【レア】鍋島おすすめ10選｜フルーティーな日本酒の口コミ評価や人気銘柄を紹介

日本酒が国内で人気低迷していた時期がありました。しかし最近では、じわじわと若い人からの人気や評価もあがってきています。居酒屋はもちろん、バルやおしゃれなカフェバーなどでワイングラスを用いて飲む日本酒が注目を集めています。

”赤ちょうちん＝おやじ”の日本酒のイメージではなく、ワイングラスでおしゃれに飲めるとして若い女性からの人気も急上昇です。日本酒でありながら、フルーティーで飲みやすい白ワインのような味わいから、シャンパンのように発泡タイプもあります。

洋食にも合う日本酒が、海外からも注目を浴びるようになり、世界的なワインコンペで名を連ねる酒蔵も多くなっています。その中でも佐賀の酒「鍋島」はレアな日本酒で、その味・人気ともに中心的存在と言えます。

世界的なワインコンペ『インターナショナル・ワイン・チャレンジ2011』で、日本酒部門最優秀賞「チャンピオン・サケ」として「鍋島」は世界一に輝きました。

ワイングラスが似合う鍋島は、辛口なのに甘みも感じられてフルーティーで、リンゴのような香りもあるレアな日本酒として女性からも大変人気があります。米の旨味と発泡感を閉じ込めたようなフレッシュな味わいが多くの酒好きから注目を集めています。

「隠し酒」や「裏鍋島」など吞み口に期待を持たせるネーミングにもセンスを感じます。

佐賀県を代表する日本酒の酒蔵「富久千代酒造」は、大正末期創業です。現社長（杜氏）の飯盛直喜氏が昭和62年に、酒造を引き継ぎました。そして試行錯誤の末、平成10年に完成したのが銘酒「鍋島」です。名は一般公募から選び、藩主の「鍋島家」から命名しました。

飯盛氏は「九州佐賀を代表する地酒」を目指し、地元の米や水だけを使用してこだわりを貫いたことで、わずか4年で日本一の日本酒を創り上げました。その背景としては、購入者・酒販店・蔵元の目線に立って酒造りを行った点も大きく影響していると言えます。

ここでは、鍋島の人気銘柄についてご紹介します。実際に購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。鍋島は非常に種類が豊富のため迷う方も多いですが、ご自分の好みに合った一品をぜひ見つけてください。

鍋島の代名詞ともいえるフルーティさがしっかり感じられる吞み口です。ブドウのような酸味や若いリンゴのような香りが広がり、上品にまとめられている日本酒です。

日本酒世界一に選ばれたのが「鍋島　大吟醸」です。ワイングラスで吞むのに最適な日本酒として多方面からも人気があり、日本国内はもとより海外にも多くのファンがいます。

鍋島特別純米酒は、まろやかな甘みと苦みのバランスが良く、呑んだ時にふわっとほのかに甘い麹の香りを感じられます。第14回日本酒コンクール純米部門で日本一に輝いた銘酒です。

鍋島シリーズの定番ともいわれている純米酒、食中酒として料理の邪魔をせず呑みやすいです。また、白ワインに合うといわれている、牡蠣などの海鮮物との相性は抜群です。

ご存じの方も多いと思いますが「愛山」とは、山田錦を元として生まれた酒米の名です。兵庫県産愛山を45％使用し、華やかな香りとジューシーさが魅力の、極上銘酒としての名高さをもたらしています。

飲んだ瞬間に感動するほどの旨味が広がり、その後に少し感じる苦味が癖になる方が多くリピーターを増やしています。値段は高めですが、呑んで納得の銘酒です。

Passion＝情熱、社長飯盛氏の想いがネーミングに込められています。度数、酸度、共に非公開となっており、先入観を持たないで吞み口を味わってほしいとの思いが伝わってきます。

雑味を一切感じない濃厚な旨味。香りはほんのりメロンのようなジューシーな果物を、連想できます。他の鍋島シリーズにも共通しますが、杜氏である社長の意気込みも感じられる銘酒です。

数量限定で超レアな酒「Essence of nippon」は容姿からも漂う高級感が特徴です。社長である飯盛氏が自ら酒販店を回り、直接会い納得した店だけに卸・販売を行っている徹底したこだわりの酒です。

