Apple CarPlay対応ナビおすすめ6選｜対応アプリ一覧も

運転中に最新のナビを使ったり、突然の連絡に対応したりできるカーナビが後付けでもほしいと考える人も多いです。iPhoneのiOS対応ナビなら、手持ちのiPhoneを車につなげて使い勝手が良くなります。

Apple CarPlay（アップルカープレイ）とは自動車に搭載されたiOS対応のディスプレイを使って、運転中にカーナビなどのアプリを使うための機能ですが、これらの機能を使いこなせばより快適なドライブのお供になりますよ。いつもの車も高機能な車へとグレードアップします。

そこで今回は、CarPlay対応ナビを6点厳選して紹介します。また、CarPlayのおすすめの機能・対応アプリ一覧・対応機種・対応車種などについても詳しく紹介しますので、より快適なドライブを楽しみたい人はぜひ参考にしてみてください。

CarPlayとはAppleが開発したシステムで、iPhoneのアプリをカーナビ画面から車載専用のインターフェイスで操作・制御できます。スマホと車の接続では、類似する機能にミラーリングがあります。次世代CarPlayを2023年後半に発表すると表明したことで、より注目を集めています。

しかしミラーリングではiPhoneの画面をそのまま表示させるのみであり、実際の操作はできません。スマホを使用する感覚でアプリを操作する場合はミラーリングでは対応できないので、CarPlayに接続する必要があります。

CarPlay対応ナビが広まったきっかけとしては新車標準装備です。最近では、トヨタの主力車種でCarPlayに対応したディスプレイオーディオが標準装備となりました。iPhoneユーザーが多いのも追い風となり、一気に知名度が高まりました。

日産・ダイハツ・ホンダなどの日本製の車を生み出しているメーカーからもCarPlay対応のディスプレイオーディオやナビが増えています。

世界の新車の約80％がCarPlayに対応しているデータがある一方で、日本におけるCarPlay対応ナビの普及率はそれほど高くありません。

出始めの頃はCarPlayに対応しているカーナビは高額であり、普及のあしかせになっていたのです。あまりにも売れ行きが悪く、一時撤退した過去もありますが、現在は価格も低価格化が進み、普及していく見込みです。

電話アプリ・メッセージ・LINEなど対応アプリがたくさんあります。その他のCarPlay対応アプリをジャンル別で以下にまとめました。2023年も続々と対応アプリが増えているので、ぜひチェックしてみてください。

購入したばかりのカーナビは最新の地図が入っていますが、道は日々変化していきます。あの時の道や店が無くなっていた、新しく生まれ変わっていたと驚く場面も多々あります。

通常のカーナビは道の更新データを取り込む際お金がかかる上に、最新情報がナビデータに追いつかない場合もありますが、CarPlayを使うとiPhoneのナビアプリを活用できるため、地図データを常に最新状態で使用可能です。

車の運転をしながらの携帯電話の操作は法律によって禁止されています。そのため、連絡をとらなければならない時や、調べ物をしたい時は車を一度停める必要があります。そんなときに便利なのがCarPlayのハンズフリー操作です。

日本の法律では、運転中の画面を見ながらの操作は禁止ですが、ハンズフリー通話や音声での検索については禁止されていません。CarPlayはiPhoneに接続する特性から、音声声操作・Siriの利用・ハンズフリー通話が可能なので、運転中のとっさの連絡や調べ物にも適しています。

AI boxは車に搭載するだけで、車内で利用できるアプリを拡張できるアイテムです。車内でも音楽アプリや、YouTube・Netflixといった動画配信アプリを利用できるので、よりドライブが楽しい時間になります。

