがありますが、初心者の場合は扱いやすいハイバウンスを選んでみましょう。

バンカー用のウェッジを持っているのなら、ラフや傾斜・薄い芝などを想定して自分のテクニックに合うバウンス角のクラブを持つのがおすすめです。また、フェース面の大きさなどにより使用感が変わるのでそれも考慮しましょう。

フェースの形状やソール幅もチェックしましょう。ソールの幅が大きいタイプのウェッジは、初心者ややさしく打てるウェッジを求める方におすすめです。バンカーショットで活躍するのも幅広いウェッジです。

フェース面がが多面に削られたモデルは、操作性やスピン性能に長けたウェッジです。プロが使うクラブにもこのタイプが多いのは、ウェッジは短距離で活躍するクラブだからにほかなりません。フェースの形状やソール幅によって、操作性やスピン性能が変化します。

ラフやバンカーで使用するウェッジはヘッド部分が他のクラブに比べて重めに設計されています。これは重量のあるヘッドで、ウェッジでのアプローチを安定させるためです。それを意識してヘッドとシャフトのバランスを考えます。

また、重すぎるウェッジではフルスイングが降り抜けない場合もあるので、その他のクラブに比べてあまり重すぎるものは選ばないのが無難です。バランスとアイアンとの相性も考えて購入しましょう。

バンカーに強いウェッジを選ぶのなら、バウンス角の傾斜が大きなものを選びます。中でも「サンドウェッジ」はバンカーからボールを出しやすくするウェッジで、大きなロフト角が特徴的です。また、ソールの幅が広いウェッジもバンカーに強い傾向があります。

バンカーやラフでのミスショットは精神的に消耗します。まずは、バンカーから脱出できるウェッジをクラブセットに加えて、これに合わせてアプローチウェッジなどを2～3本追加する必要があります。

ウェッジのバウンス角によってスピンがかかりやすいウェッジがあります。他のクラブに比べて断然スピンがかかりやすいのもウェッジですが、中でも操作性が高い「Titleist（タイトリスト） ボーケイSM8」「Taylor Made（テーラーメイド ）ミルドグラインド」ウェッジがおすすめです。

スピンがかかりやすい条件として、フェース面の溝の摩擦・ソールの形状・バウンス角などの要素があげられます。スピン性能の高いウェッジでテクニックを磨くのもおすすめです。

ガチョウの首のような形をしたグースネックは、スライスやフリ遅れを改善しやすいため安定したショットを打ちたい方におすすめです。リーディングエッジが後ろにあり、ボールが当たるタイミングが一瞬遅れます。そのため、球を捕まえやすくなっているので初心者の方にも向いています。

洋芝は葉が細かく柔らかいため、ボールが沈みやすくなります。ストレートネックは、ボールの下にリーディングエッジを入れやすいので洋芝との相性がいいのが特徴です。

フェースを開いて打つようになったり、より細かな操作をしてみたくなった中級者の方におすすめです。また中級者だけでなく、多彩なテクニックを習得したい上級者の方にも向いています。

和芝に合うグースネックを、洋芝にも合うように作られたのがセミグースネックです。リーディングエッジがストレートほど出ていないため、洋芝だけでなく和芝でも使いやすいのが魅力です。グースネックよりも操作性があるため、ゴルフに慣れてきた方にも向いています。

自分にぴったりのウェッジは見つかりましたか？しっくりくるウェッジを見つかれば、バンカーやラフでもきっと役に立ってくれます。手になじむウェッジを見つけてスコアアップを目指しましょう。