トランペットケースのおすすめ19選│背負えるリュック型・ソフトケースも

トランペットを保管して持ち運びにも使えるトランペットケース。トランペットを買うとついてくる純正のものはありますが、重くて持ち運びには適していないものもあります。そんな時におすすめなのが、持ち運びに便利なトランペットケースです。

トランペットケースには衝撃から守ることを重視したもの・軽量で持ち運びに適したもの・複数本保管できる大容量のものなど種類がさまざまです。

トランペットは少しぶつけただけでもすぐへこんでしまうほど繊細なもの。トラペット専用のケースを使用スタイルによって使い分けることが大切です。背負えるリュック型・ソフトケースタイプも紹介しますので、ぜひ最後までご覧いただき最適なトランペットケースを探してください。

ハードタイプは3タイプの中で一番、外部からの衝撃に強いケースです。トランペットを買った時についてくる純正のものもハードケースがほとんどです。

耐久性が高い分、重量が増すものが多いですが、共用の施設で利用する場合や自動車や飛行機などに荷物として積み込む場合には安心できるタイプです。

セミハードタイプはハードタイプの耐久性とソフトタイプの軽さを兼ね備えた使いやすいタイプです。内装は厚みのある固めのクッションで覆われて耐久性がありながらも、外装は軽量なものが使われており便利に利用できます。

ハードタイプに近いものからソフトタイプに近いものまで仕様が幅広いので、購入前に耐久性の確認をおすすめします。

ソフトタイプはとにかく軽量で持ち運びしやすいのが特徴です。内部にクッションパッドがついているものはある程度の衝撃にも耐えられます。ただし、ぶつけたり物の下敷きになったりすることには弱いので気を付けましょう。

硬い外装がないのが特徴で持ちやすく背負いやすいので、人の少ない場所や近場への持ち運びに適しています。

一言にトランペットと言っても、メーカー・型によって大きさ・形は異なります。そのため頑丈なハードタイプやセミハードタイプのケースを購入しても、きっちりと固定されなければケースのなかで動いて傷や故障の原因になる可能性があります。購入前にしっかりと固定されるかどうか、確かめてください。

トランペットケースには、手持ちタイプをはじめ、リュックのように背負うバックパックタイプや肩掛けショルダータイプなどがあります。リュック型は体への負担が少なく、長時間の移動にも最適です。

ハンド・ショルダー・リュックの3wayタイプもあります。シーンに合わせて持ち方を変えられるので多用途に使えます。置いた時に縦置きにも横置きにもできるタイプを選んでおくと便利です。

トランペットケースの材質には、金属の代替品として建材や家具材などにつかわれるABS樹脂、軽くて丈夫なグラスファイバーなど耐久性に優れているものから、軽量で防水性の強いナイロンやおしゃれな革など用途に合わせてさまざまです。

防水性能があるナイロンやグラスファイバー素材などは持ち運びの際の急な雨にも安心です。また、持ち手やファスナーの材質から防水性や強度もチェックしましょう。

トランペットケースには、1本収納用のシングルだけでなく、2本収納できるダブル・3本収納できるトリプルタイプもあります。持ち替えの楽器がある時や保管するときには複数本収納できるものが便利です。

また、小物や楽譜も入れられるスペースが広いものもあります。荷物が複数になるのを防ぎ、必要な備品の持ち忘れや紛失を防げるのでおすすめです。ポケットがついているタイプには楽譜など薄いものも収納できます。

ケースを選ぶ際に、トランペットがケースの中で動かず安定して固定されるかどうかは必ずチェックしておきましょう。動いて枠に当たると楽器が痛む原因になります。小物を入れたときにトランペットに傷がつかないかも点検しておきましょう。

金具や留め具が取れると、落として強い衝撃を与える原因になります。金具や留め具がしっかりした作りかどうかも確認しましょう。

毎日通学で持ち運びする場合は、軽量で持ちやすいものをおすすめします。ハードかセミハードの軽いリュック型の物なら、持ち運びが楽なうえに衝撃にも強いので、神経質な扱いが不要。毎日の持ち運びにピッタリです。

背負えるタイプは両手が空くので自転車を操縦する時も安全です。CCシャイニーケースはコンパクトでも衝撃に強いハードタイプなので、移動が多いけどぶつけて傷つけるのが怖いという場合におすすめします。

