ブルーレイ対応カーナビおすすめ3選｜トヨタ純正ナビでブルーレイを見る方法

カーナビは車に乗るときに装備してあると便利です。道案内やハンズフリーで電話に出るなど、カーナビはさまざまな機能を兼ね備えています。お子さんがいるご家庭の場合、車の中で子どもの機嫌が悪くならないように動画を見せている方も多いですよね。

実は最近、ブルーレイに対応しているカーナビが発売されて話題になっているのをご存知ですか？ブルーレイ対応しているカーナビは、ご自宅で使用しているブルーレイディスクをそのまま車でも見られて、とても便利です。

この記事では、ブルーレイが見られるカーナビについて詳しく掘り下げていきます。カーナビをブルーレイ対応にするメリットやおすすめのカーナビとあわせ、トヨタ純正ナビ・ホンダ純正ナビを見る方法についても解説します。カーナビの購入を検討している方は、ぜひチェックしてください。

ブルーレイは、DVDよりも高画質かつ高音質な映像や音を楽しめるディスクです。ブルーレイはライブ感やリアリティをより深く感じられ、生演奏のような音楽や臨場感ある映像を楽しめます。さらに、容量もDVDより大きいのがブルーレイの特徴です。

見た目の大きさやデザインはCDやDVDとほとんど変わりはありませんが、DVDの5倍以上のデータを記録できます。一方、耐久性はDVDの方が高いです。DVDは読み取りスポットが大きいので、少々傷があっても問題ありません。

ブルーレイは読み取りスポットが小さいので、少しでも傷がつくと再生に支障が出る可能性が高いです。普及率は、数年前まではDVDの方が高かったものの、2021年にはブルーレイが逆転しています。録画データの品質にこだわる方が増えてきたといえます。

ここからは、ブルーレイ対応のカーナビの嬉しいポイントを紹介します。カーナビをブルーレイ対応にするべきか迷っている方は、ぜひチェックしてください。

ブルーレイディスクはDVDよりも5倍の容量があるため、1枚のディスクにたっぷりのデータを保存できます。ブルーレイディスクの種類によっては、最大12時間もの映像を入れておけるものも存在します。

容量が多い分、ディスク交換の手間が省けるのがポイントです。CDやDVDは流し終わった後、別のディスクに交換しなければなりません。しかし、ブルーレイディスクは1枚に大量のデータが入っているので、ずっと入れっぱなしにできます。

通常のカーナビでブルーレイディスクを流す場合、後から専用の機材をカーナビに取り付ける必要があります。その場合、車内に配線がむき出し状態になり、足場やシート周辺が雑多になってしまうのが難点です。

どうしても後付けにしたい方には、カーナビとは別にポータブルプレーヤーを車に設置できます。下記でブルーレイ対応のポータブルプレーヤーについても紹介しますので、参考にしてください。

こちらは、2021年モデルのブルーレイ対応カーナビです。470車種以上の車に取り付け可能で、高画質を実現する有機ELを搭載しています。

画面の大きさは10インチで、スマートフォン以上ノートパソコン以下のサイズです。映像が昔のカーナビに比べると断然きれいだといわれており、タッチ操作もしやすいのが魅力です。

こちらのカーナビは、2020年版モデルです。重さが3.3kgで、2021年版モデルよりも軽量ですが、製品自体のサイズは大きくなります。

最新版モデルとはボタン位置が変更になったり、画面の色に違いがあります。2020年版モデルは簡単操作が好みで、細かな機能は必要ない方におすすめです。

「パナソニック ストラーダ CN-F1X10BD」は2019年版モデルです。これまでに紹介してきたブルーレイ対応のカーナビの中では唯一、下記の3種類のナビ機能を利用できます。

• Android Auto
• Drive P@ss
• NaviCon^®

最初に紹介した2つよりも安く購入できます。スマホとの接続も可能で、YouTubeやNetflixも車内で見られます。

価格はカーナビのデザインや性能によって変わります。最新版はよりきれいな映像が見られますが、その分価格も高くなります。

基本的な機能があれば十分だと考える方には、数年前のモデルを購入するのがおすすめです。反対に、新機能や他にはないメリットがほしい方は、最新版のカーナビが適しています。

画面の大きさで決める方法もあります。ブルーレイ対応のカーナビは、映像を見やすいように大きいサイズで作られています。

また、車種によって備え付けできるカーナビのサイズは異なります。購入前に計測するのを忘れないようにしましょう。一般的な車に取り付けられるカーナビの大きさは7インチで、9インチ以上になると通常より大きく感じます。

解像度とは映像をどれくらいの鮮明さで映すのかを表す数値です。解像度が高ければ高いほど、きれいで繊細な映像が見られます。

ブルーレイディスクを見られるカーナビは、解像度が非常に高いです。DVDの多くは720pでつくられていますが、ブルーレイ対応のカーナビは1080p以上のスペックがあります。

Bluetooth機能は、最近のカーナビに多く備わっており、とくにドライブ中に音楽を楽しみたい方やハンズフリー通話をしたい方におすすめです。簡単に接続できて運転中の操作が不要なため、安全面においても大きなメリットがあります。

ブルーレイ以外にも地上波のテレビ番組をカーナビで見たい方は、ワンセグ対応している製品がおすすめです。さらに、高画質・高音質で楽しみたい方はフルセグ対応の製品を選びましょう。

しかし、フルセグ対応のものは高価ですが、山間部などではワンセグに切り替わってしまうため、使用する方によってはコスパがよくない場合があります。遠出をする方やコストを抑えたい方は、ワンセグ対応の製品をおすすめします。

YouTubeなどスマホで再生したものをカーナビに表示したい方は、ミラーリングができる製品がおすすめです。変換アダプタを使って接続する「有線タイプ」と、インターフェイスアダプタを使用して接続する「無線タイプ」があります。

しかし、使用しているスマホにミラーリング機能がないとせっかくナビが対応していても使えません。ミラーリング対応のカーナビを探す前に、まずはご自身のスマホの機能をチェックしましょう。

ブルーレイディスクは高音質かつ高画質が故に、繊細に扱わなければなりません。そのため、振動が多い車内に取り付けるのは不向きといわれています。カーナビにブルーレイ対応機能を搭載するには、頑丈かつ微細な部品が必要になります。

2022年6月現在、ケンウッド・アルパイン・カロッツェリアなどの有名カーナビ販売メーカーは、ブルーレイ対応のカーナビを販売していません。購入希望の方は、パナソニックの公式サイトをチェックしてください。

「新しいカーナビを買うのはもったいないけど、車内でもブルーレイを見たい」とお悩みの方には、後付けのブルーレイポータブルプレーヤーがおすすめです。トヨタ・ホンダ・日産などの純正ナビに、そのまま取り付けできます。

ブルーレイ対応のカーナビは、取り付け費用も合わせると10万円以上はかかります。後付けのポータブルプレーヤーの場合、2〜3万円程度に出費を抑えられます。ブルーレイポータブルプレーヤーについて詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせてご覧ください。

ブルーレイを保管する際は、紫外線や高温多湿を避けましょう。日が当たる場所にはおかず、専用ケースに入れて保管してください。湿気が気になる場合は、除湿剤も使用するのがおすすめです。きちんと保管すれば、10年以上は保管できます。

今回は、ブルーレイ対応カーナビについて詳しく解説しました。ブルーレイ対応のカーナビの特徴は、なんといってもそのきれいな音と映像です。お気に入りのカーナビを車に設置して、より快適なカーライフを送りましょう。