ネイビーのヘアカラーおすすめ5選｜市販品のセルフカラーで染まる？似合う人も解説

近年コロナ禍の影響もあり、自宅でセルフヘアカラーをする方が増えているようです。しかし、セルフカラーだと、髪へのダメージや失敗して染めムラができないか心配ですよね。そんな中、市販のヘアカラーでも染めやすいネイビーの人気が高まっています。

ネイビー系のヘアカラーはブリーチなしでも発色しやすく、きれいな色が長持ちするので、セルフカラーで挑戦しやすいのがメリットです。派手になり過ぎず、髪色に規制のある学生・社会人でも取り入れやすいと好評です。

ネイビー系ヘアカラーは、ネイビーブルーやネイビーブラックなど色味のラインナップが充実しており、選べる幅も広いので似合うカラーを見つけやすいのも魅力です。気になる方は、この記事で紹介する「市販ヘアカラーの選び方」や「おすすめの商品」を参考にぜひ挑戦してみてください。

重たい印象になりがちな暗めの髪も、髪が光に透けた時に感じられるネイビーの青みが、美しい透明感を演出してくれます。

また、透明感とともにツヤが感じられるので、髪のダメージによるパサつきが気になる方でも、潤いのある髪に見せられるのもメリットです。ネイビーは、ダークトーンの髪色で黒髪とは一味違う、垢抜けた雰囲気を手に入れたい方に人気があります。

ネイビー系のカラーは色味の幅が広く、ダークトーンであれば華美な印象にはなりません。そのため、学校や会社の規則であまり派手な髪色にできない方にも挑戦しやすいメリットがあります。

光が透けた時に感じられるネイビーは、地髪に透明感がプラスオンされた見た目になり、知的なイメージや清潔感に繋がり好印象です。フォーマルな場所でも馴染むので、大人のスタイルにも似合います。

ネイビーカラーは日本人の地毛の色に近いので、肌馴染みがいいのが特徴です。特にブリーチなしで染めると暗めのネイビーと地毛との境目が目立たず、髪が伸びてもプリンの状態になりにくいのもメリットです。染め直さなくても、長い期間カラーを楽しめます。

ネイビーヘアカラーは色落ちするとグレー味のある髪色に退色していきます。赤味を抑えたグレージュのようなきれいなカラーが続くので、色落ちの過程さえも楽しめるのが魅力です。

また、次回ヘアカラーで別の髪色にカラーチェンジしたい場合も新しい色に影響しにくいので、気軽に挑戦しやすいカラーでもあります。

ネイビーヘアカラーは、ブルベで白肌の方がよく似合います。毛先にツヤ感・透明感が出るので、白肌を引き立てるのでおすすめです。

ここでは市販のヘアカラーでネイビーに染めたい方に向けて、失敗しないためのポイントを解説します。以下の内容を把握した上で、セルフカラーする or 美容室で染めてもらうのか最終決定しましょう。

先述したように、ネイビーヘアカラーは市販の商品でセルフヘアカラーが可能です。ただし、ブリーチなしでは染まりにくい髪質の方もいるので、セルフカラーに踏み切る前に以下のポイントを確認しておきましょう。

ここでは、ブリーチなしでもきれいにネイビーを発色させるためのポイントを紹介します。以下の項目をヘアカラーする際の参考にしてください。

1. 紫系の明るめヘアカラーを先に入れると、黄ばみなく青が発色しやすい
2. ヘアカラーしている最中は、室温を20～30℃にキープする
3. カラー剤は思っているよりも多めに塗布するとムラになりにくい
4. カラー剤は38℃程度の「ぬるま湯」で流す（流す前に揉みこむとなおいい）

以下に当てはまる方は、ブリーチなしできれいなネイビーに染めるのは難しい髪質です。該当する場合は一度、美容院やサロンでプロに相談されるのをおすすめします。

• 3〜4年以内にストレートパーマや縮毛矯正をした方（色が入りにくい）
• 黒染めをしている方（発色しにくい）
• 髪のダメージが激しい方（ムラになりやすい）

セルフカラーだと失敗が怖い方はプロにお願いしましょう。美容室でヘアカラーすると市販で済ますよりもお金がかかりますが、失敗するリスクは限りなく軽減されます。また、以下のように、美容室でヘアカラーするメリットはほかにもあります。

• ヘアケア剤が充実しているので、髪へのダメージが少ない
• アフターケアが充実している（アドバイスを受けながら色をキープできる）

初めてセルフヘアカラーをする人には「泡タイプ」が扱いやすくおすすめです。泡状のテクスチャが髪1本1本にしっかりと密着するので、頭にまんべんなく塗り込みさえすれば大きな失敗がありません。また、見えにくい後ろの髪にも塗りやすいのがメリットです。