車の移動が多いなら、ハードケースがおすすめです。ブレーキをかけたときなどの急な衝撃にも強いので安心して乗せられます。とにかく楽器を守りたい方におすすめです。

また、自動車や空輸などでの運搬時に安心して荷物として詰め込むことが出来ますし、バスなどのトランクルームに預ける際にも安心というメリットがあります。衝撃に強い分重量が増すので、荷物として積んで移動する機会が多い方におすすめです。

小物や譜面台を別に持ち歩くのは大変です。そんなときは、ダブルケースの片側に楽器を入れ、もう片方に小物類を入れる方法もあります。容量によっては譜面台や楽譜も入れられますが、楽器に傷がつかないかどうかは確認しましょう。

また、マーカス・ボナのトリプルやバックのトリプルケースのような背面にジッパーの収納スペースがついているタイプは、大きい楽譜も入れられて便利です。

軽量で持ち運びが一番ラクにできるタイプがソフトケースです。ソフトケースは衝撃から保護する力は弱いですが、軽くて持ちやすいのがメリットです。中にクッションやパッドが入っているタイプなら多少の衝撃には耐えることができます。

ソフトケースはトランペットを保管・保護する目的ではなく、一時的な持ち運びに使うものと考えるといいでしょう。近場への短時間の移動に使うには最適なケースです。

1977年に設立して以来、トランペットケースだけでなく金管楽器・木管楽器全般のケースを販売し多くのアーティストに愛されてきたブランドです。近年では、ケースだけでなく金管・木管楽器の備品・お手入れ用品などのアクセサリも発売しています。

スタイリッシュなデザインで機能性にも優れているところが魅力です。種類が豊富で用途に合ったものを選べるのも嬉しい点です。

カラフルで豊富なカラーバリエーションが魅力のC.C.シャイニーケース。材質にグラスファイバーを使用しているため、コンパクトで軽量なのに楽器をしっかり衝撃から守れるハードタイプのケースです。

C.C.シャイニーケースⅡは重量が約1.kgという軽さで、B♭管トランペットのほとんどのメーカー・モデルが収納できます。

1982年から2002年までサンパウロ交響楽団でホルン奏者として活躍したマーカス・ボナ氏が設立したブランドです。奏者であるボナ氏自身が考案したケースは軽量・頑丈・コンパクトで実用性が高く、世界中の管楽器奏者に愛されています。

一つ一つハンドメイドで丁寧に製造されたケースは管楽器用ケースのトップブランドと位置付けられ、高い人気を誇っています。

アメリカの人気トランペットメーカーでありブラスの代名詞として多くのトランペット奏者から愛されるヴィンセント・バック。そのケースは軽量で長時間の持ち運びもしやすく、収納力にも優れています。

レザー素材とナイロン素材の2種類があり、手持ち・ショルダー・リュックの3wayな点なのも魅力です。シングル・ダブル・トリプルタイプは荷物の量や使用スタイルによってどれも人気の商品です。

1989年からスペインのバレンシアで主に管楽器のケースを製造しているメーカーです。すべての製品をハンドメイドで行い、モダンでエレガントなデザイン・丈夫な外装や軽量設計・運搬のしやすさなどが特徴です。

商品設計・材料の選択・生産をすべて自社で行い、楽器の輸送・保護からメンテナンスなどこだわりを持った品質管理をしています。

いいものを少しでも安く購入したい方は、中古品のトランペットケースから選ぶのもおすすめです。トランペットケースの中古品は、メルカリなどのフリマアプリや、ハードオフやセカンドストリートなどのリユースショップなどで購入できます。

中古のトランペットケースは、見えない場所に傷がある場合もあるので、なるべく実物を目で見て確かめられる実店舗で購入するのをおすすめします。また、フリマサイトで購入する場合は、出品者の評価などをしっかりと確認しましょう。過去の出品物や口コミなどを確認して信頼できそうな出品者から購入するのがおすすめです。

コンパクト化されたトランペットケースにはマウスピースの収納場所がない場合もあります。そんなときはマウスピースポーチがあると落下や凹み・紛失を防げ、また楽器に傷もつかず安心です。

シンプルながらしっかりした作りのギャラックスやプロテック、本革仕様のヤマハのケースをはじめ、スヌーピー柄やサンリオ柄のかわいいケースまで種類も豊富です。お好みのものを使うとさらにトランペットに愛着が湧きます。

トランペットケースは、トランペットを保護したり運搬にかかる負担を軽減してくれたりする便利なものです。重量やデザイン、収納できる容量作りなどをチェックして、あなたにベストなトランペットケースを選びましょう。お気に入りの機能やデザインのケースは、あなたのトランペットライフを豊かにしてくれるはずです。