販売量も少なく、扱われる酒販店も限られており、希少価値も上がっているため入手しにくくなっています。オークションでも見かけられますが、偽物も出回っているという噂もありますので、正規販売店での購入をおすすめします。

パープルラベルとも呼ばれているこの日本酒は、兵庫県産山田錦を100％使用し、やや辛口の仕上がりになっています。山田錦を100％使用しているだけあって、米の旨味をしっかり感じられ、スキっとキレのある吞み口です。

数ある鍋島の中でも最も日本酒らしい一品と言えます。飲んだ瞬間に「旨い！」と何も考えず言葉が口をついて出る定番の酒です。日本酒好きから安定の人気を得ている銘酒として注目を集めています。

通称「裏鍋島」とも呼ばれ、2002年国際酒祭りの純米酒部門で日本一に輝いた銘酒です。その後も7年連続で金賞受賞、日本酒業界及び日本酒好きの間での評価の高さはキープされ続けています。

透明感のある上品な酒で、かつ香りも良くキレも抜群にいいため、通好みの日本酒として大変人気があります。他にも、鍋島同様に売り切れも早く入手困難と言われている銘柄です。

鍋島Black Label(ブラックラベル)は、最高級の酒米を使用し、食事に合うように作られたお酒です。詳しい材料などの内容に関しては、先入観を持って欲しくないとの理由から、トップシークレット扱いされています。

ものが好きな方には、鍋島ムーンシリーズもおすすめです。ムーンシリーズは、佐賀県に存在する酒造、富久千代酒造が製作しており、春にはフルティー、夏には爽やかなどそれぞれの季節に合わせたお酒が味わえます。

多くの日本酒ファンから好まれ、憧れられているのが鍋島「富久千代酒造」です。レアと言われる気品高い酒を造り、こだわりを貫く鍋島の口コミをご紹介します。

日本酒「鍋島」の口コミをリサーチしてみましたが、評価はほぼすべていいものばかりでした。表現が難しいほど美味しかった！との声や、値段の高さに見合った旨さを堪能し、また是非飲みたいなどの口コミが多く見受けられました。

・鍋島　大吟醸

日本酒「鍋島」は、全国にある特約店で購入できます。富久千代酒造は、信頼できる酒屋としか取引を行っていません。そのため、鍋島の販売は富久千代酒造から販売許可を受けている特約店に限られます。

「特約店で品切れしている」「特約店が近くにない」などの場合は、ネットショップで購入するのもひとつの方法です。ただし、ネットショップで購入する場合は、日本酒に適切な保管・配送方法がされているかをチェックしましょう。また、販売価格も定価の2～3倍に設定されている場合があるため注意が必要です。

酒を堪能し、楽しむのに欠かせないのがアテ（おつまみ）です。なくてはならない酒のおつまみですが、ひと口におつまみと言っても、日本酒のなかでも辛口、甘口とタイプによってピタッとハマるおつまみは人それぞれです。そこで、タイプ別に合うであろうおつまみをチョイスしてみました。

キリっとした辛口の日本酒には、海鮮系のイカ刺しや焼き魚がマッチします。天ぷらのように一見あっさりしているが、酒の味も邪魔しないような料理もおすすめです。古くから酒のおつまみとして常連で、奇をてらわないシンプルな料理が合うと言えます。

ある程度プロが造り、少し手を加える程度で家庭でも提供できるレトルト素材を利用するのもアリです。鍋島の辛口銘酒には、手の込んだものより酢の物、サラダもおすすめです。

鍋島の甘口は、深みがありトロっとしているようで吞み口がしつこくないので、甘みのあるおつまみでも相性はバッチリです。旨味の強い鍋島の甘口は味付けの濃い物でも決して負けないため、チーズやすき焼き、焼き鳥、サラミなども合います。

甘口をいただきながらさっぱり感も求めたいときは、魚介類のカルパッチョや焼き牡蠣などもおすすめです。

杜氏（社長）の強い想いが詰まった銘酒「鍋島」シリーズを詳しく紹介しました。高級でやや敷居が高いものから、旨味やこだわりは残してもリーズナブルなものまで、すべての日本酒好きを魅了し続けているブランドです。数量限定などで入手困難も多々ありますが、見かけたら是非購入をおすすめします。おうち居酒屋で世界のNABESHIMA（鍋島）を堪能してください。