ただし、乳液タイプやクリームタイプよりも染める力が弱いので、髪が太めの方は染まりにくい傾向があります。

伸びがいいとろみのある「乳液タイプ」は、ロングヘアなど広範囲を染めたい方におすすめです。また、泡タイプよりも色が入りやすいので、太い髪・水を弾きやすい髪など染まりにくい髪質の方にも向いています。量をたっぷり均一に塗るのが、染めムラのない美しい仕上がりにするコツです。

「クリームタイプ」は髪質を選ばずどなたでも使いやすいテクスチャです。数種類のカラー剤を混ぜてからブラシで髪に塗る仕様が多く、均一に塗るにはコツがいるため、初心者には少々扱いづらく感じる場合があります。

しかし、液垂れしづらく部分染めに向いているので、伸びた箇所だけリタッチしたい場合や、ポイントカラーをしたい時に便利です。

限りなく黒髪に近い「ネイビーブラック」は色持ちが良く、TPOを選ばないため、学生から大人まで取り入れやすいカラーです。髪が光に当たるとさりげない青味が透明感を生み出し、黒髪にはない洗練された印象を与えてくれます。

また、ツヤ感が強く感じられるので、髪のダメージやパサつきが気になる方にもおすすめです。

ブルージュ系のヘアカラーは、青にベージュが加わったニュアンスカラーで、ナチュラルな髪色に仕上げたい方におすすめです。ほんのりとした青味は主張しすぎず、髪の黄ばみを抑えてくれる程度の効果を発揮します。温かみのある自然な仕上がりなので、寒色系に抵抗のある方や、ブルー系初心者の方にも人気です。

スモーキーな印象の「ネイビーアッシュ」は、絶妙なくすみ感がこなれた印象を与えてくれます。グレーがかった色味が加わるので軽やかさが感じられ、暗めの髪色でも重たく見えません。また、赤味を抑える効果があるので、これまでの髪色からカラーチェンジする際にもおすすめです。

色鮮やかな「ビビッド系」のヘアカラーはアクセント使いにおすすめです。ハイライトやインナーカラーに採用すれば、狭い範囲でも自分らしい個性を表現できます。ただし、色落ちしやすい特徴もあるため、退色による変化を楽しむ気持ちで取り入れると、満足いく仕上がりになります。

特に＂ブリーチなし＂でネイビーのヘアカラーをする場合は、色が入りにくいケースが多いです。そのため、理想の仕上がりよりも1～2段階トーンの明るいカラーを選ぶと、なりたい髪色に近づけやすくなります。また、もともとの髪色が真っ黒に近い方にも同じことが言えるので、ぜひこの選び方を実践してみてください。

ヘアカラー剤をたっぷりと使用するのが、ムラなく髪全体に色を入れるコツです。髪が長い人は特に容量が足りずに染めムラができてしまう場合があります。大容量タイプもしくは、必要に応じて2箱以上用意しておきましょう。女性用のヘアカラーの多くは、セミロングで1箱を目安に販売されています。

最近のヘアカラーは髪へのダメージを考慮して、トリートメント付きの商品が多くなっています。それでも髪の傷み具合が気になる方には、カラー剤自体にもヘアケア成分が配合されている商品がおすすめです。保湿成分やトリートメント成分が入っているか、ぜひパッケージで確認してみてください。

市販品でのカラーリングの色持ちは、一ヶ月程度といわれています。しかし、ネイビーカラーは色が入りづらいこともあり、色落ちが早いです。色持ち期間はパッケージに記載されていないので、ネットなどで使用した方の口コミを参考にするのがおすすめです。

人気のネイビー系ヘアカラーは商品ラインナップも増えており、LOFTや東急ハンズ・ドラッグストアなど身近な店舗でも購入可能です。特に、ドラッグストアではカラーサンプルを置いている店舗も多く、リアルな仕上がりを想像できます。また、多くのメーカーや商品の中から探したいなら、Amazonや楽天などの通販サイトもおすすめです。

色落ちのスピードは、髪を染めた直後のケアにかかっています。カラーリング後1週間程度は、洗浄力の高い通常のシャンプーではなく、「ネイビーシャンプー」や「ネイビートリートメント」を使用して洗髪するのがおすすめです。

特にカラートリートメントは髪のダメージを補修しながら、髪にネイビーの色素を補充してくれるので鮮やかな色味とツヤが持続します。色落ちによる赤味を抑えたい場合にも効果的です。以下の記事では、おすすめのブルーシャンプーについて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

「ネイビーカラーを際立たせて個性的な髪色にしたいけれど、学校や職場の環境もあり大胆に染めるのは難しい」そんな方には、1日だけネイビーカラーが楽しめる「ヘアカラースプレー」や「カラーワックス」がおすすめです。

髪へのダメージが抑えられ、簡単にシャンプーで落とせるのがメリットです。気分によって着色する場所・色味を変えて、自分らしいヘアスタイルを楽しめます。

どんなスタイルとも相性のいいネイビーヘアカラーは、世代を問わず根強い人気です。色味によって雰囲気が変わるのもネイビー系ヘアカラーのメリットになります。ぜひ好みのネイビーカラーを取り入れて、自分らしいスタイルを見つけてください。