普段からiPhoneでサブスクリプションを契約して音楽を楽しんでいる人も多いですが、CarPlayで接続すると、スマホの音楽を車でも楽しめます。

カーナビの液晶画面からiPhoneを操作できるため、普段音楽を楽しむ感覚と同じように操作可能です。車に音楽を取り込まずとも、最新の曲をあれこれ楽しめます。

ふだんからYouTubeを見ている人にとっては特に嬉しい機能です。CarPlayに接続するだけで、世界中の面白い動画を楽しめるので、家族や友人など、一緒に車に乗っている人も退屈せずに、ドライブを楽しめます。

ただし運転中の動画視聴は法律で禁止されているので気をつけましょう。運転している間は、音声のみでYouTubeを楽しみ、どうしても見たい動画がある場合は一度車を停車させてから視聴するようにしてください。

ケンウッドは地デジやDVDドライブなどの機能が盛りだくさんのCarPlay対応機種を販売していたメーカーです。あまりの価格の高さにユーザーのニーズが合わず一時販売中止していたものの、CarPlay対応のディスプレイオーディオ市場のトレンドを研究し、最近では価格を抑えたモデルの販売を開始しました。

Pioneer（パイオニア）は、コツコツと国内でCarPlay対応品を展開してきたさきがけ的な存在です。これからiPhoneと車の接続が流行る時代がくると早い段階から見越していました。

そのため、ユーザーの「あったらいいな」に手が届く機能が付いている商品が多数あります。カロッツェリアのような過渡期モデルもあるため、さまざまなユーザーに響く商品が揃っています。

ALPINE(アルパイン)は2020年モデルのBIG DAからCarPlay対応商品の販売を開始した新参のメーカーです。しかし使いやすさなどからユーザーに広く受け入れられ、最新モデルでは更に機能面をブラッシュアップしたモデルも販売しています。

機能が数多くついたモデルのみならず、必要最小限の機能のみカバーしたものも販売し、オールレンジでの展開をしている点が特徴です。

ATOTO(アトート)はCarPlayをとりあえずどのようなものか試してみたい人におすすめしたい中国メーカーと言えます。2万円～の低価格を売りにしているATOTOの「F7」シリーズをはじめとした、コスパの高い商品展開が特徴です。

日本メーカーであるパナソニックのカーナビは、500種類以上のさまざまな車に取り付けが可能です。音質や映像に優れており、カーライフをより豊かにしてくれます。

初心者ドライバーや中高年ドライバーには使いやすいゴリラシリーズがおすすめです。画面が大きいため、CarPlayの操作がしやすく、地図や文字が見やすいです。価格は高めですが、機能性や視認性が高く、ストレスを感じさせないカーナビが欲しい方におすすめです。

以前はあまり見かけなかったCarPlayの対応車種ですが、近年では徐々に増えてきており、トヨタのGR SupraやホンダのOdyssey・スズキのSpaciaなど、多くの大手メーカーから販売されています。最新の情報は以下のサイトから確認できるので、ぜひチェックしてみてください。

CarPlayに対応しているナビは、AmazonなどのECサイトや、オートバックスなどのカー用品店でも購入できます。プロに相談しながら購入したい方や、取り付けに不安のある方はオートバックスなどの店頭で購入するのがおすすめです。

CarPlayはAppleが開発したiPhone向けのシステムであるため、AndroidスマホではCarPlayは使えません。しかしAndroidにも「Android Auto」という同様のシステムが存在するため、そちらをチェックしてください。

カーナビ機能はスマホのカーナビアプリとの併用が前提になります。これまでカーナビメーカーのナビソフトを使っていた人は、スマホのナビアプリの案内精度に慣れるまで大変かもしれません。

しかしはじめ使い慣れないとしても、CarPlay対応アプリを入れて何回か使っていくと慣れてきて、CarPlayがないドライブが考えられなくなるかもしれません。

スマホの利便性や快適さを運転中も味わえるため、iPhoneユーザーにはぜひとも試してもらいたいです。使い慣れるまで操作しにくいところもあるかもしれませんが、慣れてくるとその使い勝手の良さの虜になるはずです。CarPlay対応ナビで快適かつ便利なドライブをお楽しみください。